夢小説 狗巻棘
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狗巻がキレた。大掃除の時だった。手伝いに来てくれた狗巻は私の古いガラケーを見つけたらしい。狗巻は目をキラキラさせてガラケーをいじりまくった。多分私の昔の写真でも期待してたんじゃないかと思う、そういうやつだ。電源の落ちたガラケーを蘇らせるべく、やつは充電ケーブルを捜索し、色々なところの山を崩したが、見つからず、ふて寝をしながらガラケーをいじいじしていた。掃除が捗らないことを考えなければ、ここまでは良かったんだが。いじいじの過程で狗巻はガラケー裏のプリクラを発見したそうだ。寝っ転がっていた狗巻は今やハ◯ターハンターのゴンさんのごとく全身からオーラもとい呪力をほとばしらせ、私に無効化を切ること、自分の質問に嘘をつかないことを約束させた。世界一の正直者と化した私にゴンさん、じゃなかった、狗巻は問う。
「この男誰」
「中学の部活の先輩です」
「付き合ってた?」
「付き合ってないです」
「付き合ってないのに何でこいつは……」
手のひらで顔の半面を覆って、狗巻は尋ねる。「ほっぺにチューをしているの?」
正座した足が痛かった。主に義足の繋ぎ目が。キャラ変わってんじゃんウケる、とか冷やかして流そうか、と軽薄な考えが頭をよぎるが、今の狗巻に下手なことは言ってはいけない。いけないのだ。だというのに。
「ノ……」
「の?」
呪力によって建前を剥ぎ取られた口が勝手に動く。冷や汗が背中を伝った。ええいままよ。なるように、なれ!
「……ノリ、じゃね……?」
そうしてなるようになった私たちは「CR☆快楽絶頂寸止め調教〜各回のハメ撮り写真を比べてみよう!〜」みたいなプレイに及んだ。お前のかわいい〇〇〇〇〇を早く〇〇〇〇にぶちこんでくれ、とか両膝を抱えて言わされながら、私は当初の目的に思いを馳せる。大掃除いつ終わるんだろう……
「この男誰」
「中学の部活の先輩です」
「付き合ってた?」
「付き合ってないです」
「付き合ってないのに何でこいつは……」
手のひらで顔の半面を覆って、狗巻は尋ねる。「ほっぺにチューをしているの?」
正座した足が痛かった。主に義足の繋ぎ目が。キャラ変わってんじゃんウケる、とか冷やかして流そうか、と軽薄な考えが頭をよぎるが、今の狗巻に下手なことは言ってはいけない。いけないのだ。だというのに。
「ノ……」
「の?」
呪力によって建前を剥ぎ取られた口が勝手に動く。冷や汗が背中を伝った。ええいままよ。なるように、なれ!
「……ノリ、じゃね……?」
そうしてなるようになった私たちは「CR☆快楽絶頂寸止め調教〜各回のハメ撮り写真を比べてみよう!〜」みたいなプレイに及んだ。お前のかわいい〇〇〇〇〇を早く〇〇〇〇にぶちこんでくれ、とか両膝を抱えて言わされながら、私は当初の目的に思いを馳せる。大掃除いつ終わるんだろう……