アズカバンの囚人
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ブラックの二度目の侵入事件以来、ホグワーツはさらに厳戒態勢になった。つまり、日が暮れてからハグリッドを訪ねるのは不可能だった。話ができるのは「魔法生物飼育学」の授業中しかなかった。
「みんな俺が悪いんだ。舌がもつれっちまって。俺はメモをぼろぼろ落としっちまって、ナツキ、ハーマイオニー、おまえさんらがせっかく探してくれたいろんなもんの日付は忘れっちまうし。」
「まだ控訴がある!」
「ロンのいう通りだよ。ハグリッド。まだ諦めちゃダメ!私たちも控訴の準備をするから!」
五人はクラスの他の生徒たちと一緒に、城に向かって歩いているところだった。前のほうに、クラッブとゴイルを引き連れたマルフォイの姿が見えた。ちらちらと後ろを振り返っては、小バカにしたように笑っている。 ハグリッドは踵を返し、ハンカチに顔を埋めて、急いで小屋に戻っていった。
「見ろよ、あの泣き虫!あんなに情けないものを見たことがあるかい」
マルフォイが言った。
「しかも、あいつが僕たちの先生だって!」
ナツキもハリーもロンもカリカリに怒って、マルフォイに向かって手を上げた。が、ハーマイオニーのほうが速かった。
ハーマイオニーが、あらんかぎりの力を込めてマルフォイの横っ面をバシッと張った。マルフォイがよろめいた。ハリーも、ロンも、クラッブもゴイルも、びっくり仰天してその場に棒立ちになった。ハーマイオニーがもう一度手を上げた。
「ハグリッドのことを情けないだなんて、よくもそんなことを。この汚らわしい・・・この悪党・・・!」
「ハーマイオニー!」
「放して! ロン!」
ハーマイオニーが杖を取り出した。マルフォイは後ずさりし、クラッブとゴイルはまったくお手上げ状態で、マルフォイの命令を仰いだ。
「行こう。」
マルフォイがそうつぶやくと、三人はたちまち地下牢に続く階段を下り、姿を消した。
「ハーマイオニー!」
ロンがびっくりするやら、感動するやらで、また呼びかけた。
「ロンが止める必要なんてなかった。やっちゃえばよかったんだ。そうすれば少しはあの性根もマシになったかもね。」
ナツキが思いのほか辛辣な言葉を告げるとハーマイオニーは鼻息を荒くした。
「ハリー、クィディッチの優勝戦で、何がなんでもあいつをやっつけて!絶対に、お願いよ。スリザリンが勝ったりしたら、私、とっても我慢できないもの!」
「もう『呪文学』の時間だ。早く行かないと。」
ロンが促した。四人は急いで大理石の階段を上り、フリットウィック先生の教室に向かった。
「三人とも、遅刻だよ!」
ハリーが教室のドアを開けると、フリットウィック先生が咎めるように言った。
「早くお入り。杖を出して。今日は『元気の出る呪文』の練習だよ。もう二人ずつペアになっているからね・・・ああ、ゴドリクソンは私とやろうか。」
「え?あ、はい。すみません、先生。」
ハリーとロンが後方でペアを組む傍ら、ナツキはフリットウィック先生と「元気の出る呪文」を出しあった。うまくはできたが、ハーマイオニーがいないのはなぜ?さっきまでいたのに。と、疑問に思いながらその時間を過ごした。
ハーマイオニーは昼食にも来なかった。
「マルフォイがハーマイオニーに何かしたんじゃないだろうな?」
グリフィンドール塔への階段を急ぎ足で上りながら、ロンが心配そうに言った。談話室に入ると、ハーマイオニーはテーブルに「数占い学」の教科書を開き、その上に頭を載せて、ぐっすり眠り込んでいた。
ナツキ、ハリー、ロンは互いに顔を見合わせた。そしてハーマイオニーのそばに駆け寄り、ハリーがそっと突ついてハーマイオニーを起こした。
「もう、クラスに行く時間?今度は、な、何の授業だっけ?」
「マグル学だよ。」「占い学だ。」
ナツキとハリーが同時にそう答えた。とりあえず、ハリーが続けた。
「えーと、でもあと二十分あるよ。ハーマイオニー、どうして『呪文学』に来なかったの?」
「えっ?あーっ!『呪文学』に行くのを忘れちゃった!フリットウィック先生、怒ってらした?ああ、マルフォイのせいよ。あいつのことを考えてたら、ごちゃごちゃになっちゃったんだわ!」
ハーマイオニーはものすごく焦っているが、授業を一つ飛ばしたことよりも、あのハーマイオニーがそんなことをしているという状況がナツキたちには心配だった。
「ハーマイオニー、言ってもいいかい?」
ロンが言った。
「君はパンク状態なんだ。あんまりいろんなことをやろうとして。」
「そんなことないわ!ちょっとミスしたの。それだけよ!私、いまからフリットウィック先生のところへ行って、謝ってこなくちゃ。」
ハーマイオニーはそう言って談話室を出て行った。
「ロンのいう通りだよ。ハーマイオニーは授業に出過ぎておかしくなってると思うの。もう少し私のこと、頼ってくれればいいのに。宿題とか・・・・・」
「そりゃあナツキは頼りになるぜ。僕達よりずっとな。」
ロンは自虐的にそう言った。その後、どうやら占い学のクラスをハーマイオニーは怒って出て行ったという話で持ちきりになった。ナツキはその時間、ハーマイオニーは一緒にマグル学を受けていたけど、と頭がこんがらがった。
その後に訪れたイースター休暇はのんびりというわけにはいかなかった。三年生はかつてないほどの宿題を出された。
ナツキは誰よりも先に宿題を終えるとすぐに図書室に来ていた。バックビークの控訴のためだ。
「ナツキ、調子はどう?宿題は終わったかい?」
声をかけてきたのはセドリックだ。ナツキはヒッポグリフの裁判の用意をしていると答えた。
「ああ、僕も少し調べてみたんだ。スキャマンダー氏の著書にヒッポグリフの習性について詳しい記述があって、君に見せようと・・・えーと、あ、これだ。」
セドリックはそう言って、ナツキに「ヒッポグリフの心理」という分厚い本を手渡した。
「ありがとう!!セドリック!!本当にありがとう!!」
「いいんだよ。君のためだ。」
ニコッといつもの笑顔をセドリックは浮かべた。本当になんて優しい人だろう!
数日後からはロンも一緒に図書室にこもって、資料集めに勤しんだ。ハグリッドの小屋に行って、控訴で緊張しないように予行演習も何度もしてみた。
グリフィンドール対スリザリンの試合が、イースター休暇明けの最初の土曜日に迫っていた。ハリーはマルフォイへの恨みでいつになく燃えているようだった。優勝杯を手にするには、チームが50点リードしてから、ハリーがスニッチを取る必要があるらしい。
試合前にこんなに熱くなったのは、誰の記憶にも、初めてのことだった。休暇が終わったころは、チーム同士、寮同士の緊張が爆発寸前まで高まっていた。廊下のあちこちで小競り合いが散発し、ついにその極限で一大騒動が起こり、グリフィンドールの四年生と、スリザリンの六年生が耳から葱を生やして、入院する騒ぎになった。ハリーはとくにひどい目に遭っていた。
「プロテゴ!!!」
ナツキはハリーをおかしな呪いから守るために、盾の呪文を習得した。こんなことで上達するなんて、と複雑な気持ちにすらなった。
試合前夜、グリフィンドールの談話室では、いつもの活動がいっさい放棄された。ハーマイオニーでさえ本を手放した。
「勉強できないわ。とても集中できない。」
ハーマイオニーはピリピリしていた。
「ナツキ、ナツキ、」
「何?」
こそっと声をかけてきたのはジョージだった。
「3年の、ああ、ナツキが1年の時にくれたのって、今もらえたりする?」
なんだっけ、とナツキは頭を動かした。ジョージとは色んなものをあげたりもらったりしているため何のことかわからない。
「匂い袋みたいな。」
「・・・・ああ!サシェね!」
ナツキは2年前、クィディッチの試合前にハリーの緊張を和らげようとサシェを作ったのだ。その余りをジョージにねだられてて渡した記憶がよみがった。
「私が今使ってるのでいい?今すぐ使えるハーブはないの。」
「いいのか?」
「うん。ちょっと待っててね。」
ナツキは女子の部屋に行って、枕元に置いてあるテトラ型のサシェを手に取った。2年前の時から、少しハマって定期的に作っているのだ。急いで談話室のジョージのにそれを手渡した。
「これでいい?ちょっとデザインが可愛すぎる気もするけど。」
「これがいいんだ!ありがとな!」
ジョージはその匂いを嗅いでみた。ナツキと似た匂いがして、泣いているナツキを抱きしめたあの日を思い出してしまった。
「ジョージ?顔赤いけど、大丈夫?はしゃぎすぎたんじゃない?」
「あ、ああ。そうだな・・・。おう。」
なんだかジョージが変だが、大事な試合の前夜だ。彼にだってそういうことはあるだろう。
「ジョージが気に入ってくれてるなんて知らなかった。消耗品だし、また欲しくなったら遠慮なく言ってね。」
「わかった。」
その時ウッドが立ち上がり「選手!寝ろ!」と叫んだ。
「おやすみ、ジョージ。」
「ああ、おやすみ、ナツキ。」
翌日、ナツキはロンとハーマイオニーと共に、スタンドへ応援旗を持って向かった。
「ハリー!!がんばれーーー!!」
精一杯応援した。10点、20点とグリフィンドールの得点が増えていく。途中、マルフォイがハリーの箒の尾を掴んだ。スリザリン以外からはとんでもないヤジが飛んだ。
しかし、ハリーはスニッチを取った!!!
「やった!優勝だ!!!」
ナツキはロンとハーマイオニーと抱き合い喜びを噛み締めた。
「みんな俺が悪いんだ。舌がもつれっちまって。俺はメモをぼろぼろ落としっちまって、ナツキ、ハーマイオニー、おまえさんらがせっかく探してくれたいろんなもんの日付は忘れっちまうし。」
「まだ控訴がある!」
「ロンのいう通りだよ。ハグリッド。まだ諦めちゃダメ!私たちも控訴の準備をするから!」
五人はクラスの他の生徒たちと一緒に、城に向かって歩いているところだった。前のほうに、クラッブとゴイルを引き連れたマルフォイの姿が見えた。ちらちらと後ろを振り返っては、小バカにしたように笑っている。 ハグリッドは踵を返し、ハンカチに顔を埋めて、急いで小屋に戻っていった。
「見ろよ、あの泣き虫!あんなに情けないものを見たことがあるかい」
マルフォイが言った。
「しかも、あいつが僕たちの先生だって!」
ナツキもハリーもロンもカリカリに怒って、マルフォイに向かって手を上げた。が、ハーマイオニーのほうが速かった。
ハーマイオニーが、あらんかぎりの力を込めてマルフォイの横っ面をバシッと張った。マルフォイがよろめいた。ハリーも、ロンも、クラッブもゴイルも、びっくり仰天してその場に棒立ちになった。ハーマイオニーがもう一度手を上げた。
「ハグリッドのことを情けないだなんて、よくもそんなことを。この汚らわしい・・・この悪党・・・!」
「ハーマイオニー!」
「放して! ロン!」
ハーマイオニーが杖を取り出した。マルフォイは後ずさりし、クラッブとゴイルはまったくお手上げ状態で、マルフォイの命令を仰いだ。
「行こう。」
マルフォイがそうつぶやくと、三人はたちまち地下牢に続く階段を下り、姿を消した。
「ハーマイオニー!」
ロンがびっくりするやら、感動するやらで、また呼びかけた。
「ロンが止める必要なんてなかった。やっちゃえばよかったんだ。そうすれば少しはあの性根もマシになったかもね。」
ナツキが思いのほか辛辣な言葉を告げるとハーマイオニーは鼻息を荒くした。
「ハリー、クィディッチの優勝戦で、何がなんでもあいつをやっつけて!絶対に、お願いよ。スリザリンが勝ったりしたら、私、とっても我慢できないもの!」
「もう『呪文学』の時間だ。早く行かないと。」
ロンが促した。四人は急いで大理石の階段を上り、フリットウィック先生の教室に向かった。
「三人とも、遅刻だよ!」
ハリーが教室のドアを開けると、フリットウィック先生が咎めるように言った。
「早くお入り。杖を出して。今日は『元気の出る呪文』の練習だよ。もう二人ずつペアになっているからね・・・ああ、ゴドリクソンは私とやろうか。」
「え?あ、はい。すみません、先生。」
ハリーとロンが後方でペアを組む傍ら、ナツキはフリットウィック先生と「元気の出る呪文」を出しあった。うまくはできたが、ハーマイオニーがいないのはなぜ?さっきまでいたのに。と、疑問に思いながらその時間を過ごした。
ハーマイオニーは昼食にも来なかった。
「マルフォイがハーマイオニーに何かしたんじゃないだろうな?」
グリフィンドール塔への階段を急ぎ足で上りながら、ロンが心配そうに言った。談話室に入ると、ハーマイオニーはテーブルに「数占い学」の教科書を開き、その上に頭を載せて、ぐっすり眠り込んでいた。
ナツキ、ハリー、ロンは互いに顔を見合わせた。そしてハーマイオニーのそばに駆け寄り、ハリーがそっと突ついてハーマイオニーを起こした。
「もう、クラスに行く時間?今度は、な、何の授業だっけ?」
「マグル学だよ。」「占い学だ。」
ナツキとハリーが同時にそう答えた。とりあえず、ハリーが続けた。
「えーと、でもあと二十分あるよ。ハーマイオニー、どうして『呪文学』に来なかったの?」
「えっ?あーっ!『呪文学』に行くのを忘れちゃった!フリットウィック先生、怒ってらした?ああ、マルフォイのせいよ。あいつのことを考えてたら、ごちゃごちゃになっちゃったんだわ!」
ハーマイオニーはものすごく焦っているが、授業を一つ飛ばしたことよりも、あのハーマイオニーがそんなことをしているという状況がナツキたちには心配だった。
「ハーマイオニー、言ってもいいかい?」
ロンが言った。
「君はパンク状態なんだ。あんまりいろんなことをやろうとして。」
「そんなことないわ!ちょっとミスしたの。それだけよ!私、いまからフリットウィック先生のところへ行って、謝ってこなくちゃ。」
ハーマイオニーはそう言って談話室を出て行った。
「ロンのいう通りだよ。ハーマイオニーは授業に出過ぎておかしくなってると思うの。もう少し私のこと、頼ってくれればいいのに。宿題とか・・・・・」
「そりゃあナツキは頼りになるぜ。僕達よりずっとな。」
ロンは自虐的にそう言った。その後、どうやら占い学のクラスをハーマイオニーは怒って出て行ったという話で持ちきりになった。ナツキはその時間、ハーマイオニーは一緒にマグル学を受けていたけど、と頭がこんがらがった。
その後に訪れたイースター休暇はのんびりというわけにはいかなかった。三年生はかつてないほどの宿題を出された。
ナツキは誰よりも先に宿題を終えるとすぐに図書室に来ていた。バックビークの控訴のためだ。
「ナツキ、調子はどう?宿題は終わったかい?」
声をかけてきたのはセドリックだ。ナツキはヒッポグリフの裁判の用意をしていると答えた。
「ああ、僕も少し調べてみたんだ。スキャマンダー氏の著書にヒッポグリフの習性について詳しい記述があって、君に見せようと・・・えーと、あ、これだ。」
セドリックはそう言って、ナツキに「ヒッポグリフの心理」という分厚い本を手渡した。
「ありがとう!!セドリック!!本当にありがとう!!」
「いいんだよ。君のためだ。」
ニコッといつもの笑顔をセドリックは浮かべた。本当になんて優しい人だろう!
数日後からはロンも一緒に図書室にこもって、資料集めに勤しんだ。ハグリッドの小屋に行って、控訴で緊張しないように予行演習も何度もしてみた。
グリフィンドール対スリザリンの試合が、イースター休暇明けの最初の土曜日に迫っていた。ハリーはマルフォイへの恨みでいつになく燃えているようだった。優勝杯を手にするには、チームが50点リードしてから、ハリーがスニッチを取る必要があるらしい。
試合前にこんなに熱くなったのは、誰の記憶にも、初めてのことだった。休暇が終わったころは、チーム同士、寮同士の緊張が爆発寸前まで高まっていた。廊下のあちこちで小競り合いが散発し、ついにその極限で一大騒動が起こり、グリフィンドールの四年生と、スリザリンの六年生が耳から葱を生やして、入院する騒ぎになった。ハリーはとくにひどい目に遭っていた。
「プロテゴ!!!」
ナツキはハリーをおかしな呪いから守るために、盾の呪文を習得した。こんなことで上達するなんて、と複雑な気持ちにすらなった。
試合前夜、グリフィンドールの談話室では、いつもの活動がいっさい放棄された。ハーマイオニーでさえ本を手放した。
「勉強できないわ。とても集中できない。」
ハーマイオニーはピリピリしていた。
「ナツキ、ナツキ、」
「何?」
こそっと声をかけてきたのはジョージだった。
「3年の、ああ、ナツキが1年の時にくれたのって、今もらえたりする?」
なんだっけ、とナツキは頭を動かした。ジョージとは色んなものをあげたりもらったりしているため何のことかわからない。
「匂い袋みたいな。」
「・・・・ああ!サシェね!」
ナツキは2年前、クィディッチの試合前にハリーの緊張を和らげようとサシェを作ったのだ。その余りをジョージにねだられてて渡した記憶がよみがった。
「私が今使ってるのでいい?今すぐ使えるハーブはないの。」
「いいのか?」
「うん。ちょっと待っててね。」
ナツキは女子の部屋に行って、枕元に置いてあるテトラ型のサシェを手に取った。2年前の時から、少しハマって定期的に作っているのだ。急いで談話室のジョージのにそれを手渡した。
「これでいい?ちょっとデザインが可愛すぎる気もするけど。」
「これがいいんだ!ありがとな!」
ジョージはその匂いを嗅いでみた。ナツキと似た匂いがして、泣いているナツキを抱きしめたあの日を思い出してしまった。
「ジョージ?顔赤いけど、大丈夫?はしゃぎすぎたんじゃない?」
「あ、ああ。そうだな・・・。おう。」
なんだかジョージが変だが、大事な試合の前夜だ。彼にだってそういうことはあるだろう。
「ジョージが気に入ってくれてるなんて知らなかった。消耗品だし、また欲しくなったら遠慮なく言ってね。」
「わかった。」
その時ウッドが立ち上がり「選手!寝ろ!」と叫んだ。
「おやすみ、ジョージ。」
「ああ、おやすみ、ナツキ。」
翌日、ナツキはロンとハーマイオニーと共に、スタンドへ応援旗を持って向かった。
「ハリー!!がんばれーーー!!」
精一杯応援した。10点、20点とグリフィンドールの得点が増えていく。途中、マルフォイがハリーの箒の尾を掴んだ。スリザリン以外からはとんでもないヤジが飛んだ。
しかし、ハリーはスニッチを取った!!!
「やった!優勝だ!!!」
ナツキはロンとハーマイオニーと抱き合い喜びを噛み締めた。