短いお話雑多
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『あ、せんぱーい!』
海咲は公園でお昼を食べようと空いているベンチを探していると見知った先輩がベンチでお弁当を食べているのを見て近寄った。
『一緒にいいですか?』
「あぁ。」
風見は短く答えると少しずれて後輩のために席を空けた。海咲は座ると持っていたレジ袋からサンドイッチを出して食べ始めた。その手首からチラリとブレスレットが見えると風見はそれをジッと見つめ、その視線に気付いた海咲は思い出したように言った。
『先輩、上手くいきました?』
「ん?」
『ほら、クリスマスに女性にプレゼントをしたいけど何をプレゼントしていいかわからないから参考に私の欲しい物聞いてきたじゃないですか!』
「あぁ…まぁその様子なら上手くいったんじゃないか?」
『え?なんで疑問系?』
ーそれは当然だ。それは降谷さんに頼まれて君の欲しい物を聞き出すための方便だったんだから。
風見が聞き出した海咲の欲しかった物が海咲の手元で光っているのだ、上手くいったんだろうと風見は内心安堵した。
『今度紹介して下さいね!』
「…機会があればな。」
『そんな勿体ぶって…実は私もよく知ってる人ですか?』
知ってる人も何も君だ。とは口が裂けても言えないので風見は適当に誤魔化した。
おわり
海咲は公園でお昼を食べようと空いているベンチを探していると見知った先輩がベンチでお弁当を食べているのを見て近寄った。
『一緒にいいですか?』
「あぁ。」
風見は短く答えると少しずれて後輩のために席を空けた。海咲は座ると持っていたレジ袋からサンドイッチを出して食べ始めた。その手首からチラリとブレスレットが見えると風見はそれをジッと見つめ、その視線に気付いた海咲は思い出したように言った。
『先輩、上手くいきました?』
「ん?」
『ほら、クリスマスに女性にプレゼントをしたいけど何をプレゼントしていいかわからないから参考に私の欲しい物聞いてきたじゃないですか!』
「あぁ…まぁその様子なら上手くいったんじゃないか?」
『え?なんで疑問系?』
ーそれは当然だ。それは降谷さんに頼まれて君の欲しい物を聞き出すための方便だったんだから。
風見が聞き出した海咲の欲しかった物が海咲の手元で光っているのだ、上手くいったんだろうと風見は内心安堵した。
『今度紹介して下さいね!』
「…機会があればな。」
『そんな勿体ぶって…実は私もよく知ってる人ですか?』
知ってる人も何も君だ。とは口が裂けても言えないので風見は適当に誤魔化した。
おわり