可愛さ余って憎さ百倍
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5月5日 午前11時05分
宇宙センター エントランス
どうしよう!?
希月心音は目の前の光景を見て、冷や汗を流していた。
彼女は、親友が職場のセンパイとデートしているのをこっそりと見守っていた。
2人を尾行しつつ、物陰から様子を窺っていたのである。
だから、気づいてしまった。
職場のセンパイに熱狂的な愛を告げる泥棒の姿が、彼らの近くにいることに。
「まさに、修羅場っ!」
心音は頭を抱えた。
ことの発端は、3日前のことだった。