可愛さ余って憎さ百倍
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5月5日 午前12時25分
宇宙センター・通路
「それにしても”北野照夜”って誰なんですかね?」
心音は息を切らしながら尋ねた。
廊下を急ぎ足で進む鬼風に必死についていく。
「さぁな」
鬼風は肩越しに振り返ることなく答え、そのまま言葉を続ける。
「気になるのもわかるが、まずは爆弾を解除することだけを考えろ。人質たちのことは警察に任せるしかない」
「でも、王泥喜センパイやしのぶが……!」
「落ち着け」
鬼風は足を止め、心音のギュッと唇を引き結んだ顔を見つめる。
「不安なのはわかる。だからこそ、優先順位を間違えるな」
ふっと鬼風は表情を緩めた。
「タイムリミットはあと三時間半。焦るなよ」
「だって、鬼風さん!間に合わないって言ったじゃないですか!!」
「さっきは私も取り乱したが」
突如、心音のスマートフォンから音が鳴り、振動した。
鬼風が顎で心音のスマートフォンを指し示す。
怪訝そうに心音がスマートフォンを取ると、画像が送られてきていた。
画像を開いてみると、宇宙センターの詳細な構造図が表示される。
構造図のあちこちに赤い点が記されていて、それの意味に心音はハッとする。
「!これって、まさか……!」
「そっ。爆弾が取り付けられてるロボットの位置さ」
驚きで目を開いている心音に鬼風は片目を閉じてみせた。
「うちの相棒は優秀なんでね」
心音はすごいと感心した表情をしていたが、次の瞬間には苦いものを飲み込んだような渋い表情に変化していた。
「……というか、なんで私の連絡先知ってるんですか?交換した覚えがないんですけど」
「さぁ、時間がない。急ぐぞ」
「異議あり!答えてください!」
「黙秘しまーす」
鬼風がヒラヒラと手を降って返答を拒否した。
宇宙センター・通路
「それにしても”北野照夜”って誰なんですかね?」
心音は息を切らしながら尋ねた。
廊下を急ぎ足で進む鬼風に必死についていく。
「さぁな」
鬼風は肩越しに振り返ることなく答え、そのまま言葉を続ける。
「気になるのもわかるが、まずは爆弾を解除することだけを考えろ。人質たちのことは警察に任せるしかない」
「でも、王泥喜センパイやしのぶが……!」
「落ち着け」
鬼風は足を止め、心音のギュッと唇を引き結んだ顔を見つめる。
「不安なのはわかる。だからこそ、優先順位を間違えるな」
ふっと鬼風は表情を緩めた。
「タイムリミットはあと三時間半。焦るなよ」
「だって、鬼風さん!間に合わないって言ったじゃないですか!!」
「さっきは私も取り乱したが」
突如、心音のスマートフォンから音が鳴り、振動した。
鬼風が顎で心音のスマートフォンを指し示す。
怪訝そうに心音がスマートフォンを取ると、画像が送られてきていた。
画像を開いてみると、宇宙センターの詳細な構造図が表示される。
構造図のあちこちに赤い点が記されていて、それの意味に心音はハッとする。
「!これって、まさか……!」
「そっ。爆弾が取り付けられてるロボットの位置さ」
驚きで目を開いている心音に鬼風は片目を閉じてみせた。
「うちの相棒は優秀なんでね」
心音はすごいと感心した表情をしていたが、次の瞬間には苦いものを飲み込んだような渋い表情に変化していた。
「……というか、なんで私の連絡先知ってるんですか?交換した覚えがないんですけど」
「さぁ、時間がない。急ぐぞ」
「異議あり!答えてください!」
「黙秘しまーす」
鬼風がヒラヒラと手を降って返答を拒否した。
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