第一章 「オカルト部へようこそ!」


「あ、瑛斗〜!
 鍵あった〜?」

と楓が走ってくる。

そんなに動くならお前がとってこいよ。
はぁ、大変だなぁ。

「って、部長!?」

「そ〜そ〜。
 階段ですれ違った。」

と言いながら、鍵を見せる。

「じゃあ、瑛斗の借りはそのままだね。
 残念でした〜。」

地味〜にイラつく煽り方しないでよ。
何が目的なんだよ?

「みんなネタある?」

「俺はありますよ〜。
 とっておきのネタを見つけてきました!」

「どうせ半分作り話でしょ。」

「オカルトなんてそんなもんですよ!
 作り話かどうかより、面白いかどうかですよ!」

「そうですよ!
 水脇先輩の言う通りです!」

「日向〜。
 いつから楓を味方にしたんだよ。
 はぁ。」

やっぱり、僕、忘れられてるよね?
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