2-6:恋慕
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翌朝、旅の準備を整えて宿屋前に集合することになり、ヒロインはティファとエアリスと共に服屋にいた。
「ね、これなんて似合うんじゃない?」
「そうね。あ、あれも素敵!」
「あの…そろそろ時間――」
ヒロインは困った顔をして二人を止めた。
かれこれ1時間、ヒロインは二人に勧められるまま試着を繰り返している。
「「あっ!」」
二人が同時に声を上げ、苦笑いをして顔を見合わせた。
「だって、ヒロインってどんな服着ても様になるから――」
「楽しくって、つい、ね」
「あ、ありがと」
二人が口々に誉めたため、ヒロインは照れて頬を赤くした。
内心いろいろな服を着るのは嬉しくて、ヒロイン自身楽しんでいたのも事実だった。
(こういうの、久しぶりだわ)
こんなに楽しい買い物は、レノと一緒に出かけて以来。
昔を懐かしみつつ、ヒロインは二人に声を掛けた。
「ね、どれが一番よかった?」
すると二人が同時に同じ服を手に取った。
それは、レノの髪と同じ色の鮮やかな赤いノースリーブの薄いニット。
それに因果のようなものを感じ、ヒロインは手に取った。
「ありがとう。じゃあ、これにするわ」
あとは動きやすそうなスカートを1着選び、3人は慌てて集合場所に向かった。
案の定、男性陣は待ちくたびれたとばかりに欠伸を噛み殺して立っていた。
「「「ごめんなさい」」」
3人が揃って謝ると、クラウドが大きく息をついた。
「遊びに行くんじゃないんだぞ」
クラウドにぴしゃりと言われ、3人は小さくなるしかなかった。
「まぁ、いい。これからセフィロスを追ってジュノンに向かう。ヒロイン、これを」
クラウドから渡されたのはPHSだった。
「固まって動くと目立つからな」
クラウドが6人を2組に分けた。
ヒロインはバレット、ティファと行動を共にすることになった。
「何かあったら連絡を――」
これから2組に分かれ、一路ジュノンを目指す。
To be Continued...
2007/05/17
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「ね、これなんて似合うんじゃない?」
「そうね。あ、あれも素敵!」
「あの…そろそろ時間――」
ヒロインは困った顔をして二人を止めた。
かれこれ1時間、ヒロインは二人に勧められるまま試着を繰り返している。
「「あっ!」」
二人が同時に声を上げ、苦笑いをして顔を見合わせた。
「だって、ヒロインってどんな服着ても様になるから――」
「楽しくって、つい、ね」
「あ、ありがと」
二人が口々に誉めたため、ヒロインは照れて頬を赤くした。
内心いろいろな服を着るのは嬉しくて、ヒロイン自身楽しんでいたのも事実だった。
(こういうの、久しぶりだわ)
こんなに楽しい買い物は、レノと一緒に出かけて以来。
昔を懐かしみつつ、ヒロインは二人に声を掛けた。
「ね、どれが一番よかった?」
すると二人が同時に同じ服を手に取った。
それは、レノの髪と同じ色の鮮やかな赤いノースリーブの薄いニット。
それに因果のようなものを感じ、ヒロインは手に取った。
「ありがとう。じゃあ、これにするわ」
あとは動きやすそうなスカートを1着選び、3人は慌てて集合場所に向かった。
案の定、男性陣は待ちくたびれたとばかりに欠伸を噛み殺して立っていた。
「「「ごめんなさい」」」
3人が揃って謝ると、クラウドが大きく息をついた。
「遊びに行くんじゃないんだぞ」
クラウドにぴしゃりと言われ、3人は小さくなるしかなかった。
「まぁ、いい。これからセフィロスを追ってジュノンに向かう。ヒロイン、これを」
クラウドから渡されたのはPHSだった。
「固まって動くと目立つからな」
クラウドが6人を2組に分けた。
ヒロインはバレット、ティファと行動を共にすることになった。
「何かあったら連絡を――」
これから2組に分かれ、一路ジュノンを目指す。
To be Continued...
2007/05/17
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