旧拍手小説集
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連載夢：第７話 予告
ジュノンで再会したあいつは、どこか遠くを見ていた。
不自然なぐらい饒舌で、よく笑った。
何かを避けるように。
また何かを隠しているのはすぐわかった。
無理をしてるのも。
俺は、上辺だけの平穏に逃げた。
あいつを傷つけたくなかったからじゃない。
自分が傷つきたくなかっただけなんだ――
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