Love Love Show!
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酔っ払ったツォンさんたちを置いて、別の居酒屋で飲み直していた俺たち。
何杯目かのビールを空けたヒロインが突然笑いだした。
「どうしたんだ、と」
「んー、皆まだまだだな、って」
俺は訳が分からず首を傾げた。
「だってね、皆お酒弱いのよ。ツォンさんなんて、ビール一気飲みしただけで顔真っ赤になるし、ルードも短銃♂も気が付いたら寝てるでしょ。ロッドはちょっと頑張ったけどまだまだ。やっぱりレノが一番強いわ」
そこまで一息にしゃべったヒロインは、口元を隠してまた笑っていた。
でも、ツォンさんが弱いのは分かるとして、ルードが酔い潰れるなんて、一体こいつ、何杯飲ませたんだ…?
「なぁヒロイン。だいたい皆どれくらい飲んだんだ?」
店員さんが持ってきたジョッキを受け取りながら、ヒロインはちょっと考える仕草を見せ、指を折って数えだした。
順調に折れては開いていく指。
それは飲ませすぎだろ…。
「レノが来るまでに、一人10杯ぐらいかな。私はこれで14杯目」
にこっと笑ったヒロインは、美味そうにビールを飲んだ。
俺は乾いた笑い声を零しながら、ヒロインに張り合い敗れたルードたちに同情した。
(酒に強すぎるのも考えものだな…)
END
2006/01/24
.
何杯目かのビールを空けたヒロインが突然笑いだした。
「どうしたんだ、と」
「んー、皆まだまだだな、って」
俺は訳が分からず首を傾げた。
「だってね、皆お酒弱いのよ。ツォンさんなんて、ビール一気飲みしただけで顔真っ赤になるし、ルードも短銃♂も気が付いたら寝てるでしょ。ロッドはちょっと頑張ったけどまだまだ。やっぱりレノが一番強いわ」
そこまで一息にしゃべったヒロインは、口元を隠してまた笑っていた。
でも、ツォンさんが弱いのは分かるとして、ルードが酔い潰れるなんて、一体こいつ、何杯飲ませたんだ…?
「なぁヒロイン。だいたい皆どれくらい飲んだんだ?」
店員さんが持ってきたジョッキを受け取りながら、ヒロインはちょっと考える仕草を見せ、指を折って数えだした。
順調に折れては開いていく指。
それは飲ませすぎだろ…。
「レノが来るまでに、一人10杯ぐらいかな。私はこれで14杯目」
にこっと笑ったヒロインは、美味そうにビールを飲んだ。
俺は乾いた笑い声を零しながら、ヒロインに張り合い敗れたルードたちに同情した。
(酒に強すぎるのも考えものだな…)
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2006/01/24
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