生贄の祭壇
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キャンプの用意を進めながら聞いたナミの話によるとこのアッパーヤードはなんと猿山連合軍が探し求めていた"黄金郷"なのだという。
「・・・で、そのマントラって何なんだ」
「知らねェよ。動きをよみやがるんだ・・・・おい、チョッパーもっと細かい方がいいか?」
寝込むガン・フォールのための流動食を作っていたサンジがそう言った。
そして話は、やはり"黄金郷"のことに。
「黄金かァ。こんな冒険待ってたんだ!!」
「そう来なくちゃ。話が早いわ」
「こらこらルフィ!お前らさっきのゲリラの忠告忘れたのかよ!」
「神が怒るぞ!」
「フフ・・・・。面白そうね」
「まァ、海賊がお宝目前で黙ってるわけにゃいかねェよな」
「敵も十分・・・!!こりゃサバイバルってことになるな」
「黄金郷か〜。描いたらいつかクリケットさんに届くかな〜」
「お、ナツキ!そりゃいい考えだ!!!・・・よ〜〜〜〜しやるか!!!黄金探し!!!」
************
ひとまず黄金探しの前に、一同はキャンプの準備を進める。
「ナツキちゃん、ハチミツ、これくらい入れてくれ」
「はーい」
サンジが作ったシチューの隠し味ということで、言われた分量のハチミツをポトポト垂らす。
しばらくしてそのシチューが出来上がり、食事をしながら、ナミが黄金郷について話し出す。
「これみて!ロビンとナツキがジャヤで手に入れた地図と、スカイピアノ古い地図の比率を合わせたの。おおよそだけどね。海岸の家をくっつけると、ほらっ!!!これが400年前のジャヤの姿っ!!」
そう言ってナミが見せた島はドクロの形をしていた。
そしてノーランドの残した最後の言葉、"ドクロの右目に黄金を見た"。これが意味するのは一つだ。
「ノーランドが言いたかったのは島の全景のことよ!明日は真っ直ぐにこのポイントを目指せばいいのよ。その間、船もほっとけないから二組に分かれて動きましょう。間違いない!!この場所で莫大な黄金が私たちを待ってる!!」
ナミの言葉で皆が浮き足立つ。
「ナツキ!一緒に黄金探そう!な!」
「いいよ。じゃあ私、黄金班で」
ナミにそう伝えると、「了解」と返ってくる。
明日はルフィと共に、黄金探しだ!
「これうめーなー。ナツキのおかげかな!?」
「サンジのおかげだよ」
「それはそーだけどよ、でもおめぇのハチミツもうまいじゃねーか」
ルフィはシチューに大変ご満悦のようだ。
でもやっぱり、私じゃなくてサンジのおかげだと思うけどな・・・。
「食いてェな〜」
「だ、だからお皿か何か持ってきてくれたらあげるって言ってるじゃん!」
シチューを食べている最中だというのに、ルフィは涎を垂らしながらこっちをみている。
「ガブっといきたいじゃねェか!」
「やだよ!!いいからシチュー食べてよ!!」
夜も更けてきて、一行は夕食を食べ終える。
「ふ〜〜。食った食った〜〜。明日は黄金!晴れるかな」
「空島って曇るの?」
まあ多分晴れだろう。
ルフィとみんなで明日の黄金探しに思いを馳せていると、ロビンがこちらに向かって言葉を投げた。
「夜も更けたわ。用のない火は消さなくちゃ。敵に位置を知らせてしまうだけよ」
・・・確かに。
キャンプが楽しくて忘れてたけど、そういえばここ敵地だった・・・・。
しかし、ルフィとウソップがどういうわけか呆れてため息をついた。
「バカなことを・・・。聞いたか、ウソップ。あんな事言ってらァ・・・・。火を消すってよ」
「仕方ねェさ。そう言ってやるな。ロビンは今まで闇に生きてきた女・・・。知らねェだけだ」
二人は一体どうしてしまったんだろう?ロビンと顔を見合わせ一緒に首を傾げる。彼らが何を言いたいのかはわからない。
「キャンプファイヤーするだろうがよォ!普通!!」
「キャンプの夜はたとえこの命尽き果てようともキャンプファイヤーだけはしたいのが人道!」
・・・・・真面目に考えてた私がバカだった。
そういえばこの人たちこんなんだった・・・・・。
「まあいいか」
楽しそうだし、みんながいれば怖いとも思わない。
ナミは怒っているが他の面々はすでにノリノリだ。
ゾロとサンジは普段の喧嘩が嘘のように最高のチームワークで組み木を作り上げていた。
「大丈夫さ、ナミさん。むしろ猛獣は火が怖ェんだから」
「後ろ後ろ!もうなんかいるわよ!!」
ナミの言う通りサンジの後ろでは獣の目がギラギラと光っていた。狼だった。しかし、
「お!おめェらイケるなァ〜!」
どういうわけかその狼たちとルフィは意気投合してしまった。
「・・・で、そのマントラって何なんだ」
「知らねェよ。動きをよみやがるんだ・・・・おい、チョッパーもっと細かい方がいいか?」
寝込むガン・フォールのための流動食を作っていたサンジがそう言った。
そして話は、やはり"黄金郷"のことに。
「黄金かァ。こんな冒険待ってたんだ!!」
「そう来なくちゃ。話が早いわ」
「こらこらルフィ!お前らさっきのゲリラの忠告忘れたのかよ!」
「神が怒るぞ!」
「フフ・・・・。面白そうね」
「まァ、海賊がお宝目前で黙ってるわけにゃいかねェよな」
「敵も十分・・・!!こりゃサバイバルってことになるな」
「黄金郷か〜。描いたらいつかクリケットさんに届くかな〜」
「お、ナツキ!そりゃいい考えだ!!!・・・よ〜〜〜〜しやるか!!!黄金探し!!!」
************
ひとまず黄金探しの前に、一同はキャンプの準備を進める。
「ナツキちゃん、ハチミツ、これくらい入れてくれ」
「はーい」
サンジが作ったシチューの隠し味ということで、言われた分量のハチミツをポトポト垂らす。
しばらくしてそのシチューが出来上がり、食事をしながら、ナミが黄金郷について話し出す。
「これみて!ロビンとナツキがジャヤで手に入れた地図と、スカイピアノ古い地図の比率を合わせたの。おおよそだけどね。海岸の家をくっつけると、ほらっ!!!これが400年前のジャヤの姿っ!!」
そう言ってナミが見せた島はドクロの形をしていた。
そしてノーランドの残した最後の言葉、"ドクロの右目に黄金を見た"。これが意味するのは一つだ。
「ノーランドが言いたかったのは島の全景のことよ!明日は真っ直ぐにこのポイントを目指せばいいのよ。その間、船もほっとけないから二組に分かれて動きましょう。間違いない!!この場所で莫大な黄金が私たちを待ってる!!」
ナミの言葉で皆が浮き足立つ。
「ナツキ!一緒に黄金探そう!な!」
「いいよ。じゃあ私、黄金班で」
ナミにそう伝えると、「了解」と返ってくる。
明日はルフィと共に、黄金探しだ!
「これうめーなー。ナツキのおかげかな!?」
「サンジのおかげだよ」
「それはそーだけどよ、でもおめぇのハチミツもうまいじゃねーか」
ルフィはシチューに大変ご満悦のようだ。
でもやっぱり、私じゃなくてサンジのおかげだと思うけどな・・・。
「食いてェな〜」
「だ、だからお皿か何か持ってきてくれたらあげるって言ってるじゃん!」
シチューを食べている最中だというのに、ルフィは涎を垂らしながらこっちをみている。
「ガブっといきたいじゃねェか!」
「やだよ!!いいからシチュー食べてよ!!」
夜も更けてきて、一行は夕食を食べ終える。
「ふ〜〜。食った食った〜〜。明日は黄金!晴れるかな」
「空島って曇るの?」
まあ多分晴れだろう。
ルフィとみんなで明日の黄金探しに思いを馳せていると、ロビンがこちらに向かって言葉を投げた。
「夜も更けたわ。用のない火は消さなくちゃ。敵に位置を知らせてしまうだけよ」
・・・確かに。
キャンプが楽しくて忘れてたけど、そういえばここ敵地だった・・・・。
しかし、ルフィとウソップがどういうわけか呆れてため息をついた。
「バカなことを・・・。聞いたか、ウソップ。あんな事言ってらァ・・・・。火を消すってよ」
「仕方ねェさ。そう言ってやるな。ロビンは今まで闇に生きてきた女・・・。知らねェだけだ」
二人は一体どうしてしまったんだろう?ロビンと顔を見合わせ一緒に首を傾げる。彼らが何を言いたいのかはわからない。
「キャンプファイヤーするだろうがよォ!普通!!」
「キャンプの夜はたとえこの命尽き果てようともキャンプファイヤーだけはしたいのが人道!」
・・・・・真面目に考えてた私がバカだった。
そういえばこの人たちこんなんだった・・・・・。
「まあいいか」
楽しそうだし、みんながいれば怖いとも思わない。
ナミは怒っているが他の面々はすでにノリノリだ。
ゾロとサンジは普段の喧嘩が嘘のように最高のチームワークで組み木を作り上げていた。
「大丈夫さ、ナミさん。むしろ猛獣は火が怖ェんだから」
「後ろ後ろ!もうなんかいるわよ!!」
ナミの言う通りサンジの後ろでは獣の目がギラギラと光っていた。狼だった。しかし、
「お!おめェらイケるなァ〜!」
どういうわけかその狼たちとルフィは意気投合してしまった。