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茹だるような昼下がり。
柔らかなソファーに並んで座る。
彼の隣は私の特等席だ。
彼が吐き出した紫煙がゆるゆると天井へと登って消える。
「ね、煙草って美味しいの?」
気怠げに煙草を吸う彼は妙に色っぽくて好き。
その姿を隣で眺めるのが私の秘かな楽しみだ。
「別に美味かねぇよ」
ふぅっと吹きかけられた紫煙に思わず目を瞑る。
「これで十分だろ?」
悪戯っぽく笑う彼に唇を塞がれる。
キスは甘くほろ苦い味がした。