3-1:小さな幸せ
ヒロイン
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「明日、久しぶりに外連れてってやるぞ、と。どこ行きたい?」
行きたいところ。
どこかあっただろうか。
レノの腕の中ということも忘れ、ヒロインは真剣に考える。
すると、レノが突然身体を弄り出した。
脇腹を擽られた身体が跳ねる。
「ほら、早く言わないと――」
レノの手がヒロインの豊かな胸を押し上げるように動いた。
「いじめるぞ、と」
「やっ、ダメ!」
身動きを制限された中で、ヒロインは必死に身を捩った。
しかし、レノの手はしつこくヒロインの弱い部分を攻める。
じわじわと追い詰めるように、ゆっくり時間を掛けて。
「やだ、くすぐったい!」
巧みなレノの擽り方のせいでヒロインの膝から力が抜けた。
すとん、とその場に崩れ落ちたヒロインは、恨めしそうにレノを見上げた。
「もう!」
「相変わらず感度抜群だな」
にやにやといやらしい笑い方をされ、ヒロインの顔が羞恥で朱に染まる。
「やっぱいいな、こういうの」
ヒロインを抱き上げると、「幸せだ」とレノが言った。
その時、ヒロインははっとした。
そう。
二人でいられるなら、幸せなのだ。
それがどこであろうと。
「ねぇ、レノ。明日は、二人でゆっくりしよう」
どこにも行かず、のんびりと。
ヒロインがそう言うと、レノの顔が曇った。
「やっぱ調子悪いのか?」
ヒロインは笑顔で首を振った。
「身体は大丈夫。最近は調子いいの。レノが一緒にいてくれるから」
それだけで十分だから。
そんな寂しそうな顔しないで。
今にも泣きそうなレノの頬を撫でると、レノがその手を取ってキスをした。
「俺もヒロインと一緒にいられて、幸せだぞ、と」
ずっとこうしていたいね。
二人で一緒に。
願わくは、永遠に――
To be continued...
2010/05/25
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行きたいところ。
どこかあっただろうか。
レノの腕の中ということも忘れ、ヒロインは真剣に考える。
すると、レノが突然身体を弄り出した。
脇腹を擽られた身体が跳ねる。
「ほら、早く言わないと――」
レノの手がヒロインの豊かな胸を押し上げるように動いた。
「いじめるぞ、と」
「やっ、ダメ!」
身動きを制限された中で、ヒロインは必死に身を捩った。
しかし、レノの手はしつこくヒロインの弱い部分を攻める。
じわじわと追い詰めるように、ゆっくり時間を掛けて。
「やだ、くすぐったい!」
巧みなレノの擽り方のせいでヒロインの膝から力が抜けた。
すとん、とその場に崩れ落ちたヒロインは、恨めしそうにレノを見上げた。
「もう!」
「相変わらず感度抜群だな」
にやにやといやらしい笑い方をされ、ヒロインの顔が羞恥で朱に染まる。
「やっぱいいな、こういうの」
ヒロインを抱き上げると、「幸せだ」とレノが言った。
その時、ヒロインははっとした。
そう。
二人でいられるなら、幸せなのだ。
それがどこであろうと。
「ねぇ、レノ。明日は、二人でゆっくりしよう」
どこにも行かず、のんびりと。
ヒロインがそう言うと、レノの顔が曇った。
「やっぱ調子悪いのか?」
ヒロインは笑顔で首を振った。
「身体は大丈夫。最近は調子いいの。レノが一緒にいてくれるから」
それだけで十分だから。
そんな寂しそうな顔しないで。
今にも泣きそうなレノの頬を撫でると、レノがその手を取ってキスをした。
「俺もヒロインと一緒にいられて、幸せだぞ、と」
ずっとこうしていたいね。
二人で一緒に。
願わくは、永遠に――
To be continued...
2010/05/25
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