2️⃣
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「幸せになる為には好きな人の手を離さない事」
純白のドレスを身に纏った彼女が言う。
「二郎くんも、幸せになってね」
「…うん、」
「どうしたの?元気ないじゃん!!」
ほら笑って、優しく微笑む彼女が眩しい。
ねぇ、〇〇姉ェ。
好きな人の手を掴むことすら出来なかった俺はどうなんの?
「結婚おめでとう!」
俺は今、ちゃんと笑えてるかな。
こんな事なら、望みはなくとも当たって砕けてしまえば良かった。