黄金探し
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サウスバードを運よく見つけ、南へ歩くことしばらく。
「・・・この辺りは違うのかな・・・・?」
森に囲まれた一角に、島雲の覆われた開けた場所があった。
たくさんの崩れた遺跡が雲や森に埋まっていた。
「もしかして、黄金郷・・・滅んじゃったのかな・・・・?」
遺跡はたくさんあり、なんらかの都市があったことは間違いない。
でも、黄金は見つからない。
「・・・・・あれは・・・?」
その場所にある、異質なあるものに目を奪われた。
大きな蔓だ。
中層には島雲のようなものがある。
「もしかして、あそこに・・・?」
黄金郷はもっと高いところにあって、ここにある遺跡はそれらの一部が崩れて落ちたとか・・・?
とにかく確かめてみないことには何もわからない。
「よし!」
蔓は急だが直角ではないから登れるだろう。
念の為、両手両足に粘度の高いハチミツを纏い、落ちにくくする。
よじよじ登っていると、振動が蔓ごしに伝わってきた。
上層で戦いが起きているに違いない。
「早く行かないと・・・!黄金取られちゃう!」
ルフィの手伝いをすると決めたのだ。
クリケットさんに、なんとしても鐘の音を聞かせて、黄金郷のことを知らせたい。
「・・・・おっこいせ・・・」
何とか蔓を上り終え、島雲にたどり着く。
「騎士のおじいちゃん!?どうしてここに・・・怪我は!?」
「・・・む・・・、案ずるな・・・」
よくよく見回してみると、ガン・フォール、白海のゲリラ、スキンヘッドの男と巨大な犬がいた。
何だこの光景は。
「・・・・遺跡・・・。ここは黄金郷じゃないの?」
誰一人、その問いに答えてはくれなかった。
しかし見ればわかる。ここも、違う。
じゃあどこに・・・・
そう思った時上空から聞いたことのある声が聞こえた。
「あああああああ!」
「え!?・・・・・・・ゾロ・・・?」
上から何か降ってきて、遺跡に突っ込んでいった。
一瞬見えた緑の頭と、この声は、間違いない。ゾロだ。
「・・・ア〜〜・・・・効いた・・・。・・・・ん?ここは・・・・!?」
「なんで上から?」
「お、ナツキか。まァあれだ。気にすんな。・・・それより・・・・遺跡か?」
ゾロはそう言って辺りを見回した。
そして最低限の状況を理解したらしい。
「アァ・・・見るからに凶暴そうなのがいるな・・・・・。オイ、黄金よこせ」
「黄金あの人が持ってるのかな?」
ゾロ、神官と犬、ゲリラ、空の騎士、そして私が向かい合う。
そして____
「ジュラララ!!」
なぜかあのウワバミまで現れた。
「まァ御仁方々、いいてェ事は色々あろうが・・・」
神官が話し始めた。
「主張したくば、まずはここで生き残ることだ」
ピリピリとした緊張感が走る。
最初に戦いの火種を落としたのはゲリラのバズーカだった。
足場を崩されては面倒なので、それを避ける。
そしてゲリラの攻撃を躱したゾロの背後に神官と犬の影が見えた。
「ゾロ!後ろ!」
「!」
「ワン!」
驚いたことにその大きな犬は素早い動きでゾロをパンチしようとした。
「な、何あれ!?犬なの!?」
「こいつの名はホーリー!言っておくがおれは"空の畜産家 "。完全なる二足歩行、次いでは拳闘までを叩き込んだ・・・!とくと味わえ!!」
・・・あの変な犬と、神官を離した方がいいかもしれない。
ゲリラも厄介だけれど、直接の敵は間違いなく神官なのだ。そちらを優先しよう。
空の騎士も戦闘に参加し、混戦を極める。
そしてウワバミがなかなかに邪魔だった。
「んー、ミツミツ"誘惑 "!」
「ジュラァア!」
ウワバミの注意をひいたと思ったその時、何かに苦しむようにウワバミが暴れ始めた。
「!?」
何なのだろう?お腹でも痛いのかな・・・?
「おい!!チョッパー、お前っ!!」
そこにゾロの焦る声が聞こえた。
嫌な予感がしてそちらを見る。
「・・・・え・・・・・・?」
チョッパーが傷だらけで倒れていたのだ。
「チョッパーーーーーっ!!!」
ゾロと二人チョッパーの元へかけようとする。すると__
「ぐあ!!」
「わ!・・・ゾロ!」
遺跡の壁から有刺鉄線のような雲が飛び出してきた。
神官が言うにはチョッパーはほとんどこれでやられたらしい。
しかしそれは私にはダメージを与えることはない。
「チョッパー!」
「チョッパー!おい!チョッパー!!返事しろ!!」
チョッパーは目を覚さない。
「気の毒にな」
神官が吐き捨てるように言った。
「敵討ちでもしたくなったか」
「・・・・いや、そういう戦いの動機はあまり好きじゃねェ・・・・ただ、少し燃えてきた・・・!!!」
無愛想だけど、いつもは優しいゾロがこんなふうに怒っているのを初めてみた。
「おい、ナツキ」
「何」
「いけるよな。ちょーど2対2だ」
「もちろん・・・!!」
私だって、怒っている。
チョッパーが大好きだから
私はゾロと違って戦いの動機なんて、単純だ。
「大事な仲間を傷つけられて、黙ってなんていられない!!」
「・・・この辺りは違うのかな・・・・?」
森に囲まれた一角に、島雲の覆われた開けた場所があった。
たくさんの崩れた遺跡が雲や森に埋まっていた。
「もしかして、黄金郷・・・滅んじゃったのかな・・・・?」
遺跡はたくさんあり、なんらかの都市があったことは間違いない。
でも、黄金は見つからない。
「・・・・・あれは・・・?」
その場所にある、異質なあるものに目を奪われた。
大きな蔓だ。
中層には島雲のようなものがある。
「もしかして、あそこに・・・?」
黄金郷はもっと高いところにあって、ここにある遺跡はそれらの一部が崩れて落ちたとか・・・?
とにかく確かめてみないことには何もわからない。
「よし!」
蔓は急だが直角ではないから登れるだろう。
念の為、両手両足に粘度の高いハチミツを纏い、落ちにくくする。
よじよじ登っていると、振動が蔓ごしに伝わってきた。
上層で戦いが起きているに違いない。
「早く行かないと・・・!黄金取られちゃう!」
ルフィの手伝いをすると決めたのだ。
クリケットさんに、なんとしても鐘の音を聞かせて、黄金郷のことを知らせたい。
「・・・・おっこいせ・・・」
何とか蔓を上り終え、島雲にたどり着く。
「騎士のおじいちゃん!?どうしてここに・・・怪我は!?」
「・・・む・・・、案ずるな・・・」
よくよく見回してみると、ガン・フォール、白海のゲリラ、スキンヘッドの男と巨大な犬がいた。
何だこの光景は。
「・・・・遺跡・・・。ここは黄金郷じゃないの?」
誰一人、その問いに答えてはくれなかった。
しかし見ればわかる。ここも、違う。
じゃあどこに・・・・
そう思った時上空から聞いたことのある声が聞こえた。
「あああああああ!」
「え!?・・・・・・・ゾロ・・・?」
上から何か降ってきて、遺跡に突っ込んでいった。
一瞬見えた緑の頭と、この声は、間違いない。ゾロだ。
「・・・ア〜〜・・・・効いた・・・。・・・・ん?ここは・・・・!?」
「なんで上から?」
「お、ナツキか。まァあれだ。気にすんな。・・・それより・・・・遺跡か?」
ゾロはそう言って辺りを見回した。
そして最低限の状況を理解したらしい。
「アァ・・・見るからに凶暴そうなのがいるな・・・・・。オイ、黄金よこせ」
「黄金あの人が持ってるのかな?」
ゾロ、神官と犬、ゲリラ、空の騎士、そして私が向かい合う。
そして____
「ジュラララ!!」
なぜかあのウワバミまで現れた。
「まァ御仁方々、いいてェ事は色々あろうが・・・」
神官が話し始めた。
「主張したくば、まずはここで生き残ることだ」
ピリピリとした緊張感が走る。
最初に戦いの火種を落としたのはゲリラのバズーカだった。
足場を崩されては面倒なので、それを避ける。
そしてゲリラの攻撃を躱したゾロの背後に神官と犬の影が見えた。
「ゾロ!後ろ!」
「!」
「ワン!」
驚いたことにその大きな犬は素早い動きでゾロをパンチしようとした。
「な、何あれ!?犬なの!?」
「こいつの名はホーリー!言っておくがおれは"
・・・あの変な犬と、神官を離した方がいいかもしれない。
ゲリラも厄介だけれど、直接の敵は間違いなく神官なのだ。そちらを優先しよう。
空の騎士も戦闘に参加し、混戦を極める。
そしてウワバミがなかなかに邪魔だった。
「んー、ミツミツ"
「ジュラァア!」
ウワバミの注意をひいたと思ったその時、何かに苦しむようにウワバミが暴れ始めた。
「!?」
何なのだろう?お腹でも痛いのかな・・・?
「おい!!チョッパー、お前っ!!」
そこにゾロの焦る声が聞こえた。
嫌な予感がしてそちらを見る。
「・・・・え・・・・・・?」
チョッパーが傷だらけで倒れていたのだ。
「チョッパーーーーーっ!!!」
ゾロと二人チョッパーの元へかけようとする。すると__
「ぐあ!!」
「わ!・・・ゾロ!」
遺跡の壁から有刺鉄線のような雲が飛び出してきた。
神官が言うにはチョッパーはほとんどこれでやられたらしい。
しかしそれは私にはダメージを与えることはない。
「チョッパー!」
「チョッパー!おい!チョッパー!!返事しろ!!」
チョッパーは目を覚さない。
「気の毒にな」
神官が吐き捨てるように言った。
「敵討ちでもしたくなったか」
「・・・・いや、そういう戦いの動機はあまり好きじゃねェ・・・・ただ、少し燃えてきた・・・!!!」
無愛想だけど、いつもは優しいゾロがこんなふうに怒っているのを初めてみた。
「おい、ナツキ」
「何」
「いけるよな。ちょーど2対2だ」
「もちろん・・・!!」
私だって、怒っている。
チョッパーが大好きだから
私はゾロと違って戦いの動機なんて、単純だ。
「大事な仲間を傷つけられて、黙ってなんていられない!!」