賢者の石
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鍋の底が焦げつかないように、さっきまで必死に木べらを回していた。11歳の少女ナツキは、汗ばんだ額を手の甲でぬぐいながら、火をそっと消した。
背後の壁はひび割れた漆喰、天井の梁には煤の跡が黒く残っている。荒屋、といってもいいだろう。隙間風でスカートがふわりと持ち上がった。
古い木のテーブルに、出来上がったばかりのシチューを運ぶ。縁の欠けた皿に、スープをよそうとふわふわと湯気が立った。
するとガタガタと家の扉が揺れた。
「おかえりなさい。」
「ああ。」
無愛想な髭を蓄えた老人が現れた。姿現しでホグズミードから帰ってきた、アバーフォース・ダンブルドアであった。
「ご飯、できたよ。」
「ああ。」
アバーフォースはナツキの育て親だった。
「ヤギは?」
「変わりない。」
先ほどから無愛想な返事しかない。それでもナツキはアバーフォースが嫌いではなかった。血のつながりはないし、1日の大半をホッグズヘッドで過ごしていて共に過ごす時間は少ないが、唯一家族と呼べる人だった。
「明日、ダイアゴン横丁に行ってくる。」
「・・・・明日は珍しく予約客がある。明後日は?」
ナツキはアバーフォースのそのセリフに内心で驚いてしまった。一緒について来る気があったとは思わなかったからだ。
「私、1人でも行けるよ。それに、あの、フローリアン・フォーテスキューで明日までの限定のフレーバーが・・・・その・・・」
「明日まで?なぜもっと早くに言わなかったんだ。」
「あ・・・と・・・・ごめんなさい。」
アバーフォースはなんとも言えない気持ちになった。アイスを食べたいと珍しく子供らしいことを言ったかと思えば、変に大人のように遠慮をする。
「責めているんじゃない。・・・明日は暗くなる前に帰って来るんだ。」
「・・・・うん。」
かちゃかちゃと夕食を食べる食器の音だけが響いた。
「・・・・アブ、」
「なんだ。」
「ホグワーツ特急の、その、出発日は・・・・・」
言葉の途中で俯くナツキだが、アバーフォースには十分伝わった。
「見送りの日は空けておく。」
「! ありがとう・・・。」
ナツキの頬が嬉しさでほんのり赤らんだ。
翌日、ナツキはダイアゴン横丁を訪れていた。まずはお金を下ろさなければならないと、グリンゴッツへ行く。祖母の遺産が莫大であるため、ナツキはこれがなくなることがあるのだろうかといつも不思議に思っていた。
マダム・マルキンの店で制服の採寸を終え、教科書を買い、杖を買いにオリバンダーの店へと来た。アバーフォースから杖を買うなら絶対にここだと言われたのだ。
「いらっしゃいませ。1年生だね。おや、もしやアルバ・ゴドリクソンの親類かね?お名前は?」
その質問はナツキがこれまで至る所で大人たちからされたものだった。
「アルバは祖母です。私は、ナツキです。」
「彼女の杖は私が作ったものではないが、あなたのお母さんはうちで杖を買っていったよ。月桂樹にドラゴンの心臓の琴線。19センチ。しなやか。」
「母が?」
ナツキが他人から母の話を聞くことは非常に稀だった。皆、偉大な魔女であった祖母の話ばかりするからだ。ナツキは祖母の話を聞くのは好きだったが、他の家族の話も聞きたいなと思っていた。
「さて、あなたにはどんな杖が良いのかな。」
ナツキは腕やら何やら身体中を採寸された。そしてようやく杖を手渡された。
「黒檀に不死鳥の羽。20センチ。しなやか。さあ、振ってごらんなさい。」
言われるがままに杖を振るが何も起こらない。
「これではないようだ。では次・・・・」
その後何本か杖を試しみるが、オリバンダーは納得がいかないらしい。
「・・・・・ではこれ、これでダメなら・・・いや、振ってみようか。ナナカマドにユニコーンのたてがみ。19センチ。芯があり滑らか。」
ナツキはその杖を持った瞬間、これまでとは少し違う気がした。振ってみると、ふわりと風が吹いた。
「私の杖では、きっとこれが君に一番合うだろう。」
「・・・・・なら、これを買います。ありがとうございます。」
ーーー私の杖では?
どういうことだろう。もしかして、自分には合う杖がなかったということだろうか。
複雑な気持ちで杖を購入し、ナツキは次にイーロップふくろう百貨店へやってきた。ホグワーツにいる間、1・2年生はホグズミードへ行けないから、アバーフォースに手紙を出せるように買おうと思っていたのだった。
どのふくろうが良いだろうかと見て回っていると、大男とくしゃくしゃ頭の同い年くらいの男の子が来店した。
広くはない店内に、客は自分とその2人だけ。必然的に彼らはナツキを見た。
「ん?もしかしてナツキか?エリザベスの娘の?アルバにそっくりだな!すぐにわかったぞ。」
大男はニコニコとそう言った。エリザベスとは母の名前だ。祖母アルバはホグワーツで教師をしていた時期があるらしいから、その時を知っている人なのかもしれない。
「えっと、はい。ナツキです。」
「おお!俺はルビウス・ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地の番人だ。ああ、こっちのはハリーだ。今年からホグワーツに行くんだ。一緒だな。」
「ハリー?えっと、私はナツキ。よろしくね。」
握手を求めると、ハリーは少しだけ戸惑いながらも握手を返した。ナツキはすぐにこの人がハリー・ポッターなのだと分かった。でもそれを指摘して喜ぶ人なのかどうかわからなかったから、余計なことは言わなかった。
「お前さんもふくろうにしたんだな。ほれみろ、ハリー。ふくろうは人気なんだ。」
自分の選択が大正解だったというようにハグリッドは胸を張った。
「えっと、どのふくろうにするか決めてるの?」
会話をする流れだったので、最もその場に合う話題で話しかけてみると、ハリーは嬉しそうな、でも困ったような顔をした。
「ううん、まだ。君は?」
「私もまだなの。たくさんいて、どの子も可愛いし。手紙を頼むから、お利口さんがいいけどよくわからないし。」
「・・・・ああ、手紙ね!」
ハリーが不自然な反応をしたのでナツキは気にかかった。
「郵便用のふくろうを買いに来たんじゃなかった?」
「あ、違うんだ。その、僕、君たちの言うマグルのところでずっと暮らしてたから、ふくろうの郵便に馴染みがなくて・・・・」
ハリーの顔がみるみる赤くなった。無理もなかった。このふくろう百貨店に来る前にマルフォイに出会っていて、そこで魔法使いのことを何も知らないのを恥じたのだ。そしてここでも同じ思いをするのだとハリーは思った。
でもナツキはそんなことよりも、ハリーの発言の方に興味が向いた。
「じゃあマグルのことをたくさん知ってるんだね!」
「え?あ、うん。そうだと思う。」
「亡くなった祖父がマグル生まれらしいんだけど、私はマグルのこと全然知らないの。だからいろいろ聞いていいかな?あ、魔法界のこと、私が知ってることでよければ教えられるよ。あのね、ふくろう便は・・・」
ハリーとナツキはすぐに打ち解けていった。あっという間にお互いに好感を持ったのだ。ハリーが直前にマルフォイに会っていて、その落差が大きかったことも要因の一つだろう。
「おいおい、お前さんら、仲良くなるのはいいことだが、先にふくろうを選んだらどうだ?」
ハグリッドの声でようやく店に来た目的を思い出した2人。
「僕、あの白いふくろうにする。」
ハリーが指をさした先では美しい白いふくろうが眠っていた。店主がそのふくろうの鳥籠をハリーに渡すと、一羽のふくろうが大きく鳴いた。ハリーのシロフクロウと同じ種類だが、ハリーのよりも少し灰色がかっていた。
「どうしたんだろう。その子とお友達なのかな。」
ナツキがそういうと、よく向き合って話をしているような時があると店主が教えてくれた。
「そうなんだ。僕、別なふくろうにしたほうが・・・・」
「じゃあ、そっちの子、私が飼います。」
ナツキの言葉にハリーはとても嬉しくなった。これで自分はこの気に入った白いふくろうを選べるし、このふくろうも友達と離れずに済むのだ。
「ナツキ!それって最高だよ!」
「この子のこと、たくさん可愛がるね。」
店主はナツキにそのふくろうを渡した。先にハリーが会計を済ませようとすると、ハグリッドが前に出た。
「おう、これは俺が払うぞ!誕生日祝いだからな!!」
そう言ってハグリッドはお金を払う。
「ハリーの誕生日?いつ?」
「その・・・今日なんだ。」
言いにくそうにハリーは言った。
「わあ!そうなんだ!おめでとう!!」
ハグリッドが会計を終えると、ナツキはふくろうの餌をいくつか購入した。そして、3人は店を出た。
「ハリー、はいこれ。」
「?」
ナツキはハリーにふくろう用のちょっと高級な餌を渡した。
「私から誕生日プレゼント!・・・て、これじゃハリーっていうより、その子へのプレゼントかも・・・」
あれ、失敗しただろうかとナツキは思った。でもハリーはものすごく嬉しかった。まさか誕生日に2人からプレゼントをもらえるだなんて思っていなかったのだ。
「ナツキ、ありがとう!」
笑顔のハリーを見て、ナツキは安心した。喜んでもらえたようだ。しかし、別れの時はすぐにやってきた。アバーフォースからは早く帰ってくるように言われている。
「じゃあまたね、ハリー。ホグワーツで!」
「うん。またね!」
その後帰ってから、ナツキはハリーと出会い、友達になったことをアバーフォースに伝えた。その嬉しそうな様子を見て、アバーフォースは密かに安心するのであった。
背後の壁はひび割れた漆喰、天井の梁には煤の跡が黒く残っている。荒屋、といってもいいだろう。隙間風でスカートがふわりと持ち上がった。
古い木のテーブルに、出来上がったばかりのシチューを運ぶ。縁の欠けた皿に、スープをよそうとふわふわと湯気が立った。
するとガタガタと家の扉が揺れた。
「おかえりなさい。」
「ああ。」
無愛想な髭を蓄えた老人が現れた。姿現しでホグズミードから帰ってきた、アバーフォース・ダンブルドアであった。
「ご飯、できたよ。」
「ああ。」
アバーフォースはナツキの育て親だった。
「ヤギは?」
「変わりない。」
先ほどから無愛想な返事しかない。それでもナツキはアバーフォースが嫌いではなかった。血のつながりはないし、1日の大半をホッグズヘッドで過ごしていて共に過ごす時間は少ないが、唯一家族と呼べる人だった。
「明日、ダイアゴン横丁に行ってくる。」
「・・・・明日は珍しく予約客がある。明後日は?」
ナツキはアバーフォースのそのセリフに内心で驚いてしまった。一緒について来る気があったとは思わなかったからだ。
「私、1人でも行けるよ。それに、あの、フローリアン・フォーテスキューで明日までの限定のフレーバーが・・・・その・・・」
「明日まで?なぜもっと早くに言わなかったんだ。」
「あ・・・と・・・・ごめんなさい。」
アバーフォースはなんとも言えない気持ちになった。アイスを食べたいと珍しく子供らしいことを言ったかと思えば、変に大人のように遠慮をする。
「責めているんじゃない。・・・明日は暗くなる前に帰って来るんだ。」
「・・・・うん。」
かちゃかちゃと夕食を食べる食器の音だけが響いた。
「・・・・アブ、」
「なんだ。」
「ホグワーツ特急の、その、出発日は・・・・・」
言葉の途中で俯くナツキだが、アバーフォースには十分伝わった。
「見送りの日は空けておく。」
「! ありがとう・・・。」
ナツキの頬が嬉しさでほんのり赤らんだ。
翌日、ナツキはダイアゴン横丁を訪れていた。まずはお金を下ろさなければならないと、グリンゴッツへ行く。祖母の遺産が莫大であるため、ナツキはこれがなくなることがあるのだろうかといつも不思議に思っていた。
マダム・マルキンの店で制服の採寸を終え、教科書を買い、杖を買いにオリバンダーの店へと来た。アバーフォースから杖を買うなら絶対にここだと言われたのだ。
「いらっしゃいませ。1年生だね。おや、もしやアルバ・ゴドリクソンの親類かね?お名前は?」
その質問はナツキがこれまで至る所で大人たちからされたものだった。
「アルバは祖母です。私は、ナツキです。」
「彼女の杖は私が作ったものではないが、あなたのお母さんはうちで杖を買っていったよ。月桂樹にドラゴンの心臓の琴線。19センチ。しなやか。」
「母が?」
ナツキが他人から母の話を聞くことは非常に稀だった。皆、偉大な魔女であった祖母の話ばかりするからだ。ナツキは祖母の話を聞くのは好きだったが、他の家族の話も聞きたいなと思っていた。
「さて、あなたにはどんな杖が良いのかな。」
ナツキは腕やら何やら身体中を採寸された。そしてようやく杖を手渡された。
「黒檀に不死鳥の羽。20センチ。しなやか。さあ、振ってごらんなさい。」
言われるがままに杖を振るが何も起こらない。
「これではないようだ。では次・・・・」
その後何本か杖を試しみるが、オリバンダーは納得がいかないらしい。
「・・・・・ではこれ、これでダメなら・・・いや、振ってみようか。ナナカマドにユニコーンのたてがみ。19センチ。芯があり滑らか。」
ナツキはその杖を持った瞬間、これまでとは少し違う気がした。振ってみると、ふわりと風が吹いた。
「私の杖では、きっとこれが君に一番合うだろう。」
「・・・・・なら、これを買います。ありがとうございます。」
ーーー私の杖では?
どういうことだろう。もしかして、自分には合う杖がなかったということだろうか。
複雑な気持ちで杖を購入し、ナツキは次にイーロップふくろう百貨店へやってきた。ホグワーツにいる間、1・2年生はホグズミードへ行けないから、アバーフォースに手紙を出せるように買おうと思っていたのだった。
どのふくろうが良いだろうかと見て回っていると、大男とくしゃくしゃ頭の同い年くらいの男の子が来店した。
広くはない店内に、客は自分とその2人だけ。必然的に彼らはナツキを見た。
「ん?もしかしてナツキか?エリザベスの娘の?アルバにそっくりだな!すぐにわかったぞ。」
大男はニコニコとそう言った。エリザベスとは母の名前だ。祖母アルバはホグワーツで教師をしていた時期があるらしいから、その時を知っている人なのかもしれない。
「えっと、はい。ナツキです。」
「おお!俺はルビウス・ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地の番人だ。ああ、こっちのはハリーだ。今年からホグワーツに行くんだ。一緒だな。」
「ハリー?えっと、私はナツキ。よろしくね。」
握手を求めると、ハリーは少しだけ戸惑いながらも握手を返した。ナツキはすぐにこの人がハリー・ポッターなのだと分かった。でもそれを指摘して喜ぶ人なのかどうかわからなかったから、余計なことは言わなかった。
「お前さんもふくろうにしたんだな。ほれみろ、ハリー。ふくろうは人気なんだ。」
自分の選択が大正解だったというようにハグリッドは胸を張った。
「えっと、どのふくろうにするか決めてるの?」
会話をする流れだったので、最もその場に合う話題で話しかけてみると、ハリーは嬉しそうな、でも困ったような顔をした。
「ううん、まだ。君は?」
「私もまだなの。たくさんいて、どの子も可愛いし。手紙を頼むから、お利口さんがいいけどよくわからないし。」
「・・・・ああ、手紙ね!」
ハリーが不自然な反応をしたのでナツキは気にかかった。
「郵便用のふくろうを買いに来たんじゃなかった?」
「あ、違うんだ。その、僕、君たちの言うマグルのところでずっと暮らしてたから、ふくろうの郵便に馴染みがなくて・・・・」
ハリーの顔がみるみる赤くなった。無理もなかった。このふくろう百貨店に来る前にマルフォイに出会っていて、そこで魔法使いのことを何も知らないのを恥じたのだ。そしてここでも同じ思いをするのだとハリーは思った。
でもナツキはそんなことよりも、ハリーの発言の方に興味が向いた。
「じゃあマグルのことをたくさん知ってるんだね!」
「え?あ、うん。そうだと思う。」
「亡くなった祖父がマグル生まれらしいんだけど、私はマグルのこと全然知らないの。だからいろいろ聞いていいかな?あ、魔法界のこと、私が知ってることでよければ教えられるよ。あのね、ふくろう便は・・・」
ハリーとナツキはすぐに打ち解けていった。あっという間にお互いに好感を持ったのだ。ハリーが直前にマルフォイに会っていて、その落差が大きかったことも要因の一つだろう。
「おいおい、お前さんら、仲良くなるのはいいことだが、先にふくろうを選んだらどうだ?」
ハグリッドの声でようやく店に来た目的を思い出した2人。
「僕、あの白いふくろうにする。」
ハリーが指をさした先では美しい白いふくろうが眠っていた。店主がそのふくろうの鳥籠をハリーに渡すと、一羽のふくろうが大きく鳴いた。ハリーのシロフクロウと同じ種類だが、ハリーのよりも少し灰色がかっていた。
「どうしたんだろう。その子とお友達なのかな。」
ナツキがそういうと、よく向き合って話をしているような時があると店主が教えてくれた。
「そうなんだ。僕、別なふくろうにしたほうが・・・・」
「じゃあ、そっちの子、私が飼います。」
ナツキの言葉にハリーはとても嬉しくなった。これで自分はこの気に入った白いふくろうを選べるし、このふくろうも友達と離れずに済むのだ。
「ナツキ!それって最高だよ!」
「この子のこと、たくさん可愛がるね。」
店主はナツキにそのふくろうを渡した。先にハリーが会計を済ませようとすると、ハグリッドが前に出た。
「おう、これは俺が払うぞ!誕生日祝いだからな!!」
そう言ってハグリッドはお金を払う。
「ハリーの誕生日?いつ?」
「その・・・今日なんだ。」
言いにくそうにハリーは言った。
「わあ!そうなんだ!おめでとう!!」
ハグリッドが会計を終えると、ナツキはふくろうの餌をいくつか購入した。そして、3人は店を出た。
「ハリー、はいこれ。」
「?」
ナツキはハリーにふくろう用のちょっと高級な餌を渡した。
「私から誕生日プレゼント!・・・て、これじゃハリーっていうより、その子へのプレゼントかも・・・」
あれ、失敗しただろうかとナツキは思った。でもハリーはものすごく嬉しかった。まさか誕生日に2人からプレゼントをもらえるだなんて思っていなかったのだ。
「ナツキ、ありがとう!」
笑顔のハリーを見て、ナツキは安心した。喜んでもらえたようだ。しかし、別れの時はすぐにやってきた。アバーフォースからは早く帰ってくるように言われている。
「じゃあまたね、ハリー。ホグワーツで!」
「うん。またね!」
その後帰ってから、ナツキはハリーと出会い、友達になったことをアバーフォースに伝えた。その嬉しそうな様子を見て、アバーフォースは密かに安心するのであった。
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