第三章 「オカルト部の実証実験!」
そんなこんなで、金曜日。
「少年が現れたのは、次の曲がり角。
ここから見とく?」
「怪しまれそうじゃない?」
部長はそう言った。
同感。
ここから動かなかったら結構怪しまれるだろ。
どうする?
「1人だけ残って、電話してる風はどう?」
お、たまにはいいこと言うじゃん。楓。
「じゃあ、もしもの時のために日向か。
言い出しっぺだろ?」
「いやいや、責任は部長ですよね〜?」
「じゃ、解散するか。
僕は責任背負えないからさ。」
「はぁ!?
逃げるんですか〜?」
「戦略的撤退だよ。」
「わかりました。
俺が残りますよ。」
「よっしゃ〜!」
なんなんだよ、この2人。
こういうところだよ。
部長の頭のネジが外れてるとこ。
真面目なオーラ出しといて、これなんだから。
