女と男の戦い
ヒロイン
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「てか、他の女にも同じ事言ってんじゃないわよねぇ?」
振り返った私は、レノの目をぎろりと覗いた。
「そんなわけないだろ、と!」
慌てて否定するところが怪しい。
じとーっと眉を寄せてレノを睨む。
「とにかく、部屋戻ろ…あっ!」
突然レノが慌てふためきだした。
自慢のスピードで部屋に向かって走り出そうと後ろを向く。
させるか!
咄嗟に手を伸ばし、レノのシャツを掴んだ。
「なぁに焦ってんの?」
レノを押し留め、まず私がリビングに足を踏み入れた。
そこには――
「…どういうことか、説明してくれる?」
レノのジャケットから転がり出た、薄紫の液体が入った小瓶が、一つ二つ。
「世界に一つの香水、ねぇ」
「いや、その…あーあれだ!なくなった時のために…っ!!」
問答無用。
どふっ。
「完全撃破」
腹を押さえて踞るレノに、にっこり笑った。
「さぁ、お仕置きの時間よ」
レノが両手を上げた。
「もうしません」
END
2007/10/16
.
振り返った私は、レノの目をぎろりと覗いた。
「そんなわけないだろ、と!」
慌てて否定するところが怪しい。
じとーっと眉を寄せてレノを睨む。
「とにかく、部屋戻ろ…あっ!」
突然レノが慌てふためきだした。
自慢のスピードで部屋に向かって走り出そうと後ろを向く。
させるか!
咄嗟に手を伸ばし、レノのシャツを掴んだ。
「なぁに焦ってんの?」
レノを押し留め、まず私がリビングに足を踏み入れた。
そこには――
「…どういうことか、説明してくれる?」
レノのジャケットから転がり出た、薄紫の液体が入った小瓶が、一つ二つ。
「世界に一つの香水、ねぇ」
「いや、その…あーあれだ!なくなった時のために…っ!!」
問答無用。
どふっ。
「完全撃破」
腹を押さえて踞るレノに、にっこり笑った。
「さぁ、お仕置きの時間よ」
レノが両手を上げた。
「もうしません」
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2007/10/16
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