第一章 「オカルト部へようこそ!」


そんなこんなで放課後。

僕の1日で1番騒がしいとされている時間だ。

社会科準備室へ向かう。
狭いけど、荷物が少ないから僕らにはうってつけだ。

「あれ、鍵開いてないじゃん。
 瑛斗、とってくるんだ〜!」

「昨日も取ってきたでしょ。」

「貸し作ったでしょ?」

「はいはい。」

めんどくせ〜。
優しいのか優しくないのか、どっちかにしろよ。

鍵を取りに職員室に向かう階段の途中で部長に会った。

手には、鍵!
よっしゃ〜!

「あ、瑛斗君取りに来てたんだ。
 ありがと。
 大体は僕も取りに来てるから大丈夫だよ。」

「あ、はい。」

この人が部長の、鈴木陸(すずき りく)先輩だ。

多分、1番常識人だと思う。
ごく稀に、頭のネジが外れるけど。

水脇先輩と比べたら、全然だと思う。
水脇先輩はほとんど毎日変なダンス踊ってる。
何してるんだろ。
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