2-2:崩壊
ヒロイン
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四人は急ぎ足で地下水道を進んだ。
ヒロインとクラウドが先頭に立ち、途中邪魔をするモンスターを倒していった。
「ヒロインはどこかで訓練受けたのか?」
水鉄砲のように口から水を吐く河童のようなモンスターを切り、振り返ったクラウドが言った。
クラウドに背中を預けていたヒロインは、振り返りざまに攻撃を仕掛けようとしていたモンスターの眉間を打ち抜いた。
モンスターが醜い悲鳴を上げて倒れる。
辺りにもうモンスターがいないことを確認したヒロインは、銃を下ろした。
「あなたと一緒。元神羅」
ヒロインは笑って続けた。
「タークスよ」
「納得だな」
クラウドは特別驚くこともなく、軽く肩を竦めた。
その反応には逆にヒロインの方が驚かされる。
「何も聞かないのね」
「興味ないからな」
クラウドの反応はいつでも素っ気ない。
ヒロインは苦笑した。
「助かるわ」
ヒロインは内心何も聞かれなくてほっとしていた。
今までやってきたことは、何一つ偉そうに言えることではないから。
地下水道、列車墓場を抜けた先で見たのは、支柱で神羅と戦うアバランチの姿だった。
「昇るぞ!」
店にいるだろうマリンの保護をエアリスに頼み、ヒロインたち3人は支柱を昇った。
昇るにつれて激しくなる銃声。
悲鳴。
死体。
すでに悪夢のような光景に、ヒロインは唇を噛んだ。
既に破滅へのカウントダウンは始まっていた。
そして。
「作業終了」
最後のカウントを刻んだのは。
「レノ…?」
最も会いたいと願った人だった。
To be Continued...
2006/11/26
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ヒロインとクラウドが先頭に立ち、途中邪魔をするモンスターを倒していった。
「ヒロインはどこかで訓練受けたのか?」
水鉄砲のように口から水を吐く河童のようなモンスターを切り、振り返ったクラウドが言った。
クラウドに背中を預けていたヒロインは、振り返りざまに攻撃を仕掛けようとしていたモンスターの眉間を打ち抜いた。
モンスターが醜い悲鳴を上げて倒れる。
辺りにもうモンスターがいないことを確認したヒロインは、銃を下ろした。
「あなたと一緒。元神羅」
ヒロインは笑って続けた。
「タークスよ」
「納得だな」
クラウドは特別驚くこともなく、軽く肩を竦めた。
その反応には逆にヒロインの方が驚かされる。
「何も聞かないのね」
「興味ないからな」
クラウドの反応はいつでも素っ気ない。
ヒロインは苦笑した。
「助かるわ」
ヒロインは内心何も聞かれなくてほっとしていた。
今までやってきたことは、何一つ偉そうに言えることではないから。
地下水道、列車墓場を抜けた先で見たのは、支柱で神羅と戦うアバランチの姿だった。
「昇るぞ!」
店にいるだろうマリンの保護をエアリスに頼み、ヒロインたち3人は支柱を昇った。
昇るにつれて激しくなる銃声。
悲鳴。
死体。
すでに悪夢のような光景に、ヒロインは唇を噛んだ。
既に破滅へのカウントダウンは始まっていた。
そして。
「作業終了」
最後のカウントを刻んだのは。
「レノ…?」
最も会いたいと願った人だった。
To be Continued...
2006/11/26
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