「なんかダリィかも？」と言い出す2️⃣
熱を測るとまあまあな高熱。
体温計を見た瞬間に弱気になる。
「もうだめ…死ぬ…」
「死なない！冷えピタ貼って、水分摂って、寝る！」
テキパキと看病する🚺
「リビングに居るから何かあったら呼んでね？」
「ん、なぁ…手握って？」
俺が寝るまででいいからさ、と熱に潤む瞳で言われたらダメとは言えずベッドの横に座って2️⃣の手を握る。
「なぁに？寂しくなっちゃった？」
「…ダメかよ」
「ダメじゃないよ」
彼の赤い頰を撫でれば気持ちよさそうに閉じる色違いの瞳
「〇〇の手ぇ冷たいな」
「ジローは熱いね」
ぽつぽつと会話をしていた彼の瞼がとろりと溶けて、規則正しい寝息を立て始める。
熱のせいだろう。
彼の閉じた瞳から流れた涙を拭って、
「早く良くなってね」
愛おしい彼の泣きぼくろにキスをした。




多分2️⃣は熱が出ててもダルいなぁ…調子悪いなぁって思ってる位で、1️⃣とかに「2️⃣顔赤くないか？」って言われて熱を測って初めて熱が出ている事に気づくよね。
（3️⃣に馬鹿だからな…って言われる）
熱出てるのに気付いてからキュゥ…って急に弱くなっちゃう。
熱のせいでぽろぽろ泣くし、吐いたりしたら最後…
「ごめ…ッ、さっき食べたの吐いちゃった……、折角作ってくれたのにぃ〜〜😭💦」って不安になってギャン泣きする。
いつも元気いっぱいだからこそ年一の発熱に不安いっぱいで弱気になっちゃうから、「大丈夫だよ、水分摂って寝ようか」「後で熱下がったらまた作ってあげるから」って声掛けてあげないとメンタルお豆腐になっちゃう。
うるうるの色違いの瞳で上目遣いでしおらしく「手握ってて」「そばにいて」とか言うから庇護欲とか母性が溢れる。