第二章 「オカルト部に伝わる話!」


「すみません。
 どこまでが事実で、どこからが盛ってるんですか?」

あまりにも曖昧すぎて、口を開いてしまった。

「ぶつかった、とは言ったけどすれ違ったくらい。
 ってことくらいかな〜。」

「それ、盛ってるって言います?
 っていうか、少年に会ったってのは本当なんですね?」

「そうだよ。
 いまだに信じれないけどね。」

僕だって信じられない。

架空の話でしょ。
しかも、オカルト部発祥。
嘘に決まってる。

何かの見間違えじゃない?

「話は一旦終わるんだけど、
 みんなに提案したいことがあって。」

いつものふざけた調子のない水脇先輩がそう言った。

「提案?」

と僕ら3人は首を傾げる。

「本当かどうか、確かめてみない?」
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