アッパーヤード
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トンネルの中は真っ暗だ。
「長いね・・・・」
得体の知れない場所だ。流石に気味が悪い。
「あ、そうだ。こういうのもあるんじゃねェか?」
ルフィが突然何かを思いついたように話し出す。
「入口が4つあったろ?どれかがあたりでどれかがハズレ!・・・ハズレだったら、そうだな、空島から落ちるとか」
「や、やめてよ!縁起でもない」
「そうだ!落ちてたまるか!」
「アホなこと言ってんじゃねェよお前ら・・・そんなわけ・・・・・・」
パッと光に包まれ、トンネルと抜けた。
「「「「!!?」」」」
そこは滝になっていて、カラス丸は宙に浮いている。
「あ・・・・・」
私の人生、ここで終わったかもしれない。
まさかルフィの言ったことが現実になったのかと頭をよぎる。
「嘘でしょ・・・・」
「嫌だァ〜〜〜〜!嘘だろ〜〜〜!?」
「いやああああ〜〜〜っ!!!」
なかなかの距離をカラス丸と共に落下する。
このまま青海に落ちてしまうの!?
もしグランドラインに落ちたりなんてしたらとんでもない事態になってしまう。
「!!」
しかし、何とか心配事のようにはならなかった。
ボフゥンとカラス丸は無事、下にあったミルキーロードの上に着水する。
「本当に1万メートル落下するのかと思った」
「おめェが紛らわしいこと言う出すからだろ!クソ野郎!!」
「うっはっはっは!あ〜〜〜〜びびった。死ぬかと思った〜」
「・・・生きてる・・・!!!」
よかった・・・。心臓はまだバクバクしてるが、とりあえず無事らしい。
そして四人であたりを見回した。
「それにしても何だ、ここは・・・」
「玉だな!玉!」
「雲なのかな?」
ミルキーロードがウネウネと通るその森には、直径一メートルほどの真っ白な球がたくさん浮いていた。
「小さい島雲の玉だ・・・」
「ははは!すげ〜〜〜!でっけェ雪みたいだ!・・・これの何が試練なんだ?あたりなんじゃねェのか?ここがっ!」
たくさんあるその玉は今のところ何も危険はなさそうに見える。
「・・・・・私、神官が四人いるっていうから、それぞれの試練に一人ずついるんだと・・・・」
「あァ、ナツキちゃん。おれも似たようなこと考えてる・・・・。まァこいつの言う通りあたりならそれに越したことはねェが・・・・・・」
緊張感のないウソップとルフィはついにその雲の玉で遊び始めてしまった。
私は流石にそこまでは油断できないな・・・。
「へ〜〜い!ウソップ!パスっ!」
「おっし!オーライオーライ!」
ウソップとルフィが雲の玉でキャッチボールをし始めたその途端___
「シャーーーーッ!!」
突然勢いよく、その雲の玉から蛇が飛び出してきた。
「な・・・!ヘビ!?」
「これ卵か何かなの!?」
「コノヤロ!どっか行けェ!!!」
ルフィがその蛇を蹴り上げてことなきを得たが、この雲の玉全部に蛇がいるとなると面倒だ。
「ハァ・・・ハァ・・・びっくりした。何で・・・」
ルフィが珍しく慌てている。誰も何が起きたのかはわからない。
「おいサンジ!前!雲!!」
次はその玉の雲がサンジの眼前に近づいていた。
ウソップが叫んだ。その言葉の通りにサンジが蹴ろうと、その雲に触れた瞬間__
ボン!!と音を立てて、雲が爆発した。
「「「「!!?」」」」
ルフィ、ウソップ、サンジが真っ黒焦げになる。
「ぎゃ〜〜〜〜!ナツキ!?吹っ飛んじまったのか!?」
ルフィが叫ぶ。その視線の先にはドロドロになった私。
「・・・だ、大丈夫。びっくりはしたけど・・・・」
「あ、そうだった・・・。まだ、慣れねェな、それ」
爆発を受けて、ハチミツの身体が飛散してしまった。
飛散したハチミツを集めて、再び人の姿になると、ルフィは安心してくれたようだ。
「にしても、どうなってんだこの玉はァ〜〜〜!!!」
サンジが怒りのあまり叫んだ。するとどこからともなく声が聞こえた。
「ほーーーうほうほう!何が出るかはお楽しみ。その雲の名はびっくり雲」
目の前に現れたのは、帽子にめがね、そしてまん丸の体をした神官であった。
なんか、ボールみたい。強そうには見えないけれどおそらく、神官の一人だ。
「お前が玉の試練か!?たまか!?」
「ほっほほーう!ほほ〜〜〜う!」
ルフィが尋ねるも神官はそのまんまるボディでぽよぽよと飛んで遊ぶ。
「踊ってんじゃねェ!!てめェ何者だァ!!」
サンジが怒るがサトリは答えない。
「おいダンゴ!ナミさん達は無事なんだろうな!!」
「・・・・生贄のことか?ならばしらねえ。あいつらはほっといても死ぬからな・・・・。運良く逃げ出せてもどのみち死ぬからな・・・」
「んだとォ!?」
どのみち死ぬの?
なら、何のために、こんな訳のわからない試練なんて・・・・!
「お前達はお前達の心配をしろ。一応言っておくがおれに勝たなければ当然先には進めないからな」
「・・・・」
思うところはかなりあるが、とにかくやることは明確だ。
あのまん丸神官を倒さないといけない。
「ほほう♪」
神官が動き出した。
ポーンと跳ねながら向かってくる。
「おっしゃ!撃ち落としてやる!」
「ほう。伸びるのか」
「ゴムゴムの・・・え?」
まだルフィは腕を伸ばしていなかった。
「"銃"・・・」
驚きながらもルフィはそのまま技を放つ。しかし、予想していたように神官は簡単にそれを躱し、強烈な張り手をルフィに直撃させた。
「ルフィ!!?」
ゴムのルフィが、張り手で吹っ飛ばされてしまった。
何が起きたのだろう。打撃は効かないはずだ。
「ルフィ!?おい、平気なんだろ!?ただの打撃がお前に聞くはずねェ!!」
ウソップがルフィに向かって叫んだ。
「打撃・・・・?少し違う・・・・!」
「何が違うんだよ!!」
次はサンジが神官に向かっていく。
「ほっほう・・・!右足上段の蹴り・・・」
「首肉・・・・何!?」
「修行者にのみ授けられる力は"心綱 "」
もしかして、あのまん丸、予知でもするの!?
「マントラ・・・・!」
そして神官は再び動きを予知したかのように、サンジの攻撃を躱し、ルフィにした攻撃と同じ強烈な張り手を放つ。
「サンジ!!」
「う!うわああ!サンジィ!!!」
そして次にサトリは船に乗っているナツキとウソップの目の前に降り立つ。そしてウソップにそのまま手を向けた。
「打撃とは違う・・・・・・"衝撃 "!!!」
「ウソップ!!」
ウソップが衝撃で船から落とされる。
「衝撃は体の髄より破壊する!!!」
船に残るは私一人。
「長いね・・・・」
得体の知れない場所だ。流石に気味が悪い。
「あ、そうだ。こういうのもあるんじゃねェか?」
ルフィが突然何かを思いついたように話し出す。
「入口が4つあったろ?どれかがあたりでどれかがハズレ!・・・ハズレだったら、そうだな、空島から落ちるとか」
「や、やめてよ!縁起でもない」
「そうだ!落ちてたまるか!」
「アホなこと言ってんじゃねェよお前ら・・・そんなわけ・・・・・・」
パッと光に包まれ、トンネルと抜けた。
「「「「!!?」」」」
そこは滝になっていて、カラス丸は宙に浮いている。
「あ・・・・・」
私の人生、ここで終わったかもしれない。
まさかルフィの言ったことが現実になったのかと頭をよぎる。
「嘘でしょ・・・・」
「嫌だァ〜〜〜〜!嘘だろ〜〜〜!?」
「いやああああ〜〜〜っ!!!」
なかなかの距離をカラス丸と共に落下する。
このまま青海に落ちてしまうの!?
もしグランドラインに落ちたりなんてしたらとんでもない事態になってしまう。
「!!」
しかし、何とか心配事のようにはならなかった。
ボフゥンとカラス丸は無事、下にあったミルキーロードの上に着水する。
「本当に1万メートル落下するのかと思った」
「おめェが紛らわしいこと言う出すからだろ!クソ野郎!!」
「うっはっはっは!あ〜〜〜〜びびった。死ぬかと思った〜」
「・・・生きてる・・・!!!」
よかった・・・。心臓はまだバクバクしてるが、とりあえず無事らしい。
そして四人であたりを見回した。
「それにしても何だ、ここは・・・」
「玉だな!玉!」
「雲なのかな?」
ミルキーロードがウネウネと通るその森には、直径一メートルほどの真っ白な球がたくさん浮いていた。
「小さい島雲の玉だ・・・」
「ははは!すげ〜〜〜!でっけェ雪みたいだ!・・・これの何が試練なんだ?あたりなんじゃねェのか?ここがっ!」
たくさんあるその玉は今のところ何も危険はなさそうに見える。
「・・・・・私、神官が四人いるっていうから、それぞれの試練に一人ずついるんだと・・・・」
「あァ、ナツキちゃん。おれも似たようなこと考えてる・・・・。まァこいつの言う通りあたりならそれに越したことはねェが・・・・・・」
緊張感のないウソップとルフィはついにその雲の玉で遊び始めてしまった。
私は流石にそこまでは油断できないな・・・。
「へ〜〜い!ウソップ!パスっ!」
「おっし!オーライオーライ!」
ウソップとルフィが雲の玉でキャッチボールをし始めたその途端___
「シャーーーーッ!!」
突然勢いよく、その雲の玉から蛇が飛び出してきた。
「な・・・!ヘビ!?」
「これ卵か何かなの!?」
「コノヤロ!どっか行けェ!!!」
ルフィがその蛇を蹴り上げてことなきを得たが、この雲の玉全部に蛇がいるとなると面倒だ。
「ハァ・・・ハァ・・・びっくりした。何で・・・」
ルフィが珍しく慌てている。誰も何が起きたのかはわからない。
「おいサンジ!前!雲!!」
次はその玉の雲がサンジの眼前に近づいていた。
ウソップが叫んだ。その言葉の通りにサンジが蹴ろうと、その雲に触れた瞬間__
ボン!!と音を立てて、雲が爆発した。
「「「「!!?」」」」
ルフィ、ウソップ、サンジが真っ黒焦げになる。
「ぎゃ〜〜〜〜!ナツキ!?吹っ飛んじまったのか!?」
ルフィが叫ぶ。その視線の先にはドロドロになった私。
「・・・だ、大丈夫。びっくりはしたけど・・・・」
「あ、そうだった・・・。まだ、慣れねェな、それ」
爆発を受けて、ハチミツの身体が飛散してしまった。
飛散したハチミツを集めて、再び人の姿になると、ルフィは安心してくれたようだ。
「にしても、どうなってんだこの玉はァ〜〜〜!!!」
サンジが怒りのあまり叫んだ。するとどこからともなく声が聞こえた。
「ほーーーうほうほう!何が出るかはお楽しみ。その雲の名はびっくり雲」
目の前に現れたのは、帽子にめがね、そしてまん丸の体をした神官であった。
なんか、ボールみたい。強そうには見えないけれどおそらく、神官の一人だ。
「お前が玉の試練か!?たまか!?」
「ほっほほーう!ほほ〜〜〜う!」
ルフィが尋ねるも神官はそのまんまるボディでぽよぽよと飛んで遊ぶ。
「踊ってんじゃねェ!!てめェ何者だァ!!」
サンジが怒るがサトリは答えない。
「おいダンゴ!ナミさん達は無事なんだろうな!!」
「・・・・生贄のことか?ならばしらねえ。あいつらはほっといても死ぬからな・・・・。運良く逃げ出せてもどのみち死ぬからな・・・」
「んだとォ!?」
どのみち死ぬの?
なら、何のために、こんな訳のわからない試練なんて・・・・!
「お前達はお前達の心配をしろ。一応言っておくがおれに勝たなければ当然先には進めないからな」
「・・・・」
思うところはかなりあるが、とにかくやることは明確だ。
あのまん丸神官を倒さないといけない。
「ほほう♪」
神官が動き出した。
ポーンと跳ねながら向かってくる。
「おっしゃ!撃ち落としてやる!」
「ほう。伸びるのか」
「ゴムゴムの・・・え?」
まだルフィは腕を伸ばしていなかった。
「"銃"・・・」
驚きながらもルフィはそのまま技を放つ。しかし、予想していたように神官は簡単にそれを躱し、強烈な張り手をルフィに直撃させた。
「ルフィ!!?」
ゴムのルフィが、張り手で吹っ飛ばされてしまった。
何が起きたのだろう。打撃は効かないはずだ。
「ルフィ!?おい、平気なんだろ!?ただの打撃がお前に聞くはずねェ!!」
ウソップがルフィに向かって叫んだ。
「打撃・・・・?少し違う・・・・!」
「何が違うんだよ!!」
次はサンジが神官に向かっていく。
「ほっほう・・・!右足上段の蹴り・・・」
「首肉・・・・何!?」
「修行者にのみ授けられる力は"
もしかして、あのまん丸、予知でもするの!?
「マントラ・・・・!」
そして神官は再び動きを予知したかのように、サンジの攻撃を躱し、ルフィにした攻撃と同じ強烈な張り手を放つ。
「サンジ!!」
「う!うわああ!サンジィ!!!」
そして次にサトリは船に乗っているナツキとウソップの目の前に降り立つ。そしてウソップにそのまま手を向けた。
「打撃とは違う・・・・・・"
「ウソップ!!」
ウソップが衝撃で船から落とされる。
「衝撃は体の髄より破壊する!!!」
船に残るは私一人。