I wish...
ヒロイン
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その夜。
「ん、何してんだ、と」
「見りゃわかるじゃん」
枕元にルーズソックスを置く。
「コスプレでもしてくれんの?」
いやらしい笑みを浮かべるレノを鼻で笑う。
「あんた、エロいことしか考えられないの?赤毛のサンタさんが、よい子へのプレゼントをここに入れるの」
「…サンタは白髪だろ?」
「私のサンタさんは赤毛なの」
「……ルーズソックスなのは?」
「この方がいっぱい入るじゃん」
満面の笑みを浮かべるヒロインに、レノの顔が引きつる。
「……!じゃあその封筒は……?」
「サンタさんへの手紙♪」
「い、今更遅いだろ」
「あ、大丈夫。レノが赤毛のサンタさんに届けてくれるもん。はい」
無理矢理手紙を渡された。
「レノ、ちゃんとサンタさんに届けてね!おやすみ」
あっさり背を向けたヒロイン。
(クリスマスなのに、お預け……?)
溜息を吐いたレノは、赤毛のサンタさんへの手紙を開けた。
「……」
列挙されるブランド物の数々に絶句するレノ。
翌日。
赤毛のサンタさんは、愛しの彼女のリクエストに応えさせられましたとさ。
END
2005/11/28
.
「ん、何してんだ、と」
「見りゃわかるじゃん」
枕元にルーズソックスを置く。
「コスプレでもしてくれんの?」
いやらしい笑みを浮かべるレノを鼻で笑う。
「あんた、エロいことしか考えられないの?赤毛のサンタさんが、よい子へのプレゼントをここに入れるの」
「…サンタは白髪だろ?」
「私のサンタさんは赤毛なの」
「……ルーズソックスなのは?」
「この方がいっぱい入るじゃん」
満面の笑みを浮かべるヒロインに、レノの顔が引きつる。
「……!じゃあその封筒は……?」
「サンタさんへの手紙♪」
「い、今更遅いだろ」
「あ、大丈夫。レノが赤毛のサンタさんに届けてくれるもん。はい」
無理矢理手紙を渡された。
「レノ、ちゃんとサンタさんに届けてね!おやすみ」
あっさり背を向けたヒロイン。
(クリスマスなのに、お預け……?)
溜息を吐いたレノは、赤毛のサンタさんへの手紙を開けた。
「……」
列挙されるブランド物の数々に絶句するレノ。
翌日。
赤毛のサンタさんは、愛しの彼女のリクエストに応えさせられましたとさ。
END
2005/11/28
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