ツンデレ取扱説明書
ヒロイン
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昼飯を食って戻ってみると、案の定、ヒロインは俺が出て行ったときの姿勢のままだった。
はぁ…
思わず溜息が出る。
俺は手にぶら下げたコンビニの袋を揺らしながら、ヒロインに近づいた。
その中からジュースの紙パックを取り出し、ぴとっとヒロインの頬に当てた。
「きゃっ!」
可愛らしい声でヒロインが叫んだ。
そのあまりに愛らしい声に驚きを隠せず、俺の目が丸くなる。
しかしヒロインは、口を手で押さえると、真っ赤な顔をして俺を睨んだ。
「…何?」
さっきとは正反対に、無理に低く押さえた声で話すヒロインがまた堪らなく可愛い。
俺はにやつく口元を誤魔化しながら、ヒロインに袋とジュースを差し出した。
「昼飯。まだだろ?」
「…別に、頼んでない」
しかし、ヒロインの視線は、俺の両手の先にあるものを見つめていた。
ヒロインがそそられないはずはない。
全部、ヒロインの好物なのだから。
それにも関わらず、ヒロインは受け取ろうともしない。
この意地っ張りめ。
俺はヒロインが手を伸ばしやすいように、机の上にそれらをおいてやった。
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はぁ…
思わず溜息が出る。
俺は手にぶら下げたコンビニの袋を揺らしながら、ヒロインに近づいた。
その中からジュースの紙パックを取り出し、ぴとっとヒロインの頬に当てた。
「きゃっ!」
可愛らしい声でヒロインが叫んだ。
そのあまりに愛らしい声に驚きを隠せず、俺の目が丸くなる。
しかしヒロインは、口を手で押さえると、真っ赤な顔をして俺を睨んだ。
「…何?」
さっきとは正反対に、無理に低く押さえた声で話すヒロインがまた堪らなく可愛い。
俺はにやつく口元を誤魔化しながら、ヒロインに袋とジュースを差し出した。
「昼飯。まだだろ?」
「…別に、頼んでない」
しかし、ヒロインの視線は、俺の両手の先にあるものを見つめていた。
ヒロインがそそられないはずはない。
全部、ヒロインの好物なのだから。
それにも関わらず、ヒロインは受け取ろうともしない。
この意地っ張りめ。
俺はヒロインが手を伸ばしやすいように、机の上にそれらをおいてやった。
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