恋に落ちたら...
ヒロイン
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ずっと目を背けていた気持ちを思わず口にしてしまい、ヒロインははっとして口を隠す。
レノは突然の告白に驚いたのか、しばらく硬直していた。
これから先も言うつもりのなかったことを口にしてしまい、ヒロインは顔を真っ赤にして弁明し始めた。
「私、ずっと先輩に憧れてて…それで、足手纏いになりたくなくて、認めてほしくて…それで気張っちゃって――」
「で、体調悪かったってわけか」
レノがにやっと笑った。
「可愛いトコあるんだな、と」
急にレノに覗き込まれ、ヒロインの心臓が跳ねた。
全て見透かされそうなレノのスカイブルーの瞳に見つめられ、ヒロインはさらに頬が紅潮するのを感じた。
「本当に俺のこと好き?」
「え、あ…はい」
あまりに唐突なレノの問いに、ヒロインはバカ正直に答えてしまってから、自分が言ったことを思い出し、パニックになる。
「あ、その…「俺も大好きだぞ、と」
にこっと満面の笑みを向けていたレノが、真剣な顔を作りヒロインを見つめる。
いつもと違い、真摯にレノに見つめられヒロインは目を逸らすことができなかった。
「好きだ、ヒロイン――」
あぁ、そんなに見つめられたら
逃げられなくなってしまう――
先輩、私…
本気で恋に落ちてしまいました――
END
2005/12/12
.
レノは突然の告白に驚いたのか、しばらく硬直していた。
これから先も言うつもりのなかったことを口にしてしまい、ヒロインは顔を真っ赤にして弁明し始めた。
「私、ずっと先輩に憧れてて…それで、足手纏いになりたくなくて、認めてほしくて…それで気張っちゃって――」
「で、体調悪かったってわけか」
レノがにやっと笑った。
「可愛いトコあるんだな、と」
急にレノに覗き込まれ、ヒロインの心臓が跳ねた。
全て見透かされそうなレノのスカイブルーの瞳に見つめられ、ヒロインはさらに頬が紅潮するのを感じた。
「本当に俺のこと好き?」
「え、あ…はい」
あまりに唐突なレノの問いに、ヒロインはバカ正直に答えてしまってから、自分が言ったことを思い出し、パニックになる。
「あ、その…「俺も大好きだぞ、と」
にこっと満面の笑みを向けていたレノが、真剣な顔を作りヒロインを見つめる。
いつもと違い、真摯にレノに見つめられヒロインは目を逸らすことができなかった。
「好きだ、ヒロイン――」
あぁ、そんなに見つめられたら
逃げられなくなってしまう――
先輩、私…
本気で恋に落ちてしまいました――
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