🐰
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「じゅーとぉ、居る??」
帰宅直後の自宅にやって来たのはマスクを付けた彼女だった。
「お前、風邪か?」
「いや、予防。はいこれ銃兎の分」
差し出された袋を受け取ると中には乳酸菌飲料、マスク、うがい液、のど飴、除菌スプレー…最近コンビニやドラッグストアでよく見るウイルス対策をうたう商品ばかりだった。
「これ、何だよ」
「インフルエンザ対策。お互い体調が第一でしょう?」
袋の中を漁りながら彼女が言う。
「えーっと、これ。これは帰って来たら服にシュッシュして、出掛ける時はマスクして、こっちは寝る時用の潤いマスク。これは枕元に置く除菌のヤツでこっちは…」
「STOP!STOP!STOP!!」
「なに?」
「こんなに買って来やがって…、てか先ず効くのかよこれ…」
「病は気からって言うでしょ!はい、これはペン型ウイルス除去なんちゃら!」
スーツのポケットに挿しておいてね、と有無を言わさずポケットに差し込まれる。
「絶対にインフルになんかかかれないんだから!じゃ、流行が治るまでは接触禁止で!」
何かあったらLINEか電話してね!そう言い残して嵐のように去っていった彼女には呆れて何も言えなかった。
(流行が治るまで本当に接触してくれなかった。)
帰宅直後の自宅にやって来たのはマスクを付けた彼女だった。
「お前、風邪か?」
「いや、予防。はいこれ銃兎の分」
差し出された袋を受け取ると中には乳酸菌飲料、マスク、うがい液、のど飴、除菌スプレー…最近コンビニやドラッグストアでよく見るウイルス対策をうたう商品ばかりだった。
「これ、何だよ」
「インフルエンザ対策。お互い体調が第一でしょう?」
袋の中を漁りながら彼女が言う。
「えーっと、これ。これは帰って来たら服にシュッシュして、出掛ける時はマスクして、こっちは寝る時用の潤いマスク。これは枕元に置く除菌のヤツでこっちは…」
「STOP!STOP!STOP!!」
「なに?」
「こんなに買って来やがって…、てか先ず効くのかよこれ…」
「病は気からって言うでしょ!はい、これはペン型ウイルス除去なんちゃら!」
スーツのポケットに挿しておいてね、と有無を言わさずポケットに差し込まれる。
「絶対にインフルになんかかかれないんだから!じゃ、流行が治るまでは接触禁止で!」
何かあったらLINEか電話してね!そう言い残して嵐のように去っていった彼女には呆れて何も言えなかった。
(流行が治るまで本当に接触してくれなかった。)