画廊………夢小説と夢小説の絵

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私は眠りに付いた。そして、夢の中で、露伴さんと、一緒にご飯を食べている所でした。
「露伴さん…」
「…どうした?」
私はその、露伴さんが息でふーと冷まし、持って目の前に差し出されたスプーンを見ます。そして身体が、どうすれば良いか分かってるように動き、口を近づけパクリと食べました。
具だくさんの茶碗蒸しだった。
露伴さんが横を向き咳払いしました。
「こほん。少し、今日は胃の消化に悪いかもしれないが、たまには色んなものも食べたいだろう?少し食べやすいように茶碗蒸しにいれてみたんだが…。」

露伴さんは、何か言葉を飲みこんでいるのでしょう。私には、咳払いする瞬間、かわいいと聞こえたと思って顔が熱くなりました。
「その…れは、その…。」
露伴さんはゴニョゴニョ言う私の言葉を待ってくれましたが更に私はかんでしまいました。
「あ、あの、…食べやついです。」
私は、もっと自分の気持ちを表現出来たら良いのにと、思い切って、言ってみました。
「とても、美味しいです。」
露伴さんは、多少表情が緩み、口の端をくいっとあげて、スプーンの中の具を冷まし、食べさせてくれます。
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