一郎は彼女が「一郎いい匂いする〜〜」って抱きついてくると、「そうか？」って自分の服を嗅いでみる。
「自分じゃわかんねぇな😅」って笑って「〇〇はいつもいい匂いするぞ？」って彼女を抱き締める。
多分一郎は柔軟剤とお日様の香り。


「二郎、なんかいつもと違う匂い…」ってすんすん匂いを嗅ぐ彼女に「はぁ！？ちょ、やめろって！！」耳まで真っ赤にして逃げるけど自分から壁際に逃げてしまい、結局逃げられず「今日体育あったからマジで勘弁して…」って恥ずかしそうに言う二郎とニンマリ笑って抱き着く彼女。
柔軟剤と制汗剤の香り。


「三郎くんって赤ちゃんみたいな匂いするね」
「は？何、馬鹿にしてるの？」
怪訝そうにこちらを見つめる三郎。
「してないよ！柔らかくて優しい匂いがする」
ぎゅーって抱き着く彼女に満更でもないけど、「やめろって！はーなーせー！！」って引き剥がそうとする三郎は石けんの香り。


山田家はみんなおんなじ匂いがベースで、そこにそれぞれ香水とか制汗剤の香りとかがするんだなーって考えると愛おしい…