黄金探し
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
戦いが始まったと思った途端、神官の刀が伸びた。
「今・・・何を・・・」
「ゾロ!」
その刃がゾロの脇を深く掠めた。
あの刀にもダイアルが搭載されていて、先程の有刺鉄線を自在に出せるというわけだ。
「ホーリー、別れて戦おうか・・・・!この"上層遺跡"・・・少々賑やかになってきた様だ・・・・・!!」
幸か不幸か、こちらにとっては都合の良い提案だった。
「ナツキ、あの犬、やれるな」
「うん・・!!」
剣士はきっとゾロに任せた方が良いのだろう。
大きな犬と向き合う。
「ワン!」
「!」
素早い動きで殴りかかってくる。
しかし、それは当たらない。
「無駄よ!ミツミツ・・・"蜜蝋拳 "!」
大きな蜜蝋の塊が犬に向かって飛ぶ。
「!」
しかしそれは躱されてしまった。
あのすばしっこさは、厄介だ。
さてどうしようかと考えていると、女の悲鳴が聞こえた。
「きゃあああ!」
「ナミ!?」
ナミがウェイバーに乗って上がってきた。
そして、それに犬耳の男たちが襲いかかろうとしている。
「メ〜〜〜〜〜!!」
「ミツミツ・・・"蜜散弾 "!!」
ゾロやゲリラの男と犬の男たちを一掃する。
「ナミ!てめェが何でここに!」
そうだ。ナミは探索班ではない。
「ああっ!ゾロ!ナツキ!みんなは!?」
「ここは危ないよ!ナミ!逃げて!」
そう言った時だった。
ナミをこの戦場から助け出そうとしてくれた空の騎士は、ナミと女の子をウェイバーごと抱えた。
バクン!
しかし、彼らは丸ごとウワバミの口の中に入ってしまった。
「・・・嘘・・・!?」
「アノアホ・・・・」
ゾロと二人、唖然としてその光景を見つめる。
しかし敵は待ってはくれない。
「ワン!」
「うわっ!」
犬が襲いかかってくる。しかし、彼は私にダメージを与える術は持っていないようだ。
「ゾロ!?」
あとはどう攻撃を入れるかが問題だと考えようとした時、視界に倒れているゾロの姿が目に入った。
「佳境だな。ホーリー、あれを行くぞ」
「ワン」
犬は走り回り、鉄雲を発動させる。
あっという間に、あたりは鉄雲のドームに囲まれていた。
逃す気はないということだろうか。
「ゾロ!」
「問題ねェ・・・」
ひとまず無事なその姿にホッとする。
「全部片付いたらどこから出りゃいいんだ」
「そんな事は片付いてから考えな。あと9人と2匹!」
いよいよ戦いも佳境かと思った時、ゲリラがドームの外を凝視していた。何やら異常事態らしいと思ってそちらを見ると、太鼓を背負った大きな男がいた。
「・・・まさかあいつが・・・?」
そう思った矢先、ドーム外にいた女性に向けて、その男が雷撃を放った。
「・・・・あれが神・・・・・!?」
「そうみたいだね・・・・。自然系の能力者みたい・・・・・」
女性を倒し、「せいぜい死なぬことだ」と言い残してゴッド・エネルは笑い声だけを残して消えてしまった。
「ゾロ!とにかく今はナミを!」
「わァってる・・・・ウワバミ・・・!!まずてめェの腹の中に用がある」
ゾロがウワバミに食われたナミを助けようとそちらへ突っ込むと、ゲリラも同じ様に向かっていった。
そして互いの目的は同じなはずなのに、牽制しあう。
なぜそうなるのかと苛立ちながらもゾロに加勢しようとした時、
「ホーリー『お手』だ!」
「!」
神官が犬に命令を下した。
「させない!!ミツミツ・・・"蜜銃 "」
「ワン!?」
蜜の銃撃が犬に直撃した。しかし、犬の攻撃を避けたゾロに神官が襲い掛かる。
「ゾロ!」
「おれに構うな!!やることは分かってんな!?」
「・・・うん・・・・!!」
そうだ。私がゾロに頼まれたのは、この犬を倒すこと。さっさと倒して、ナミを助けに行こう。それがきっと最善だ。
「ワンちゃん、これ以上、ゾロの戦いを邪魔しないで!!」
「ワォン!!」
犬がすごい速さとパワーでこちらに向かってきた。私に攻撃は効かない。けれど、あっちも相当タフだから、なんとか大きなダメージを与えないと。
「ミツミツ"蜜散弾 "!」
犬の強烈な攻撃を躱しながら、攻撃を続ける。いくら効かないと言っても攻撃を受けるたびに飛び散っていてはこちらが攻撃しにくい。
「・・・ハァ・・・」
「ワン!?」
蜜散弾 を撃ち続けたことが功を奏し、犬のバランスが崩れた。
今だ!
「ミツミツ・・・"蜜砲 "!!!」
「ワォーーン!!?」
強烈な蜜の塊を飛ばす。私の攻撃の中では命中率は劣るが威力は最大だ。
どーんと音を立てて巨大な体が倒れた。
「・・・やった・・・・・!!・・・ってゾロは!?」
後ろを振り向くと、新歓は倒れていて、ゾロが立っていた。傷だらけだったが、無事である。
「おう、ナツキ・・・よくやった」
「うん・・・・!!ナミを助けに行こう!」
そう二人で、気を取り直してウワバミに向かったその時だった。
ビカっと稲光があたりを包んだ。
「何っ!!?」
「何だ・・・・」
バチバチと蔓に電気が走り、地面がグラグラと砕け出した。
「地面が・・・・・!」
落ちてしまう、そう思った時、目端にチョッパーが見えた。
「チョッパー!!!」
急いで倒れているチョッパーを抱き上げ、落下に備える。ゾロは怪我はしているがきっと一人でも問題ないはずだ。
ゴゴゴと音を立てて、遺跡は遥か下へと落下した。
「今・・・何を・・・」
「ゾロ!」
その刃がゾロの脇を深く掠めた。
あの刀にもダイアルが搭載されていて、先程の有刺鉄線を自在に出せるというわけだ。
「ホーリー、別れて戦おうか・・・・!この"上層遺跡"・・・少々賑やかになってきた様だ・・・・・!!」
幸か不幸か、こちらにとっては都合の良い提案だった。
「ナツキ、あの犬、やれるな」
「うん・・!!」
剣士はきっとゾロに任せた方が良いのだろう。
大きな犬と向き合う。
「ワン!」
「!」
素早い動きで殴りかかってくる。
しかし、それは当たらない。
「無駄よ!ミツミツ・・・"
大きな蜜蝋の塊が犬に向かって飛ぶ。
「!」
しかしそれは躱されてしまった。
あのすばしっこさは、厄介だ。
さてどうしようかと考えていると、女の悲鳴が聞こえた。
「きゃあああ!」
「ナミ!?」
ナミがウェイバーに乗って上がってきた。
そして、それに犬耳の男たちが襲いかかろうとしている。
「メ〜〜〜〜〜!!」
「ミツミツ・・・"
ゾロやゲリラの男と犬の男たちを一掃する。
「ナミ!てめェが何でここに!」
そうだ。ナミは探索班ではない。
「ああっ!ゾロ!ナツキ!みんなは!?」
「ここは危ないよ!ナミ!逃げて!」
そう言った時だった。
ナミをこの戦場から助け出そうとしてくれた空の騎士は、ナミと女の子をウェイバーごと抱えた。
バクン!
しかし、彼らは丸ごとウワバミの口の中に入ってしまった。
「・・・嘘・・・!?」
「アノアホ・・・・」
ゾロと二人、唖然としてその光景を見つめる。
しかし敵は待ってはくれない。
「ワン!」
「うわっ!」
犬が襲いかかってくる。しかし、彼は私にダメージを与える術は持っていないようだ。
「ゾロ!?」
あとはどう攻撃を入れるかが問題だと考えようとした時、視界に倒れているゾロの姿が目に入った。
「佳境だな。ホーリー、あれを行くぞ」
「ワン」
犬は走り回り、鉄雲を発動させる。
あっという間に、あたりは鉄雲のドームに囲まれていた。
逃す気はないということだろうか。
「ゾロ!」
「問題ねェ・・・」
ひとまず無事なその姿にホッとする。
「全部片付いたらどこから出りゃいいんだ」
「そんな事は片付いてから考えな。あと9人と2匹!」
いよいよ戦いも佳境かと思った時、ゲリラがドームの外を凝視していた。何やら異常事態らしいと思ってそちらを見ると、太鼓を背負った大きな男がいた。
「・・・まさかあいつが・・・?」
そう思った矢先、ドーム外にいた女性に向けて、その男が雷撃を放った。
「・・・・あれが神・・・・・!?」
「そうみたいだね・・・・。自然系の能力者みたい・・・・・」
女性を倒し、「せいぜい死なぬことだ」と言い残してゴッド・エネルは笑い声だけを残して消えてしまった。
「ゾロ!とにかく今はナミを!」
「わァってる・・・・ウワバミ・・・!!まずてめェの腹の中に用がある」
ゾロがウワバミに食われたナミを助けようとそちらへ突っ込むと、ゲリラも同じ様に向かっていった。
そして互いの目的は同じなはずなのに、牽制しあう。
なぜそうなるのかと苛立ちながらもゾロに加勢しようとした時、
「ホーリー『お手』だ!」
「!」
神官が犬に命令を下した。
「させない!!ミツミツ・・・"
「ワン!?」
蜜の銃撃が犬に直撃した。しかし、犬の攻撃を避けたゾロに神官が襲い掛かる。
「ゾロ!」
「おれに構うな!!やることは分かってんな!?」
「・・・うん・・・・!!」
そうだ。私がゾロに頼まれたのは、この犬を倒すこと。さっさと倒して、ナミを助けに行こう。それがきっと最善だ。
「ワンちゃん、これ以上、ゾロの戦いを邪魔しないで!!」
「ワォン!!」
犬がすごい速さとパワーでこちらに向かってきた。私に攻撃は効かない。けれど、あっちも相当タフだから、なんとか大きなダメージを与えないと。
「ミツミツ"
犬の強烈な攻撃を躱しながら、攻撃を続ける。いくら効かないと言っても攻撃を受けるたびに飛び散っていてはこちらが攻撃しにくい。
「・・・ハァ・・・」
「ワン!?」
今だ!
「ミツミツ・・・"
「ワォーーン!!?」
強烈な蜜の塊を飛ばす。私の攻撃の中では命中率は劣るが威力は最大だ。
どーんと音を立てて巨大な体が倒れた。
「・・・やった・・・・・!!・・・ってゾロは!?」
後ろを振り向くと、新歓は倒れていて、ゾロが立っていた。傷だらけだったが、無事である。
「おう、ナツキ・・・よくやった」
「うん・・・・!!ナミを助けに行こう!」
そう二人で、気を取り直してウワバミに向かったその時だった。
ビカっと稲光があたりを包んだ。
「何っ!!?」
「何だ・・・・」
バチバチと蔓に電気が走り、地面がグラグラと砕け出した。
「地面が・・・・・!」
落ちてしまう、そう思った時、目端にチョッパーが見えた。
「チョッパー!!!」
急いで倒れているチョッパーを抱き上げ、落下に備える。ゾロは怪我はしているがきっと一人でも問題ないはずだ。
ゴゴゴと音を立てて、遺跡は遥か下へと落下した。