アッパーヤード
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カラス丸は少しゆっくりではあるが、着実にアッパーヤードへと向かっていた。
「おいみろ・・・!!何だ!?」
目の前に見えてきたのは、予想していたよりも遥かに大きな森。
「スッゲ〜〜〜!地図にこんなもの描いてあったか?」
「すごーい・・・」
「いや・・・森なら描いてあるけどこういう印象はうけねェな。普通の森だ」
ルフィとウソップが森を見上げてそう言った。
「大きな木だね。樹齢何年くらいなんだろう・・・?」
「その地図を持ってた奴らが200年前の人間だろ?その時点で古地図だった可能性もある。1000年くらいなきゃこんな大樹は育たねェよ、ナツキちゃん」
サンジがそう問いに返してくれた。
「そっか・・・なるほどね・・・。サンジは頭もいいんだね」
「惚れちゃった?」
「え?・・・あ、うん。すごいね、サンジ」
危うくサンジの意気を消沈させるところだった。
適当にそう返すと彼は嬉しそうに体をくねらせている。
・・・・・ナミ、いつも大変だな
そしてついにその森の入り口に到達した。
「入り口だ・・・!」
「少し気味が悪いね」
「さァ、引き返すんなら今のうちだぞ。覚悟はできたか?ウソップ」
「え、じゃあできれば帰らせてもら・・・」
「いくぞ!!!」
「聞く気ねェんじゃねェか!!!」
動物の気配がし、ギャアギャアと鳥のような鳴き声がする。
「うわっ!なんかいるぞ!」
「そりゃおめー森だもんよ・・・」
「動物とかいるでしょ」
無音の森の方が怖いだろうに・・・。
しかし段々とウソップが怖がる理由にも納得できてきた。
「・・・あれ、船?」
「ああ・・・。お前ら周り見てみろよ。コレ船の残骸じゃねェか?」
ウソップと二人ドギマギして周りを見る。
何でこんなところに船の残骸が。
「そりゃ森だもんよ」
「「関係あるかァ!!」」
綺麗に揃ってルフィに物申す。
そして再び何か物音がして、ウソップはおびえ出した。
「あっ・・・まただ・・!!!」
「だから色々いるよ。森なんだか・・・」
「違う!!!」
ウソップがこれまで以上に慌て出し、ルフィの言葉を遮った。
何事かと、他の3人が上を見上げた時、巨大な振り子のような刃物が目の前を横切った。
「うぎゃああっ!!」
「わっ!!!」
「ナツキちゃん!」
危うく船が真っ二つになりそうになる。
「私は切られても問題ないけど、皆は避けないと・・・・!!」
「そーか、おめーの能力便利だな」
「えへへ」
「油断するな!もう一個くる!!」
ガラガラと歯車の音が聞こえた。そして、その振り子のような鎌はいくつもあるということがわかる。
これは、私以外の3人のとってはかなりまずい道だ。
「思いっきり漕げ〜〜〜〜っ!!!」
ルフィが叫び、皆全力でオールで漕ぐ。
「!!」
前方の鎌にこのままだと当たってしまう!!
「ゴムゴムの・・・・・!!」
ルフィが後ろ向きでそう言った。
「ルフィ!?」
「何やってんだ!狙うならあっちだ!」
ウソップとそう言ったが、ルフィはいいからそのまま進めという。
「わかった!」
「・・・バズーカ!!!!」
ルフィが後方に腕を伸ばしたおかげで、反動が生まれカラス丸は一気に振り子鎌の道を通り抜けた。
「うあァっ!抜けた!」
「あぶねェ!」
「すごいっ!ルフィ!」
喜びも束の間、すぐにシャーという動物の鳴き声がした。
「ミツミツ・・・"密銃 "!」
銃のようにハチミツを飛ばし巨大な蛇のような生き物に当てる。
何とか撃退したようだ。
「何だ!?蛇か!?」
「口が変だったよ!?」
「ヤツメだ・・・。血を吸われるどころじゃすまねェぞ。あのデカさじゃ・・・」
サンジがイライラしながら続けた。
「このミルキーロード、止まってうだうだやってたらエライ目にあうぜ。進み続けるしかなさそうだ」
サンジの言う通り、そんな気はないが、引き返すことなどさせてくれない作りのようだ。
とにかく今は前進あるのみ。
「うわっ!今度は巨人が現れた!」
「違うよ」
「バカ、石像だ・・・・」
大仏の顔のようなものの手前に、トンネルが4つ並んでいた。
「入口が4つある!まさかそれぞれ別の場所へ繋がってるんじゃねェか!?」
そしてその入り口の上には何やら文字が書いていて、それを見たルフィは急にソワソワし出した。
「沼の試練、鉄の試練、紐の試練、玉の試練。うはァ!どこ入ってもいいのかな!」
「ルフィ楽しそうだね・・・。4つのうち一つを選べってことだよね?」
「おれ達とゲームでもしようってのか。ゴッドはよ・・・!」
4人で顔を見合わせた。
「どうする・・・・!?」
「よし!『玉』行こう。楽しそうじゃねェか?」
ルフィが玉の試練をお望みというのなら、私はそれに従うまでだ。
何より、どれが良いのかなんて分かりゃしない。
カラス丸は4人を連れて玉の試練と書かれたトンネルの入り口へ入っていった。
「おいみろ・・・!!何だ!?」
目の前に見えてきたのは、予想していたよりも遥かに大きな森。
「スッゲ〜〜〜!地図にこんなもの描いてあったか?」
「すごーい・・・」
「いや・・・森なら描いてあるけどこういう印象はうけねェな。普通の森だ」
ルフィとウソップが森を見上げてそう言った。
「大きな木だね。樹齢何年くらいなんだろう・・・?」
「その地図を持ってた奴らが200年前の人間だろ?その時点で古地図だった可能性もある。1000年くらいなきゃこんな大樹は育たねェよ、ナツキちゃん」
サンジがそう問いに返してくれた。
「そっか・・・なるほどね・・・。サンジは頭もいいんだね」
「惚れちゃった?」
「え?・・・あ、うん。すごいね、サンジ」
危うくサンジの意気を消沈させるところだった。
適当にそう返すと彼は嬉しそうに体をくねらせている。
・・・・・ナミ、いつも大変だな
そしてついにその森の入り口に到達した。
「入り口だ・・・!」
「少し気味が悪いね」
「さァ、引き返すんなら今のうちだぞ。覚悟はできたか?ウソップ」
「え、じゃあできれば帰らせてもら・・・」
「いくぞ!!!」
「聞く気ねェんじゃねェか!!!」
動物の気配がし、ギャアギャアと鳥のような鳴き声がする。
「うわっ!なんかいるぞ!」
「そりゃおめー森だもんよ・・・」
「動物とかいるでしょ」
無音の森の方が怖いだろうに・・・。
しかし段々とウソップが怖がる理由にも納得できてきた。
「・・・あれ、船?」
「ああ・・・。お前ら周り見てみろよ。コレ船の残骸じゃねェか?」
ウソップと二人ドギマギして周りを見る。
何でこんなところに船の残骸が。
「そりゃ森だもんよ」
「「関係あるかァ!!」」
綺麗に揃ってルフィに物申す。
そして再び何か物音がして、ウソップはおびえ出した。
「あっ・・・まただ・・!!!」
「だから色々いるよ。森なんだか・・・」
「違う!!!」
ウソップがこれまで以上に慌て出し、ルフィの言葉を遮った。
何事かと、他の3人が上を見上げた時、巨大な振り子のような刃物が目の前を横切った。
「うぎゃああっ!!」
「わっ!!!」
「ナツキちゃん!」
危うく船が真っ二つになりそうになる。
「私は切られても問題ないけど、皆は避けないと・・・・!!」
「そーか、おめーの能力便利だな」
「えへへ」
「油断するな!もう一個くる!!」
ガラガラと歯車の音が聞こえた。そして、その振り子のような鎌はいくつもあるということがわかる。
これは、私以外の3人のとってはかなりまずい道だ。
「思いっきり漕げ〜〜〜〜っ!!!」
ルフィが叫び、皆全力でオールで漕ぐ。
「!!」
前方の鎌にこのままだと当たってしまう!!
「ゴムゴムの・・・・・!!」
ルフィが後ろ向きでそう言った。
「ルフィ!?」
「何やってんだ!狙うならあっちだ!」
ウソップとそう言ったが、ルフィはいいからそのまま進めという。
「わかった!」
「・・・バズーカ!!!!」
ルフィが後方に腕を伸ばしたおかげで、反動が生まれカラス丸は一気に振り子鎌の道を通り抜けた。
「うあァっ!抜けた!」
「あぶねェ!」
「すごいっ!ルフィ!」
喜びも束の間、すぐにシャーという動物の鳴き声がした。
「ミツミツ・・・"
銃のようにハチミツを飛ばし巨大な蛇のような生き物に当てる。
何とか撃退したようだ。
「何だ!?蛇か!?」
「口が変だったよ!?」
「ヤツメだ・・・。血を吸われるどころじゃすまねェぞ。あのデカさじゃ・・・」
サンジがイライラしながら続けた。
「このミルキーロード、止まってうだうだやってたらエライ目にあうぜ。進み続けるしかなさそうだ」
サンジの言う通り、そんな気はないが、引き返すことなどさせてくれない作りのようだ。
とにかく今は前進あるのみ。
「うわっ!今度は巨人が現れた!」
「違うよ」
「バカ、石像だ・・・・」
大仏の顔のようなものの手前に、トンネルが4つ並んでいた。
「入口が4つある!まさかそれぞれ別の場所へ繋がってるんじゃねェか!?」
そしてその入り口の上には何やら文字が書いていて、それを見たルフィは急にソワソワし出した。
「沼の試練、鉄の試練、紐の試練、玉の試練。うはァ!どこ入ってもいいのかな!」
「ルフィ楽しそうだね・・・。4つのうち一つを選べってことだよね?」
「おれ達とゲームでもしようってのか。ゴッドはよ・・・!」
4人で顔を見合わせた。
「どうする・・・・!?」
「よし!『玉』行こう。楽しそうじゃねェか?」
ルフィが玉の試練をお望みというのなら、私はそれに従うまでだ。
何より、どれが良いのかなんて分かりゃしない。
カラス丸は4人を連れて玉の試練と書かれたトンネルの入り口へ入っていった。