アズカバンの囚人
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ハリーとは一言も交わさず、目すら合わせることもなく、ホグワーツ城まで戻った。戻ってすぐ、ナツキは談話室には向かわずに、走ってハリーから離れた。
どんな顔をしていいかわからない。
その日の夕食にも、その後になってもナツキは誰の目の前にも姿を現さなかった。ハリーも頭がぐちゃぐちゃだった。ナツキのことまで気遣うことができずにいた。
次の日になった。クリスマス休暇1日目だった。
ハリーが談話室に来ると、ロンとハーマイオニーがそこにいた。ナツキはいない。ハーマイオニーが今にも泣きそうな顔をしていた。
「ハリー、ナツキが・・・・ナツキが戻って来ていないの・・・・。あの子、馬鹿なこと考えてるんじゃないかしら・・・・?じ、自殺とか・・・」
「言うな!ハーマイオニー!!」
ロンが大きな声で怒鳴った。ナツキだって、辛いことを聞いたのに、ハリーは一晩中自分のことばかり考えていたことに気づいた。
ハリーはハッとして忍びの地図を広げた。ロンとハーマイオニーと共にナツキの名前をひたすら探す。しかし、どれだけ探しても見つからない。
三人の顔が一気に青くなった。
ちょうどそこに、談話室に近づく名前が二つあった。地図にはジョージ・ウィーズリーとフレッド・ウィーズリーと書かれていた。
「どうした、三人とも?吸血鬼に噛まれたか?」
「ナツキは?一緒じゃないのか?昨夜から見てないけど。」
「いないんだ・・・・。どこにも・・・・。昨日、ナツキと僕、ショックな話を聞いて・・・・・それから、一回も見てない。・・・地図に名前も、ないんだ・・・・・。」
ハリーの答えに、双子は顔を見合わせた。
「本当に?よく探したのか?」
そこからまた皆で再度ナツキの名前を探すが結局見つからない。
「・・・・・俺に、一つだけ心当たりがある。任せてもらえるか?」
ジョージの言葉に、その場の者は他にすがるものもなく頷いた。
「ナツキがいなかったら、すぐに戻ってくる。どうしても見つからなかったら、先生たちを頼ろう。」
そう言ってジョージは走って西塔へ向かった。そこに、ナツキだけが開けられる、グリフィンドールの秘密の部屋がある。
ジョージは一本だけ歯が尖っている獅子のレリーフの前に立った。
「・・・・ナツキ?聞こえる?」
返事はない。
「もしいるなら、姿だけでも確認させてくれ。ハリーたちが心配している。あいつら、ひどい顔だったよ。」
ジョージが中の音を聞こうと、壁に耳を当てたその時、グルりと回転扉が回った。
「おわっ!・・・・・げ。」
ジョージは言葉を失った。一瞬ナツキのことが頭から吹き飛んだ。
「グルル・・・・」
目の前に、ライオンがいたのだ。しかも、かなりでかい。
ジョージは杖を構えた。しかし、そのライオンはクルリと身を翻し、部屋の奥、書斎へとつながる道を進んだ。まるでついてこいと言うように。
書斎に入ると、ライオンは暖炉の側に伏せて、その前のソファに目線を送った。
「・・・・ナツキ、ここにいたんだな。よかった・・・・・」
ジョージはライオンに目を向けた。どうやら敵対はしていないようだと判断し、一旦気にしないことにして、ソファのナツキが三角座りで丸まっているすぐ脇に腰を下ろした。
そのライオン、サイラスは昨夜から困っていたのだ。ナツキが涙をためて部屋にやってきた。どうしたのかと聞いても何も答えてくれない。それが一晩中続いた。このままでは涙の流しすぎで乾涸びてしまうのではと焦っていた時に、部屋の外に、知った気配があった。それで、奥の手だが、仕方がない、と決心し、ジョージを部屋に招き入れた。ホグワーツが建って約1000年。グリフィンドールの継承者以外をサイラスが招き入れたのは初めてのことだった。
「みんな心配してるよ。」
俯いて肩を震わせ丸まっているナツキの肩にジョージは手を回した。
「談話室に戻らないか?落ち着いたらでいいから。」
ナツキは小さく首を横に振った。
「・・・・ハリーが真っ青な顔で心配してた。親友にそんな顔させていいのか?」
ナツキの肩がビクッと揺れた。そして、ゆっくりと顔を上げた。目はパンパンに腫れて、涙と鼻水とで顔はぐちゃぐちゃだ。
「・・は、りーに・・・合わせる、顔が、ないの・・・・」
ジョージは運のいいことにたまたま持ち合わせていたハンカチを見つけ、それでナツキの顔を拭った。
「なんでか聞いてもいい?」
「っ!」
涙を拭った目元からまた大量の涙が溢れてきた。
「ナツキ、そんなに泣いてたら乾涸びちゃうぜ。」
しゃくり上げて泣くナツキをジョージは抱き締めて背中をさすった。
「俺はカピカピのナツキよりかは、じっとり湿ったナツキの方がいいなぁ。」
「・・・ふふっ、何それ・・・」
「お、笑ったな。」
ジョージはまたナツキの涙をハンカチで拭いて、そしてまたナツキを抱きしめた。
「ナツキ、頼むから一人で泣くのだけはやめてくれ。・・・・一人と一匹もだめだ。」
ジョージはチラリと足元のサイラスを見て付け加えた。
「・・・ホグズミードに、行って、ハリーたちと、バタービールを飲んでいたの・・・」
「うん。」
「先生たちが来て・・・・は、話・・を・・盗み聞き、したの・・・・」
「うん。」
ナツキはちょっとずつ、何を聞いてしまったのかを話した。ハリーの両親と、シリウス・ブラックの関係。そして、自分とシリウス・ブラックの関係を。ジョージは内心相当驚いたが、絶対にそれをナツキに悟られまいと、必死で平静を装って、ナツキの背中を静かにさすり続けた。
「わ、私に、あんな奴の血が、流れてるなんて・・・・!!」
昨年度末、トム・リドルが自分の血を継いでいるのではないかと言った時も恐ろしかったが、結局それは杞憂で安心していた。しかし、ヴォルデモートと同じくらい最悪な血が自分には流れていたのだ。
「ハリーに、どう、接したらいいかわかんない。それに、私、私・・・・」
ハリーのこともだが、それ以上にショックなことがあった。
「・・・私、きっと、望まれて生まれて来たんじゃないんだ・・・・・。ブラックが、ヴォルデモートに捧げるためだけに・・私を・・・・・。私は・・・生まれてきちゃいけなかったんだ・・・・・!!」
「それは絶対に違う!!!」
ジョージが大声で怒鳴った。そして、無理矢理自分を落ち着けて、少しずつ言葉を紡いだ。
「・・・それは違う・・・。そんなこと言わないでくれ・・・。ナツキ、君が生まれてきちゃいけなかったなんてあり得ない・・・・!父親が誰だろうと、俺は、ナツキに会えて幸せだと思ってる。・・・・・ナツキが好きなんだ・・・・。だから、あんまり悲しいこと、言わないでくれ。」
ジョージはナツキを抱きしめた。ナツキの肩の震えは止まっていた。静かな空間に、パチパチと暖炉の炎の音だけが響いていた。
どれだけそうしていただろうか。
ナツキはそっとジョージから体を離した。
「・・・・ハリーと・・・話してみる・・・・」
「ああ・・・。それがいい。ハリーも待ってるよ。」
ナツキは立ち上がって、サイラスを見た。
「サイラスが、ジョージを入れてくれたの?」
サイラスは目を瞑って伏せながら尻尾を一度だけ振った。
「ありがとう。次は、ちゃんとお肉持ってくるね。」
ナツキはジョージと共にグリフィンドール塔へのぼり、談話室への入り口をくぐった。
「ナツキ!」
ハリーが一人そこにいた。
「・・・ハリー・・・わ、私・・・」
言葉に詰まるナツキの肩に暖かい何かが置かれた。ジョージの手だった。
「私、大悪党の血が流れてるみたいなの・・・・。最低、最悪の・・・殺したいほど・・・憎い・・・・あいつの・・・」
「そんなの関係ない!!!!」
ハリーは談話室の外にも漏れそうなくらい大きな声で叫んだ。
「・・・1年の時、ヴォルデモートと出くわす直前、君に言ったことを覚えてる?」
ナツキは頷いた。忘れるわけがない。
「僕は、君と友達であることを誇りに思う。今までも。これからも。何があったって、永遠にそうだ。・・・・ごめんね、ナツキ。僕、自分のことばっかりで、君の気持ちを全然考えてあげられなかった。」
「・・・ううん・・・・。ハリー・・ありがとう・・・・!!」
ナツキはハリーに抱き付いた。ハリーは少し気まずそうに、ナツキ越しにジョージを見た。ジョージは仕方ないと言ったふうに肩をすくめていた。
「・・・・ジョージもありがとう。・・・私、ハリーもジョージも大好きだよ。」
ハリーから離れたナツキが言った一言でジョージはある悲しいことに気づいてしまった。
「「「ナツキ!」」」
話し声を聞きつけたのか、ロンとハーマイオニーとフレッドが部屋から降りてきた。ハーマイオニーは涙目で、ナツキはそれがちょっぴり嬉しかった。
「ばかばかばか!心配したのよ!ご飯は!?食べてないでしょう?ああ、ひどい顔よ。シャワーは?」
ハーマイオニーは慌ててナツキを女子の部屋へと連れて行ってしまった。
「どーだい、相棒、ナツキと仲良くなれたかい?」
フレッドがにやにやと影の方で、こっそりジョージにそう尋ねた。
「いーや。俺からポロッとこぼれた告白が流されちまったようだ。」
「おーうおうおう、詳しく聞かせてくれ。」
どんな顔をしていいかわからない。
その日の夕食にも、その後になってもナツキは誰の目の前にも姿を現さなかった。ハリーも頭がぐちゃぐちゃだった。ナツキのことまで気遣うことができずにいた。
次の日になった。クリスマス休暇1日目だった。
ハリーが談話室に来ると、ロンとハーマイオニーがそこにいた。ナツキはいない。ハーマイオニーが今にも泣きそうな顔をしていた。
「ハリー、ナツキが・・・・ナツキが戻って来ていないの・・・・。あの子、馬鹿なこと考えてるんじゃないかしら・・・・?じ、自殺とか・・・」
「言うな!ハーマイオニー!!」
ロンが大きな声で怒鳴った。ナツキだって、辛いことを聞いたのに、ハリーは一晩中自分のことばかり考えていたことに気づいた。
ハリーはハッとして忍びの地図を広げた。ロンとハーマイオニーと共にナツキの名前をひたすら探す。しかし、どれだけ探しても見つからない。
三人の顔が一気に青くなった。
ちょうどそこに、談話室に近づく名前が二つあった。地図にはジョージ・ウィーズリーとフレッド・ウィーズリーと書かれていた。
「どうした、三人とも?吸血鬼に噛まれたか?」
「ナツキは?一緒じゃないのか?昨夜から見てないけど。」
「いないんだ・・・・。どこにも・・・・。昨日、ナツキと僕、ショックな話を聞いて・・・・・それから、一回も見てない。・・・地図に名前も、ないんだ・・・・・。」
ハリーの答えに、双子は顔を見合わせた。
「本当に?よく探したのか?」
そこからまた皆で再度ナツキの名前を探すが結局見つからない。
「・・・・・俺に、一つだけ心当たりがある。任せてもらえるか?」
ジョージの言葉に、その場の者は他にすがるものもなく頷いた。
「ナツキがいなかったら、すぐに戻ってくる。どうしても見つからなかったら、先生たちを頼ろう。」
そう言ってジョージは走って西塔へ向かった。そこに、ナツキだけが開けられる、グリフィンドールの秘密の部屋がある。
ジョージは一本だけ歯が尖っている獅子のレリーフの前に立った。
「・・・・ナツキ?聞こえる?」
返事はない。
「もしいるなら、姿だけでも確認させてくれ。ハリーたちが心配している。あいつら、ひどい顔だったよ。」
ジョージが中の音を聞こうと、壁に耳を当てたその時、グルりと回転扉が回った。
「おわっ!・・・・・げ。」
ジョージは言葉を失った。一瞬ナツキのことが頭から吹き飛んだ。
「グルル・・・・」
目の前に、ライオンがいたのだ。しかも、かなりでかい。
ジョージは杖を構えた。しかし、そのライオンはクルリと身を翻し、部屋の奥、書斎へとつながる道を進んだ。まるでついてこいと言うように。
書斎に入ると、ライオンは暖炉の側に伏せて、その前のソファに目線を送った。
「・・・・ナツキ、ここにいたんだな。よかった・・・・・」
ジョージはライオンに目を向けた。どうやら敵対はしていないようだと判断し、一旦気にしないことにして、ソファのナツキが三角座りで丸まっているすぐ脇に腰を下ろした。
そのライオン、サイラスは昨夜から困っていたのだ。ナツキが涙をためて部屋にやってきた。どうしたのかと聞いても何も答えてくれない。それが一晩中続いた。このままでは涙の流しすぎで乾涸びてしまうのではと焦っていた時に、部屋の外に、知った気配があった。それで、奥の手だが、仕方がない、と決心し、ジョージを部屋に招き入れた。ホグワーツが建って約1000年。グリフィンドールの継承者以外をサイラスが招き入れたのは初めてのことだった。
「みんな心配してるよ。」
俯いて肩を震わせ丸まっているナツキの肩にジョージは手を回した。
「談話室に戻らないか?落ち着いたらでいいから。」
ナツキは小さく首を横に振った。
「・・・・ハリーが真っ青な顔で心配してた。親友にそんな顔させていいのか?」
ナツキの肩がビクッと揺れた。そして、ゆっくりと顔を上げた。目はパンパンに腫れて、涙と鼻水とで顔はぐちゃぐちゃだ。
「・・は、りーに・・・合わせる、顔が、ないの・・・・」
ジョージは運のいいことにたまたま持ち合わせていたハンカチを見つけ、それでナツキの顔を拭った。
「なんでか聞いてもいい?」
「っ!」
涙を拭った目元からまた大量の涙が溢れてきた。
「ナツキ、そんなに泣いてたら乾涸びちゃうぜ。」
しゃくり上げて泣くナツキをジョージは抱き締めて背中をさすった。
「俺はカピカピのナツキよりかは、じっとり湿ったナツキの方がいいなぁ。」
「・・・ふふっ、何それ・・・」
「お、笑ったな。」
ジョージはまたナツキの涙をハンカチで拭いて、そしてまたナツキを抱きしめた。
「ナツキ、頼むから一人で泣くのだけはやめてくれ。・・・・一人と一匹もだめだ。」
ジョージはチラリと足元のサイラスを見て付け加えた。
「・・・ホグズミードに、行って、ハリーたちと、バタービールを飲んでいたの・・・」
「うん。」
「先生たちが来て・・・・は、話・・を・・盗み聞き、したの・・・・」
「うん。」
ナツキはちょっとずつ、何を聞いてしまったのかを話した。ハリーの両親と、シリウス・ブラックの関係。そして、自分とシリウス・ブラックの関係を。ジョージは内心相当驚いたが、絶対にそれをナツキに悟られまいと、必死で平静を装って、ナツキの背中を静かにさすり続けた。
「わ、私に、あんな奴の血が、流れてるなんて・・・・!!」
昨年度末、トム・リドルが自分の血を継いでいるのではないかと言った時も恐ろしかったが、結局それは杞憂で安心していた。しかし、ヴォルデモートと同じくらい最悪な血が自分には流れていたのだ。
「ハリーに、どう、接したらいいかわかんない。それに、私、私・・・・」
ハリーのこともだが、それ以上にショックなことがあった。
「・・・私、きっと、望まれて生まれて来たんじゃないんだ・・・・・。ブラックが、ヴォルデモートに捧げるためだけに・・私を・・・・・。私は・・・生まれてきちゃいけなかったんだ・・・・・!!」
「それは絶対に違う!!!」
ジョージが大声で怒鳴った。そして、無理矢理自分を落ち着けて、少しずつ言葉を紡いだ。
「・・・それは違う・・・。そんなこと言わないでくれ・・・。ナツキ、君が生まれてきちゃいけなかったなんてあり得ない・・・・!父親が誰だろうと、俺は、ナツキに会えて幸せだと思ってる。・・・・・ナツキが好きなんだ・・・・。だから、あんまり悲しいこと、言わないでくれ。」
ジョージはナツキを抱きしめた。ナツキの肩の震えは止まっていた。静かな空間に、パチパチと暖炉の炎の音だけが響いていた。
どれだけそうしていただろうか。
ナツキはそっとジョージから体を離した。
「・・・・ハリーと・・・話してみる・・・・」
「ああ・・・。それがいい。ハリーも待ってるよ。」
ナツキは立ち上がって、サイラスを見た。
「サイラスが、ジョージを入れてくれたの?」
サイラスは目を瞑って伏せながら尻尾を一度だけ振った。
「ありがとう。次は、ちゃんとお肉持ってくるね。」
ナツキはジョージと共にグリフィンドール塔へのぼり、談話室への入り口をくぐった。
「ナツキ!」
ハリーが一人そこにいた。
「・・・ハリー・・・わ、私・・・」
言葉に詰まるナツキの肩に暖かい何かが置かれた。ジョージの手だった。
「私、大悪党の血が流れてるみたいなの・・・・。最低、最悪の・・・殺したいほど・・・憎い・・・・あいつの・・・」
「そんなの関係ない!!!!」
ハリーは談話室の外にも漏れそうなくらい大きな声で叫んだ。
「・・・1年の時、ヴォルデモートと出くわす直前、君に言ったことを覚えてる?」
ナツキは頷いた。忘れるわけがない。
「僕は、君と友達であることを誇りに思う。今までも。これからも。何があったって、永遠にそうだ。・・・・ごめんね、ナツキ。僕、自分のことばっかりで、君の気持ちを全然考えてあげられなかった。」
「・・・ううん・・・・。ハリー・・ありがとう・・・・!!」
ナツキはハリーに抱き付いた。ハリーは少し気まずそうに、ナツキ越しにジョージを見た。ジョージは仕方ないと言ったふうに肩をすくめていた。
「・・・・ジョージもありがとう。・・・私、ハリーもジョージも大好きだよ。」
ハリーから離れたナツキが言った一言でジョージはある悲しいことに気づいてしまった。
「「「ナツキ!」」」
話し声を聞きつけたのか、ロンとハーマイオニーとフレッドが部屋から降りてきた。ハーマイオニーは涙目で、ナツキはそれがちょっぴり嬉しかった。
「ばかばかばか!心配したのよ!ご飯は!?食べてないでしょう?ああ、ひどい顔よ。シャワーは?」
ハーマイオニーは慌ててナツキを女子の部屋へと連れて行ってしまった。
「どーだい、相棒、ナツキと仲良くなれたかい?」
フレッドがにやにやと影の方で、こっそりジョージにそう尋ねた。
「いーや。俺からポロッとこぼれた告白が流されちまったようだ。」
「おーうおうおう、詳しく聞かせてくれ。」