可愛い子には旅をさせよ
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同日 午後 3 時 43 分
大山田 遊園地
結局そのまま、ソフトクリームだけでは足らず、近くの売店でファーストフードを食べながら休憩することになる。
フランクフルトを食べる王泥喜をじーっと見つめる鬼風。
「なんですか、そのイヤな視線は」
「熱い視線と言っておくれよ」
はぁと鬼風がわざとらしくため息をこぼす。
「あーあ。これで王泥喜くんの頬に食べカスがついてれば手で取ったりとかあまーい展開に持ってけるのに」
「さっさと食ったらどうですか」
鬼風の言動に慣れてきた王泥喜は淡々と告げる。
もっもっとフランクフルトを食べる王泥喜を眺める鬼風。
ふと、王泥喜くんが大人ぶっててつまんなーいとぼやきながら、ふとみぬきの方へ顔をやるとハンカチを取り出す。
「おーい、たまごちゃん。頬についてるぞ」
「え?」
ハンカチで彼女の頬を拭う鬼風。
やだ。と恥ずかしそうに口元を覆うシルクハットをかぶった少女に、青年はふっと頬を緩めた。
それを王泥喜が横目で眺める。
フランクフルトを食べ終えた王泥喜は、串をゴミ箱へ捨てに立ち上がる。
ぽーんと串をゴミ箱の中へ放り、ずれた腕輪を納まりの良い位置に直した。
結局そのまま、ソフトクリームだけでは足らず、近くの売店でファーストフードを食べながら休憩することになる。
フランクフルトを食べる王泥喜をじーっと見つめる鬼風。
「なんですか、そのイヤな視線は」
「熱い視線と言っておくれよ」
はぁと鬼風がわざとらしくため息をこぼす。
「あーあ。これで王泥喜くんの頬に食べカスがついてれば手で取ったりとかあまーい展開に持ってけるのに」
「さっさと食ったらどうですか」
鬼風の言動に慣れてきた王泥喜は淡々と告げる。
もっもっとフランクフルトを食べる王泥喜を眺める鬼風。
ふと、王泥喜くんが大人ぶっててつまんなーいとぼやきながら、ふとみぬきの方へ顔をやるとハンカチを取り出す。
「おーい、たまごちゃん。頬についてるぞ」
「え?」
ハンカチで彼女の頬を拭う鬼風。
やだ。と恥ずかしそうに口元を覆うシルクハットをかぶった少女に、青年はふっと頬を緩めた。
それを王泥喜が横目で眺める。
フランクフルトを食べ終えた王泥喜は、串をゴミ箱へ捨てに立ち上がる。
ぽーんと串をゴミ箱の中へ放り、ずれた腕輪を納まりの良い位置に直した。