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夢小説設定
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「ね、左馬刻デートしよ!」
そう言って〇〇が部屋に乗り込んで来たのは平日の朝早くの事だった。
「…あぁ?お前仕事は?」
「やすみ!ほら行くよ!!」
寝起きには眩しいほどの笑顔を向ける〇〇にあれよあれよと身支度を整えられて数十分後には車に乗っていた。
「何処行くンだよ」
赤信号で煙草に火を付け、窓を少し開ける。夏の生ぬるい風が車内に侵入してくる。
「水族館!海は暑いし焼けちゃうけど水族館なら涼しいでしょ?」
イルカショーとペンギンのお散歩が観たいんだ〜。なんて呑気な事を言う〇〇の額にデコピンをかます。
いたい!と涙目で額を抑える〇〇を無視してアクセルを踏み込んだ。
人気のない薄暗い館内、壁一面に広がる大きな水槽。
フヨフヨと自由に浮かぶクラゲを見つめる〇〇の顔を青白い光が優しく照らす。
「綺麗だね」
嬉しそうに俺の腕に掴まるとへらりと笑ってみせた。
その笑顔があまりにも綺麗でムカついたので無防備な額に再びデコピンをかます。
「なんでおデコばっかり狙うの〜!」
「うるせェ」
文句を言う煩い唇を噛み付くように塞いでやった。
そう言って〇〇が部屋に乗り込んで来たのは平日の朝早くの事だった。
「…あぁ?お前仕事は?」
「やすみ!ほら行くよ!!」
寝起きには眩しいほどの笑顔を向ける〇〇にあれよあれよと身支度を整えられて数十分後には車に乗っていた。
「何処行くンだよ」
赤信号で煙草に火を付け、窓を少し開ける。夏の生ぬるい風が車内に侵入してくる。
「水族館!海は暑いし焼けちゃうけど水族館なら涼しいでしょ?」
イルカショーとペンギンのお散歩が観たいんだ〜。なんて呑気な事を言う〇〇の額にデコピンをかます。
いたい!と涙目で額を抑える〇〇を無視してアクセルを踏み込んだ。
人気のない薄暗い館内、壁一面に広がる大きな水槽。
フヨフヨと自由に浮かぶクラゲを見つめる〇〇の顔を青白い光が優しく照らす。
「綺麗だね」
嬉しそうに俺の腕に掴まるとへらりと笑ってみせた。
その笑顔があまりにも綺麗でムカついたので無防備な額に再びデコピンをかます。
「なんでおデコばっかり狙うの〜!」
「うるせェ」
文句を言う煩い唇を噛み付くように塞いでやった。
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