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SS

140字SSまとめ。
・最初のものほどあたらしいです
・CP記載がないものはすべてウィルラスです
※お題はすべて診断メーカー様(https://shindanmaker.com/375517/https://shindanmaker.com/587150)よりお借りしています

記事一覧

  • どっちが、

    20190307(木)21:06
    ぐ、と一息に腰を進めると、受け入れる側の彼から苦しげな声が洩れた。自分もたいへんなのに、それでもおれのを懸命に受け入れようとする姿がいとおしい。と、頭に手が触れる感触。「……お前は…可愛いな」どっちがですか。そう上気した顔で撫でられてはたまらない。今夜はまだはじまったばかりだ。
  • 男のロマン

    20190307(木)21:06
    朝、恋人がしゃぶって起こしてくれるなんて健全な男なら一度は妄想すると思う。もちろんおれだってそのひとりだ。……下半身にあつまる血液と熱い粘液の感触。覚えのありすぎる快楽に意識がはんぶん呼び起こされる。「っ、ふ、……まだ、起きない…な」そこに広がる妄想通りの光景。これは夢なの、か?
  • 慰めてよ

    20190307(木)21:05
    偵察任務なんです、と出撃していった彼を送り出した夜。触れられないことがこんなに堪えることだったとは知らなかった。もう後ろの刺激がないと達することができない身体を指で慰め、そのたびに彼のがほしい、たりないと奥が疼く。…帰ってきたら覚悟しておけ。今はいない彼に向かって胸の中で呟いた。
  • 愛が歪んだ

    20190307(木)21:05
    ぎし、と二人分の体重を受け止めたスプリングが悲鳴をあげた。むりやり組み敷いた彼の目はなぜ、どうしてという疑問でいっぱいに揺れている。それに罪悪感を感じると同時に、おれの心は暗い悦びでいっぱいになっていた。――ずっと頭の中でぐちゃぐちゃにしてた憧れの人を、この手で犯せるのだから。
  • こっちの台詞です

    20190307(木)21:05
    内臓を押し上げるような圧迫感とともに熱を持ったものが中に侵入してくる。浅く呼吸をすることしかできない俺に、一呼吸ついたウィルはそっと手を頬に添えてかわいい、なんて熱に浮かされた声色で呟く。一心不乱に俺だけを求めてくるお前の方がよほど、という言葉は快楽の波へと流されていった。
  • 惚れ直した?

    20190307(木)21:04
    ふだんのぽやんとした雰囲気からは想像もできないくらい、最中の彼は飢えた狼のような貌をする。あまりの豹変ぶりに目を奪われていると、視線に気づいたのか「どうしました?」と頭上から声が降ってきた。お前に見惚れていた、なんて返したら、どんな顔をするんだろうな。
  • だれにもおしえてあげないよ ※R18

    20190307(木)21:04
    ぐずぐずになったうしろからごぽり、とおれがさっき出したものが溢れてくる。その刺激にも身を震わせる想い人は、さっきまでの行為のにおいを色濃く残した顔で、たりない、もっと、と腰を揺らしてきた。隙なんてないです、みたいな人にこんな顔があったなんて、みんなが知ったらどう思うんだろうな。
  • 終末の、過ごし方。

    20190307(木)21:03
    明日はとうとう魔の島に乗り込む日だ。おれみたいな村人上がりが、世界の存亡をかけた戦いに参加できるなんて。情けないですよね、おれ未だに手が震えてるんです、と自嘲気味に笑うと、隣の彼はおれの手を握って、大丈夫だと一言。それだけで安心して震えがおさまってしまう。――大丈夫。戦える。
  • 朝食を御一緒しませんか ※現パロ

    20190307(木)21:03
    いつまで経っても起きてこない彼の様子を見に行くと、まだ眠りの中にいたいのか、未だにベッドで寝息を立てていた。起きろ、と揺さぶっても軽く呻くだけで起き上がるそぶりがない。冷めるぞ。つい口から出たその一言で、彼は起きます、とベッドから体を引き剥がした。腹の虫には勝てなかったのか。
  • 明日を考えよう

    20190307(木)21:02
    明日は強行軍だ、きつくなるぞ、と押し倒そうとしていたおれを制止したその人は、そのままおれごとベッドに体をあずけ睡眠をうながしてきた。薄い布越しに伝わる体温で眠気が呼び起こされるけれど、それ以上に触れたい欲が高まってくる。明日のことは分かってるけど、これじゃあ生殺しもいいところだ。