画廊………夢小説と夢小説の絵

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目の前の人は私に手を伸ばした。
髪を、なでられるのかもしれない。。
ゆっくり手が髪にふれていく。
そっと囁くように。その人は言った。
「貴女は今、記憶が混濁して分からないのですよ。」
思った通り髪をなでられる。なぜなのかとてもゆっくりした気持ちで心地良い。
「今は寝て下さい。」
私は瞼を閉じる。髪の撫でる感触を感じながら、そしてもう少し、こうしていたいと思いながら、いつの間にかゆっくり眠りについていた。
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