Would You Marry Me?
ヒロイン
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
突然のプロポーズ。
ヒロインはばっと顔を上げてレノを見た。
そこには、真剣な顔でヒロインを見つめるレノ。
「どうしても、今日この時間に言いたかったんだ」
今日、この時間――
思い当たった一つの事柄に、ヒロインの目から涙が零れた。
――2年経って、俺がまだ生きてたら…
「お前に最高の幸せをプレゼントするぞ、と」
そう言って笑ったレノが、ポケットから小さな箱を取り出した。
「ヒロインに、受け取ってもらいたいんだ」
中から現れたのは、小さなダイヤが輝く指輪。
ヒロインは涙が止まらなくなり、両手で顔を覆った。
「ヒロイン…?」
不安そうなレノの声に、ヒロインは首を振る。
「レノっ…」
ヒロインは泣き腫らした顔を見せないようにレノに抱きついた。
「ありがとう」
ほっと息を付いたレノの吐息がヒロインの耳をくすぐった。
「一生かけて幸せにするぞ、と」
繋いだ左手の薬指には、夜空の星より鮮やかな輝き。
「もし今日から2年後、レノがまだ私を愛してたら――」
「もっと幸せにしてやるぞ、と」
END
2007/06/05
.
ヒロインはばっと顔を上げてレノを見た。
そこには、真剣な顔でヒロインを見つめるレノ。
「どうしても、今日この時間に言いたかったんだ」
今日、この時間――
思い当たった一つの事柄に、ヒロインの目から涙が零れた。
――2年経って、俺がまだ生きてたら…
「お前に最高の幸せをプレゼントするぞ、と」
そう言って笑ったレノが、ポケットから小さな箱を取り出した。
「ヒロインに、受け取ってもらいたいんだ」
中から現れたのは、小さなダイヤが輝く指輪。
ヒロインは涙が止まらなくなり、両手で顔を覆った。
「ヒロイン…?」
不安そうなレノの声に、ヒロインは首を振る。
「レノっ…」
ヒロインは泣き腫らした顔を見せないようにレノに抱きついた。
「ありがとう」
ほっと息を付いたレノの吐息がヒロインの耳をくすぐった。
「一生かけて幸せにするぞ、と」
繋いだ左手の薬指には、夜空の星より鮮やかな輝き。
「もし今日から2年後、レノがまだ私を愛してたら――」
「もっと幸せにしてやるぞ、と」
END
2007/06/05
.
5/5ページ