第一話:嘘吐きは泥棒のはじまり
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同日 午後3時40分
呉葉山・中腹
「ひぃひぃ……まだ着かないのか。お寺には」
遥か彼方にある寺の門を、階段から見上げる。
「はぁはぁ、なっ情けないですよセンパイ。こっこんな階段ぐらいで」
「希月さんも、さすがに疲れたみたいだね」
「そっそんなことありませんよ!これくらいどうってことないです!」
ビシッとVサインを作るが、そのVサインもどことなく弱々しかった。
「さっき休憩したばかりなのに、もう疲れてきたよ」
オドロキたちが階段の途中にあったトイレに立ち寄り、休憩をしたのは約10分前のことである。
「まだあんなに遠いと思うから疲れるんですよ!ここは発想を逆転させるんです!センパイ!
まだ遠いではなく、もうあんなに近いと思うんですよ!」
ばっとココネは背筋を伸ばし、握り拳をつくる。
「さぁっ、もうあんなに近いんです!張り切って行きましょう」
オドロキは鬼寺に来たことを階段を昇りながら少し後悔していた。
呉葉山・中腹
「ひぃひぃ……まだ着かないのか。お寺には」
遥か彼方にある寺の門を、階段から見上げる。
「はぁはぁ、なっ情けないですよセンパイ。こっこんな階段ぐらいで」
「希月さんも、さすがに疲れたみたいだね」
「そっそんなことありませんよ!これくらいどうってことないです!」
ビシッとVサインを作るが、そのVサインもどことなく弱々しかった。
「さっき休憩したばかりなのに、もう疲れてきたよ」
オドロキたちが階段の途中にあったトイレに立ち寄り、休憩をしたのは約10分前のことである。
「まだあんなに遠いと思うから疲れるんですよ!ここは発想を逆転させるんです!センパイ!
まだ遠いではなく、もうあんなに近いと思うんですよ!」
ばっとココネは背筋を伸ばし、握り拳をつくる。
「さぁっ、もうあんなに近いんです!張り切って行きましょう」
オドロキは鬼寺に来たことを階段を昇りながら少し後悔していた。