賽は投げられた
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……カンカンカンカン……
……カンカンカンカン……
電車が通り過ぎて行く。
線路からの音がふっと消え、再び電車がやってくる。
電車の前に人影が宙に投げだされた。
プアーッ!!
プップーッ!!
金属のこすれるけたたましいブレーキ音をさせるが……
……ドーン!!!!
鉄の塊と人が衝突し、人が大きく前方に飛んだ。
騒然とする駅のホームで男が叫ぶ。
「あいつだ!あいつが落としたんだ!」
そう言って、指さした先には
白衣を羽織った女性が立っていた。