1️⃣
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二郎と三郎を送り出してそろそろ仕事に行こうかと思ったところで鳴り響く着信。
スマートフォンの画面に表示されたのは彼女の名前
「〇〇?どうした?」
『あ、一郎くん?急にごめんね、今大丈夫かな…?』
「おう、大丈夫だぞ。どーした?」
『あのね、急で申し訳ないんだけどお仕事をお願いしたくて』
いつもより少し気怠げな声がふわふわと言葉を紡ぐ。
『…風邪の看病とかってお願い出来る?』
「そりゃ、出来るけど誰のだ?」
『…私、です』
「はぁ⁉︎」
『昨日の夜から調子悪くて…』
ばつが悪そうに告げる彼女。
「すぐ行くから待ってろ」
萬屋ヤマダ、本日休業
幸い、入っていた仕事はご近所さん家の草取りとか簡単なものだったので日程を調整して後日伺う旨を依頼主に伝え、ドラッグストアで必要なものを買い揃えて彼女の家に着く頃には汗だくで息も切れ切れだった。
「〇〇、大丈夫か?」
「そんなに急いで来て来れなくても良かったのに…、ごめんね?」
「心配だったんだよ」
買ってきた解熱用のジェルシートを彼女の額に乗せて氷枕を用意してやる。
「つめたくてきもちぃ」
熱に浮かされて弱々しく笑う彼女。
手を握ってやると汗ばんだ手が握り返してくれる。なんでこんなになるまで一人で耐えたのか、なんですぐに呼んでくれなかったのか、言いたい事は沢山あった。
「あのさ…、依頼としてじゃなくて普通に俺を頼ってくれよ」
「…ごめんなさい」
「別に怒ってる訳じゃないぞ?」
「うん、分かってるよ。…あのね、一郎くんはお仕事忙しいし、二郎くんや三郎くんも居るのに私が一郎くんを独り占めしたら悪いかなぁと思っちゃって、お仕事として依頼すれば良いかなって思ったの…」
ごめんなさい、と悲しそうな顔をする彼女のいじらしさが酷く愛おしい。
抱きしめて、キスをして、ぐちゃぐちゃにしてやりたい衝動を抑えて熱っぽい頰に触れる。
「あのな、こういう時は周りなんて気にせず思いっきり甘えていいんだぞ?俺は迷惑だなんて思わないし、弟達だっていつまでもガキじゃねぇんだ。俺が居なくたって何とかなる」
「俺はお前が一人で苦しんでる方が辛い…次からは何かあったらすぐ俺を頼ってくれよ?約束な?」
「うん、わかった」
頬を赤くしてふにゃりと笑う彼女。
ちょっとずつでいい、周りの目や正当化する理由なんて無しに彼女が俺を頼ってくれる様に少しずつ甘やかしてやろう。
(俺無しじゃ生きていけない位に、)
後日、彼女から
「いちくん‼︎ムシ‼︎虫がっ‼︎お家の中を跋扈してるの〜〜😭💦助けてッ!」って電話が来るから
「よっしゃ‼︎すぐ行くから待ってろ‼︎」
ニヤニヤしながら害虫駆除道具を持って彼女の家に向かう1️⃣がいる。
2️⃣「え、にいちゃんどうしたんだよ…ニヤニヤしながら出てったけど…」
3️⃣「〇〇さんから虫を退治して欲しいって連絡があったんだって」
2️⃣「あ〜〜、頼って貰えたんだ」
3️⃣「そうみたい」
って弟達にもちょっと引かれる位彼女を溺愛してる1️⃣。
スマートフォンの画面に表示されたのは彼女の名前
「〇〇?どうした?」
『あ、一郎くん?急にごめんね、今大丈夫かな…?』
「おう、大丈夫だぞ。どーした?」
『あのね、急で申し訳ないんだけどお仕事をお願いしたくて』
いつもより少し気怠げな声がふわふわと言葉を紡ぐ。
『…風邪の看病とかってお願い出来る?』
「そりゃ、出来るけど誰のだ?」
『…私、です』
「はぁ⁉︎」
『昨日の夜から調子悪くて…』
ばつが悪そうに告げる彼女。
「すぐ行くから待ってろ」
萬屋ヤマダ、本日休業
幸い、入っていた仕事はご近所さん家の草取りとか簡単なものだったので日程を調整して後日伺う旨を依頼主に伝え、ドラッグストアで必要なものを買い揃えて彼女の家に着く頃には汗だくで息も切れ切れだった。
「〇〇、大丈夫か?」
「そんなに急いで来て来れなくても良かったのに…、ごめんね?」
「心配だったんだよ」
買ってきた解熱用のジェルシートを彼女の額に乗せて氷枕を用意してやる。
「つめたくてきもちぃ」
熱に浮かされて弱々しく笑う彼女。
手を握ってやると汗ばんだ手が握り返してくれる。なんでこんなになるまで一人で耐えたのか、なんですぐに呼んでくれなかったのか、言いたい事は沢山あった。
「あのさ…、依頼としてじゃなくて普通に俺を頼ってくれよ」
「…ごめんなさい」
「別に怒ってる訳じゃないぞ?」
「うん、分かってるよ。…あのね、一郎くんはお仕事忙しいし、二郎くんや三郎くんも居るのに私が一郎くんを独り占めしたら悪いかなぁと思っちゃって、お仕事として依頼すれば良いかなって思ったの…」
ごめんなさい、と悲しそうな顔をする彼女のいじらしさが酷く愛おしい。
抱きしめて、キスをして、ぐちゃぐちゃにしてやりたい衝動を抑えて熱っぽい頰に触れる。
「あのな、こういう時は周りなんて気にせず思いっきり甘えていいんだぞ?俺は迷惑だなんて思わないし、弟達だっていつまでもガキじゃねぇんだ。俺が居なくたって何とかなる」
「俺はお前が一人で苦しんでる方が辛い…次からは何かあったらすぐ俺を頼ってくれよ?約束な?」
「うん、わかった」
頬を赤くしてふにゃりと笑う彼女。
ちょっとずつでいい、周りの目や正当化する理由なんて無しに彼女が俺を頼ってくれる様に少しずつ甘やかしてやろう。
(俺無しじゃ生きていけない位に、)
後日、彼女から
「いちくん‼︎ムシ‼︎虫がっ‼︎お家の中を跋扈してるの〜〜😭💦助けてッ!」って電話が来るから
「よっしゃ‼︎すぐ行くから待ってろ‼︎」
ニヤニヤしながら害虫駆除道具を持って彼女の家に向かう1️⃣がいる。
2️⃣「え、にいちゃんどうしたんだよ…ニヤニヤしながら出てったけど…」
3️⃣「〇〇さんから虫を退治して欲しいって連絡があったんだって」
2️⃣「あ〜〜、頼って貰えたんだ」
3️⃣「そうみたい」
って弟達にもちょっと引かれる位彼女を溺愛してる1️⃣。