第8特殊消防隊
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(なんで、こんな事になっているんだろぅ……)
○○はアーサーと絡まり合う机の下で冷静になって考えていた
雑務が終わらないと桜備から連絡を受け、第七所属にも関わらず、お礼に皇国有名店のケーキと言う言葉につられて手伝いに来た○○
夕食をご馳走になり、もうひと山書類を片付けようと今回借りているアーサーの机に着いた
そこに夕食とシャワーを済ませたアーサーがやって来た
「そのイスはキャメロット城の真の王が座るイスだ」と言い張り積んであった書類をめちゃくちゃにして、○○がその書類を拾おうとするとしゃがんだ○○にアーサーが躓いて転んだのである
しかもその時、火縄中隊長とマキが部屋に入ってきたため、慌てて机の下に隠れたのである
「火縄中隊長……流石にここではマズイのではないのでしょうか?」
「何を言っているマキ。
いつもと違う場所でも平常心を保っていられるかどうかは大切な事だ」
「はい!火縄中隊長!」
すごく業務っぽい内容に聞こえたと思った次の瞬間、ドンっと机の上に何かを乗せる音がした
「中隊長……優しくしてください」
「耐えれる体作りをしろと軍人時代から言っているだろう」
「あっ、そこは……やぁ……」
○○は耳を疑った
二人が付き合っている
いや、今はそんな事どうでもいい
マキの甘える様な喘ぎ声と湿っぽいキスの音が次々と入ってくる
「火縄…中隊長……もぅ、入れて下さい……欲しぃです……」
耳を塞ぎたいのに両手はアーサーの背中に回っているため自由がきかない
(来るんじゃなかったぁー)
「いくぞ、マキ」
「はぃ……中隊長…きてくぅださぃ……ぁっ……」
マキの声がいっそう色気を増す
「あっ、そんなっ……気持ちくてぇ………ぁあ!!」
○○は半べそになりながらどうにかして聞かないフリをしようとしてギュッと目を閉じた
一方アーサーはずっとうつ向いている
「マキ、そろそろイクがいいか」
「……はぃ、私ももう……ぁ…ぁ…イクっ!!」
しんっと一瞬で部屋が静まりかえった
○○はゆっくりと目を開ける
「たいぶ慣れてきたようだな」
火縄中隊長がメガネをイジる音がする
「火縄……中隊長に……丁寧に教えられてますから……」
マキがはぁはぁと息をきらしながら答える
○○が、バレませんように!と祈っていると、二人が部屋を出ていったのが分かった
「アーサー、アーサー」
○○はホッとしてアーサーに声をかける
(私達もこの状況を脱出しなきゃ)
「……」
「アーサー?」
返事のないアーサー
肩は上下を繰り返しており呼吸は確認できる
「○○……手を貸してくれないか」
「手?いいよ」
手を引いて起こしてくれるとか?なんて思いながら気軽に返事をした
アーサーは○○の手を握る
「ぇ!?」
彼女の手はアーサーの股間に当てられていた
ズボンの布越しにアーサーのソレが固くなっているのが分かった
「ア、アーサー……」
彼は聞いているのかいないのか、返事はない
手を添えた○○の手で自分のそれを撫で始める
「……はっ」
アーサーの呼吸が乱れ、熱っぽい声が響く
○○の手は下着の下に入れる
「握って……」
彼の声が体を痺れさせるように響く
ギュッと握ると、それはドクドクと脈打っていた
彼の手が再びそえられ、手は上下に動かされる
熱っぽい声に呼吸が上がる
「○○……」
ピクっと彼の体が僅かに痙攣する
その時、彼に掴まれた手が温かく粘度のある物に包まれた
満足そうな表情でアーサーが○○を見つめ肩に顎を乗せる
「気持ちよかった」
耳元で囁かれたその一言で
今起こった出来事が脳内を駆け巡る
頭から体から、カーッと熱くなるのを感じた
「騎士王も男だからな」
○○の考えを察したのか彼はそう呟いた