スカイピア
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どうやらウェイバーは乗りこなすのは相当難しい乗り物のようで、コニスも乗れるまで10年かかったと言っている。
「おーい」
じゃあ誰も乗れないな、なんて思っていたら海の上から優雅にナミがウェイバーに乗って手を振っていた。
「ナミ!?」「乗っとる!!」
コレはきっと優れた航海士ならではの技だ。私やルフィは多分無理だろう。
時間をかけたら乗れるかもしれないけれど、それまでに何度も海に落ちるのはごめん被る。私にとっては命がいくつあっても足りない。
「なんで乗れるんだ!?あんなのに!!おいナミ!おっさんちにすぐいくから早く降りろ!アホ〜〜〜!!早く降りろ!ア〜〜ホ〜〜」
「・・・ルフィ、やめなよ・・・」
自分が乗れなかったウェイバーにナミが簡単に乗れてしまったのが相当悔しいらしい。子供の様なルフィに、サンジが「当たんな」と軽く蹴りを入れた。
「先行ってて!!」
「うん!気をつけてね〜」
ナミがもう少しウェイバーで遊ぶようなので、先にコニスとパガヤの家に向かう。
空島の雲についての説明を聞きながら、長い階段を登っていると無事彼らの自宅にたどり着く。
「わ!素敵ね!」
テラスから真っ白な海を一望できる、最高の立地にその家は立っていた。
そこでコニスが早速、ウェイバーを動かす動力源となっている"ダイアル"について説明してくれる。
さまざまな種類があり、音を記録したり、風を蓄えたりと空島の生活にはなくてはならないものだそうだ。
「ん、ナツキ、何描いてんだ?」
「ラフって言って、下書きの下書きって感じかな。今のうちにいっぱい記録を取って、後でゆっくり空の海を描くの!」
「そーか!楽しみだなァ!また描いてるところ見せてくれよ」
「うん。いいよ」
せっかくこんなに景色がいいのだから、いくつも構図を小さなスケッチブックに簡単に描いていく。
するとしばらくしていい匂いが漂ってきた。
「さァできたぞ!!」
ずっとキッチンで楽しそうにしていたサンジが料理を作り終えたようだ。
「うわ〜、豪華!美味しそうだね!」
「ナツキちゃんとコニスちゃんにはスペシャルドリンクもあるよ〜〜♡」
「ありがと!」
早速ルフィ達と空の幸を楽しむ。
「おい!ナミさんはどこいったんだ?」
サンジが窓から海を見てそう言った。
「いるだろ、海に・・・」
「いや、いねェ・・・」
「じゃ、ちょっと遠出してんだよ。ほっとけって!」
「大丈夫じゃない?ナミはしっかりしてるし、危ないこともしないよ」
そう言ってもコニスとパガヤは不安そうだ。
「なんだ?どうした」
ルフィが空魚を食べながらそう聞いた。
「この"スカイピア"には何があっても絶対に足を踏み入れてはならない場所があるんです。その土地はこの島と隣接しているので、ウェイバーだとすぐに行けてしまう場所で・・・」
「足を踏み入れちゃならないってなんだそれ?」
再びコニスにルフィが尋ねる。
「・・・・・聖域です。神の住む土地、アッパーヤード」
神の住む土地?
「神がいるのか?絶対に足を踏み入れちゃならない場所に・・・・・!」
「はい。ここは神の国ですから全能の神"ゴッド・エネル"によって治められているのです」
神様か。どんなところに住んでいるのだろう。
想像がつかない。
「神様のいるところ行ってみたいね」
「ダメです!絶対に行ってはいけない場所なんです!」
「ご、ごめんなさい」
コニスに強くそう言われてしまった。
「そうだ!ナツキ!・・・・・はっ!」
ウソップがあることに気づいたようだ。
「おいルフィ!てめェ今何考えてる!?話をよく聞けよ!足を踏み入れてはならないっていうのは絶対にそこに入っちゃならないって意味なんだぞ!?ルフィ!」
「そうか・・・・絶対に入っちゃいけねェ場所かァ・・・・・」
あ、この感じは絶対入る気だな。
「おし!とにかくナミを探しに行こう!あ、でもちょっと待って。コレ食ったらな」
「そんな悠長なこと言ってる間にナミさんの身に何か起きたらどうすんだ、お前」
ひとまずナミを迎えにいくためにビーチへ向かう。ついでにパガヤがルフィがガレオン船から拾ってきた壊れたウェイバーをみてくれるという。
メリー号の錨を上げ、みんなと共にナミを迎えにいく準備を整える。
「ん?」
なんだかビーチの方が騒がしいな、とみると大勢の男が匍匐 前進でルフィに近づいていった。
「あなた方ですね!?青海からやってこられた不法入国者8名というのは!!」
どうやら警備隊か何かのようで、その隊長はそう言い放ったのだ。
「不法入国?」
何のことだ?
「入国料。一人10億エクストルだったかしら・・・確かに払ってないものね」
「え?そういうことなの!?」
ロビンの言葉はその通りなのだが、通って良いと言われたのにそういうことがあるのだろうか。
さて困った・・・・・。
皆がその隊長の話を聞いていると、罰金800億エクストルを払えば、放免されるらしい。
800億エクストル、ベリーに換算すると、800万ベリー。うん、高額。
「高ェよ!なんで命懸けで空へ登ってきて入国だけでそんなに払わなきゃならねェんだ!?」
サンジが声を荒げた。
「もういいよ、放っとこうぜ。早くナミさん探しに行かねェと今頃どっかで泣いてるカモ」
泣いているかどうかは置いておいて、サンジのいうことも一理ある。
そういえば私たちは海賊なのだ。律儀に理不尽な要求を飲む道理もないし、飲んだところで犯罪者集団だ。
ルフィもそのようで、隊長の申し出を断ろうとした、その時だった。
「ちょっと待って!!ルフィ!その人達に逆らっちゃダメよ!!!」
ナミが無事に戻ってきたのだ。
しかしそのナミの言葉に不満があるウソップは言った。
「逆らうなって、オイ、ナミ。じゃあ800万ベリーの不法入国料払えるのか!?」
「・・・・よかった。まだ罰金で済むのね・・・800万ベリーって・・・
高すぎるわよ!!!!!」
そのままウェイバーごと、怒りながら隊長につっこんでいってしまった。
「「オイ」」
思わずゾロとウソップが突っ込む。
「あはは、ナミ、絶好調だね」
しかし、段々と笑える状況ではなくなってきた。
「おーい」
じゃあ誰も乗れないな、なんて思っていたら海の上から優雅にナミがウェイバーに乗って手を振っていた。
「ナミ!?」「乗っとる!!」
コレはきっと優れた航海士ならではの技だ。私やルフィは多分無理だろう。
時間をかけたら乗れるかもしれないけれど、それまでに何度も海に落ちるのはごめん被る。私にとっては命がいくつあっても足りない。
「なんで乗れるんだ!?あんなのに!!おいナミ!おっさんちにすぐいくから早く降りろ!アホ〜〜〜!!早く降りろ!ア〜〜ホ〜〜」
「・・・ルフィ、やめなよ・・・」
自分が乗れなかったウェイバーにナミが簡単に乗れてしまったのが相当悔しいらしい。子供の様なルフィに、サンジが「当たんな」と軽く蹴りを入れた。
「先行ってて!!」
「うん!気をつけてね〜」
ナミがもう少しウェイバーで遊ぶようなので、先にコニスとパガヤの家に向かう。
空島の雲についての説明を聞きながら、長い階段を登っていると無事彼らの自宅にたどり着く。
「わ!素敵ね!」
テラスから真っ白な海を一望できる、最高の立地にその家は立っていた。
そこでコニスが早速、ウェイバーを動かす動力源となっている"ダイアル"について説明してくれる。
さまざまな種類があり、音を記録したり、風を蓄えたりと空島の生活にはなくてはならないものだそうだ。
「ん、ナツキ、何描いてんだ?」
「ラフって言って、下書きの下書きって感じかな。今のうちにいっぱい記録を取って、後でゆっくり空の海を描くの!」
「そーか!楽しみだなァ!また描いてるところ見せてくれよ」
「うん。いいよ」
せっかくこんなに景色がいいのだから、いくつも構図を小さなスケッチブックに簡単に描いていく。
するとしばらくしていい匂いが漂ってきた。
「さァできたぞ!!」
ずっとキッチンで楽しそうにしていたサンジが料理を作り終えたようだ。
「うわ〜、豪華!美味しそうだね!」
「ナツキちゃんとコニスちゃんにはスペシャルドリンクもあるよ〜〜♡」
「ありがと!」
早速ルフィ達と空の幸を楽しむ。
「おい!ナミさんはどこいったんだ?」
サンジが窓から海を見てそう言った。
「いるだろ、海に・・・」
「いや、いねェ・・・」
「じゃ、ちょっと遠出してんだよ。ほっとけって!」
「大丈夫じゃない?ナミはしっかりしてるし、危ないこともしないよ」
そう言ってもコニスとパガヤは不安そうだ。
「なんだ?どうした」
ルフィが空魚を食べながらそう聞いた。
「この"スカイピア"には何があっても絶対に足を踏み入れてはならない場所があるんです。その土地はこの島と隣接しているので、ウェイバーだとすぐに行けてしまう場所で・・・」
「足を踏み入れちゃならないってなんだそれ?」
再びコニスにルフィが尋ねる。
「・・・・・聖域です。神の住む土地、アッパーヤード」
神の住む土地?
「神がいるのか?絶対に足を踏み入れちゃならない場所に・・・・・!」
「はい。ここは神の国ですから全能の神"ゴッド・エネル"によって治められているのです」
神様か。どんなところに住んでいるのだろう。
想像がつかない。
「神様のいるところ行ってみたいね」
「ダメです!絶対に行ってはいけない場所なんです!」
「ご、ごめんなさい」
コニスに強くそう言われてしまった。
「そうだ!ナツキ!・・・・・はっ!」
ウソップがあることに気づいたようだ。
「おいルフィ!てめェ今何考えてる!?話をよく聞けよ!足を踏み入れてはならないっていうのは絶対にそこに入っちゃならないって意味なんだぞ!?ルフィ!」
「そうか・・・・絶対に入っちゃいけねェ場所かァ・・・・・」
あ、この感じは絶対入る気だな。
「おし!とにかくナミを探しに行こう!あ、でもちょっと待って。コレ食ったらな」
「そんな悠長なこと言ってる間にナミさんの身に何か起きたらどうすんだ、お前」
ひとまずナミを迎えにいくためにビーチへ向かう。ついでにパガヤがルフィがガレオン船から拾ってきた壊れたウェイバーをみてくれるという。
メリー号の錨を上げ、みんなと共にナミを迎えにいく準備を整える。
「ん?」
なんだかビーチの方が騒がしいな、とみると大勢の男が
「あなた方ですね!?青海からやってこられた不法入国者8名というのは!!」
どうやら警備隊か何かのようで、その隊長はそう言い放ったのだ。
「不法入国?」
何のことだ?
「入国料。一人10億エクストルだったかしら・・・確かに払ってないものね」
「え?そういうことなの!?」
ロビンの言葉はその通りなのだが、通って良いと言われたのにそういうことがあるのだろうか。
さて困った・・・・・。
皆がその隊長の話を聞いていると、罰金800億エクストルを払えば、放免されるらしい。
800億エクストル、ベリーに換算すると、800万ベリー。うん、高額。
「高ェよ!なんで命懸けで空へ登ってきて入国だけでそんなに払わなきゃならねェんだ!?」
サンジが声を荒げた。
「もういいよ、放っとこうぜ。早くナミさん探しに行かねェと今頃どっかで泣いてるカモ」
泣いているかどうかは置いておいて、サンジのいうことも一理ある。
そういえば私たちは海賊なのだ。律儀に理不尽な要求を飲む道理もないし、飲んだところで犯罪者集団だ。
ルフィもそのようで、隊長の申し出を断ろうとした、その時だった。
「ちょっと待って!!ルフィ!その人達に逆らっちゃダメよ!!!」
ナミが無事に戻ってきたのだ。
しかしそのナミの言葉に不満があるウソップは言った。
「逆らうなって、オイ、ナミ。じゃあ800万ベリーの不法入国料払えるのか!?」
「・・・・よかった。まだ罰金で済むのね・・・800万ベリーって・・・
高すぎるわよ!!!!!」
そのままウェイバーごと、怒りながら隊長につっこんでいってしまった。
「「オイ」」
思わずゾロとウソップが突っ込む。
「あはは、ナミ、絶好調だね」
しかし、段々と笑える状況ではなくなってきた。