I wish...
ヒロイン
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もうすぐクリスマス。
恋人たちの聖なる夜。
――だなんて、誰が決めたのよ?
まったく、いい迷惑!
私の彼氏は、そんな甘ったるいイベントには全く無関心。
「ねぇレノー。もうすぐあれだね、ほら」
私が浮かれてレノにじゃれつくと、レノは雑誌から目も離さず言った。
「あー、あれだな。一年も終わるな」
どうでもいいと言わんばかりの反応に私は笑顔のまま凍り付く。
さすがにむっとしたけど、ここは我慢。
私はレノの読んでいる雑誌を取り上げ、ソファに寝転がるレノに馬乗りになった。
レノは一瞬眉間に皺を寄せたが、何を思ったのか、すぐに意地悪くにやっと笑った。
「何だ、ヒロイン。ヤりたくなったのか?ほら、気持ち良くしてやるからベッド行「違ーう!」
油断も隙もない。
いつのまに入れたのか、私のスカートの中で太腿をいやらしく撫でていたレノの手を思い切り叩いてやる。
「バカ!この色欲魔!クリスマスでしょ、ク・リ・ス・マ・ス!」
と、私は力説したが、途端にレノが白けたように欠伸をした。
「んなもん、どうでもいいだろ、と。クリスマスだろうが何だろうが、ヤること一緒だしな。――ってことで、ヒロインちゃん?」
嫌な予感。
怪しく微笑むと、私が逃げる暇もないほど素早く、レノは私の腕を掴んだ。
「ベッドとソファ、どっちがいいか選ばせてやるぞ、と」
.
恋人たちの聖なる夜。
――だなんて、誰が決めたのよ?
まったく、いい迷惑!
私の彼氏は、そんな甘ったるいイベントには全く無関心。
「ねぇレノー。もうすぐあれだね、ほら」
私が浮かれてレノにじゃれつくと、レノは雑誌から目も離さず言った。
「あー、あれだな。一年も終わるな」
どうでもいいと言わんばかりの反応に私は笑顔のまま凍り付く。
さすがにむっとしたけど、ここは我慢。
私はレノの読んでいる雑誌を取り上げ、ソファに寝転がるレノに馬乗りになった。
レノは一瞬眉間に皺を寄せたが、何を思ったのか、すぐに意地悪くにやっと笑った。
「何だ、ヒロイン。ヤりたくなったのか?ほら、気持ち良くしてやるからベッド行「違ーう!」
油断も隙もない。
いつのまに入れたのか、私のスカートの中で太腿をいやらしく撫でていたレノの手を思い切り叩いてやる。
「バカ!この色欲魔!クリスマスでしょ、ク・リ・ス・マ・ス!」
と、私は力説したが、途端にレノが白けたように欠伸をした。
「んなもん、どうでもいいだろ、と。クリスマスだろうが何だろうが、ヤること一緒だしな。――ってことで、ヒロインちゃん?」
嫌な予感。
怪しく微笑むと、私が逃げる暇もないほど素早く、レノは私の腕を掴んだ。
「ベッドとソファ、どっちがいいか選ばせてやるぞ、と」
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