画廊………夢小説と夢小説の絵

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私はその後沢山質問した。彼の名前は岸辺露伴、そしてスタンド?という能力の事、自分の能力。私は火力を操る事ができる。例えば爆発を不発にするという事もできるのですかと質問すると、

そこで露伴さんは、言葉に詰まった。
突然、辛そうな感情が瞳によぎる。それでも笑顔になり、私に言った。

貴女は、火事に巻き込まれた。貴女は能力を使った。火事はそのおかげで収まり、そして、貴女はスタンドを使った反動で眠りについた。

露伴さんの感情を抑えたような声に私は、これは、本当の事じゃない、何か、隠している
と感じた。
けれど、こんなに世話を焼いてくれた人の事を無理矢理聞き出したり、傷つけたくない。私は気が付かないふりをした。

それに、露伴さんといると、この人なら信じられると、感じられる。
私は安心し、ゆっくり、まぶたをとじ、また、眠りについた。露伴さんは手を取って握り支えてくれた。
「また、…夢に、どうか、僕といたいと…願ってくれ…。」
眠りにつく前そんな露伴さんの声が聞こえた気がした。私はそんな夢を見られたら素敵だなと眠りにつく寸前に露伴さんに返事をした。
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