第8特殊消防隊
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※桜備と○○が一般消防隊員の同僚設定
「また隊員からの告白を断ったのか?」
「……なんで知ってる」
「○○は一般消防隊員からの憧れの的だからな」
消防署の事務室
休憩時間に二人は窓から外を眺めていた
天照の白い煙が見える
火災の黒く重たい煙がないこの景色は平和の象徴
「面識のない人ばかりで……よく分からない」
「俺なんてどうだ?」
「ん?」
「俺なら面識あるし、○○のだいたいの事知ってるぞ」
はっはっはー。と笑う桜備
こいつ、今何の話をしてたのかわかってる?
と○○は状況をいまいち掴みかねている
「……ふざけてるのか?」
疑心暗鬼
○○は眉間にシワを寄せる
「ふざけているわけないだろぅ
俺がこんな事ふざけて言えるタイプだと思うか?」
「いや……思わない」
そう桜備はふざけて相手をバカにしたり、からかったりしない
相手を無駄に傷付ける事はしない
「俺にしとけよ」
○○の体は逞しい胸筋と鍛え上げられたう腕に包み込まれた
「俺となら好きなラーメン屋分かってるし、危ない時には助けてやれるし……」
桜備はそこまで言って言葉を詰まらせる
○○が顔を上げる
真面目な顔をした桜備が見つめている
「違うな。今のは言い訳だ
嫌だと思ったんだ、○○が他の男と一緒に居るのを見るのは」
彼の腕に力がこもる
「俺だけのそばにいて欲しい
俺だけを見て、俺だけの隣にいてくれないか?」
「……」
「ぃゃ、そのっ、言葉足らずではあると思うのだが……察して欲しい……」
桜備の頬から耳にかけてが赤く染める
「ずっと好きだったんだ……○○の事」
それを聞いた○○は彼の胸板に顔を埋める
背中に手を回し力いっぱい抱き着く
「これからよろしく」
○○の言葉に桜備は笑みを零した