Sweet Kiss
ヒロイン
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会社を出た私たちは、約束していた通り、美味しいコーヒーの店に向かって歩いていた。
その道中、ふと先刻の電話のことが気になったので、レノに尋ねた。
「あぁ、あの電話、か」
歯切れの悪いレノの物言いに、自然と訝しむような表情になってしまう。
別に、疑っているわけじゃないけど、私には言えないことなのだろうか。
「あー、そのー、ザックスと話してたんだ」
ザックス――確か、ソルジャー・クラス1stの人だ。
「今日、絶対にヒロインに告白するって宣言しちまったから、その中間報告をしてたんだ」
決まりが悪い顔をして、レノが頬を掻いた。
一方私は、想像したのとは全く違う展開に、思わず吹き出した。
「そっか。じゃあ、任務完了の報告しないとね」
「あぁ」
私たちは、二人で顔を見合わせて笑った。
END
2008/04/19
.
その道中、ふと先刻の電話のことが気になったので、レノに尋ねた。
「あぁ、あの電話、か」
歯切れの悪いレノの物言いに、自然と訝しむような表情になってしまう。
別に、疑っているわけじゃないけど、私には言えないことなのだろうか。
「あー、そのー、ザックスと話してたんだ」
ザックス――確か、ソルジャー・クラス1stの人だ。
「今日、絶対にヒロインに告白するって宣言しちまったから、その中間報告をしてたんだ」
決まりが悪い顔をして、レノが頬を掻いた。
一方私は、想像したのとは全く違う展開に、思わず吹き出した。
「そっか。じゃあ、任務完了の報告しないとね」
「あぁ」
私たちは、二人で顔を見合わせて笑った。
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