下着姿で鏡の前でむうむう唸っている彼女ちゃん

「なにやってんだ？」
「ん～？ねぇ、いちろぉ…私太ったよねぇ」

そう言う本人はお腹周りや太腿を恨めしそうに摘まんだり、撫でたりしている。

「そうか？そんな事ねぇぞ？」
「一郎のごはんおいしいから食べすぎたな～」
ダイエットしようかなぁ、とぼやく彼女を後ろから抱きしめて、華奢なウエストラインをするりと撫でる。
「んな必要ないだろ。ウエストもくびれてるし、腹筋のラインも出てる」
「ちょッ、一郎くすぐったい」
薄らと浮かぶ腹筋の縦線を骨張った指がつぅとなぞるから彼女は思わず身動ぎをする。
腕の中で身動ぐ彼女を逃がすものかと腰に添えられていた大きな手で少し乱暴に引き寄せて、彼女が恨めしそうに摘んでいた腹や太腿をゆっくりと撫でていく。



「お前の腰のライン滅茶苦茶エロいし、このモチモチな尻も太腿も俺は好きだぜ？」

耳元で囁けば彼女の顔が真っ赤に染まっていくのが鏡越しによく見える。
耳朶にキスを落として「それじゃダメか？」と囁けば茹でタコみたいな彼女が照れ隠しに胸板をぽかぽかと殴るのが可愛くて仕方がない。