職場の給湯室で溜息つきながら珈琲入れてる同期（3徹目で殺気立ってる）を見つけて背後から近付いたら、手首を捻り上げられる銃兎。

「入間ッ💢」
「おやおや、気が立ってらっしゃるようで…」
「誰のせいだと思ってる💢」
イライラしてる彼女の腰を掴まれてない方の手で撫でる。
「つーか、お前また痩せただろ？ちゃんと食ってるのか？」
「ちょッ！触るな変態！！」
「別に減るもんじゃないしいいだろ」
「私の精神が擦り減る！誰かに見られたらどーすんだ！私に近付くな！」
「はいはい、分かりましたよ…」

「そんなにイライラしてると視界が狭まるぞ、甘いものでも食って少しは落ち着け」
って彼女の好きなお菓子を手に握らせて頭ぐしゃぐしゃって撫でて、彼女が淹れたコーヒーをスマートに奪っていく。
「余計なお世話だ！まぁ、お菓子は有り難く貰ってやろう…っておい！それ私のコーヒー！！入間！聞いてんのか！銃兎ォ!！」

馬鹿デカ声で2人で騒いでいるから見られていなくても廊下まで聞こえてるし、職場ではイライラしてる彼女に銃兎がちょっかいを出すのは割と名物（逆も然り）

銃兎は彼女の拘束なんて躱せるし、すぐに解けるけどワザとかかってあげてる。
彼女もそれは何と無く分かってはいるから悔しい。