第一章 「オカルト部へようこそ!」
「じゃ、俺のクラス2階だから。
じゃね〜。」
「また放課後〜!」
1年生は1階、2年生は2階、3年生は3階。
という、とてもわかりやすい校舎だ。
去年は1年が2階だったらしいけど。
「なんで水脇先輩に彼女ができないのかな〜?
あんなに面白くて、優しくて、かっこいいのに。」
「頭悪いからじゃない?
たまにネジぶっ飛んでるし。」
「先輩にそんなこと思ってんの?
やば〜。」
水脇先輩と会った後のこいつは、珍しく女子らしい。
このご時世、女子らしいとかは危ないけどね。
“恋する乙女”ってやつか?
難しいな。
