1-9:Prototype
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「ねぇお兄さん、私のこと抱いてみない?」
6番街スラムの風俗街。
ヒロインはターゲットの男に近付き、声を掛けた。
すぐに男に自分の身体を擦り寄せ誘い掛ける。
ヒロインは、わざと男の腕に胸を押しつけた。
「ねぇ…お願い」
艶めかしい声色を使うと、男がヒロインの胸元に視線を落とし、さらにヒロインの格好が下着姿に近いものと知ると、いやらしく舌なめずりをした。
「姉ちゃん、いくらだ?」
獲物が掛かったことを確信し、ヒロインは男の首に腕を回し、耳元で囁いた。
「私に満足したら、あなたが値段つけて」
妖艶な笑みを浮かべると、ヒロインは服の上から男の股間を指先でつーっとなぞった。
すでにいきり立ったそこに満足して笑う。
「楽しませてよ」
ヒロインの声に欲望を刺激されたのか、男はにやりと笑った。
『ヒロイン、ホテルの場所はB-22にある』
突然耳に忍ばせていた小型イヤホンにツォンから通信が入り、ヒロインははっと我に返った。
(私…本気で誘ってた?)
男に肩を抱かれ、さっきまでの熱に浮かされたような状態が嘘のように、ヒロインは身を固くした。
男の囁き声に嫌悪すら感じ、ヒロインは話を聞きながら、引きつった笑いを顔に張りつける。
先程の自分が消えていくような感覚思い出し、ヒロインは身震いした。
男を見ると、ずっとヒロインの身体を舐め回すように見ている。
自分が熱心に誘ったのだから仕方ないが、男はかなりその気になっているようだ。
このままでは、ホテルに入った瞬間襲われかねない。
こんな男に抱かれたくないと言うのが本心。
しかし、作戦はもう始まっている。
今更後戻りできるはずもなく、ヒロインはどうやって時間を稼ぐか必死に考えていた。
ホテルまでの道程をゆっくり歩き、その間に殺害命令が来ることを願ったが、その願いも虚しく、作戦場所のホテルに到着した。
『部屋は205号室だ。ベッド脇の引き出しに銃がある。できるだけ早く指示を送るから、命令があったらすぐ引金を引け。』
ツォンから指示を受け取り、ヒロインは男と共に部屋に入った。
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6番街スラムの風俗街。
ヒロインはターゲットの男に近付き、声を掛けた。
すぐに男に自分の身体を擦り寄せ誘い掛ける。
ヒロインは、わざと男の腕に胸を押しつけた。
「ねぇ…お願い」
艶めかしい声色を使うと、男がヒロインの胸元に視線を落とし、さらにヒロインの格好が下着姿に近いものと知ると、いやらしく舌なめずりをした。
「姉ちゃん、いくらだ?」
獲物が掛かったことを確信し、ヒロインは男の首に腕を回し、耳元で囁いた。
「私に満足したら、あなたが値段つけて」
妖艶な笑みを浮かべると、ヒロインは服の上から男の股間を指先でつーっとなぞった。
すでにいきり立ったそこに満足して笑う。
「楽しませてよ」
ヒロインの声に欲望を刺激されたのか、男はにやりと笑った。
『ヒロイン、ホテルの場所はB-22にある』
突然耳に忍ばせていた小型イヤホンにツォンから通信が入り、ヒロインははっと我に返った。
(私…本気で誘ってた?)
男に肩を抱かれ、さっきまでの熱に浮かされたような状態が嘘のように、ヒロインは身を固くした。
男の囁き声に嫌悪すら感じ、ヒロインは話を聞きながら、引きつった笑いを顔に張りつける。
先程の自分が消えていくような感覚思い出し、ヒロインは身震いした。
男を見ると、ずっとヒロインの身体を舐め回すように見ている。
自分が熱心に誘ったのだから仕方ないが、男はかなりその気になっているようだ。
このままでは、ホテルに入った瞬間襲われかねない。
こんな男に抱かれたくないと言うのが本心。
しかし、作戦はもう始まっている。
今更後戻りできるはずもなく、ヒロインはどうやって時間を稼ぐか必死に考えていた。
ホテルまでの道程をゆっくり歩き、その間に殺害命令が来ることを願ったが、その願いも虚しく、作戦場所のホテルに到着した。
『部屋は205号室だ。ベッド脇の引き出しに銃がある。できるだけ早く指示を送るから、命令があったらすぐ引金を引け。』
ツォンから指示を受け取り、ヒロインは男と共に部屋に入った。
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