いざ空へ
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「・・・・・・去ったか・・・」
空の騎士はそう呟いた。
「なんなのよ一体・・・!あいつは何者だったの?それに何よ!あんた達だらしない!!」
ナミが倒れてしまった男達に怒鳴る。
「3人とも大丈夫!?」
ルフィもゾロもサンジも軽症のようで、ひとまず安堵する。
「いや全く・・・不甲斐ねェ」
「なんか体が・・・うまく動かねぇ」
サンジとルフィがそう言った。おそらく、空気が薄いせだとロビンが説明する。
「お主ら青海人か?」
空の騎士はそう尋ねた。
青海とは私たちのよく知る方の海のことだそうだ。
彼が言うにはここは白海と言って、この上にはさらに白々海と言う海があるらしく、青海人は空ではうまく動けないらしい。
「・・・質問は山ほどあるだろうが、まず、ビジネスの話をしようじゃないか。吾輩、フリーの傭兵である。ここは危険の多い海だ。空の戦いを知らぬものならさっきの様なゲリラに狙われ空魚の餌になるのがオチだ。
1ホイッスル500万エクストルで、助けてやろう」
沈黙が流れる。
・・・・・"えくすとる"とは?
「何言ってんだ、おっさん」
「ぬ!」
ルフィが代表して皆の気持ちを代弁した。
「バカな・・・格安であろうが!これ以上は1エクストルもまからんぞ!吾輩とて生活があるのだから!」
空の騎士はそう言ったが、エクストルという言葉を初めて聞いたクルーは疑問を投げかける。
「・・・・お主ら、ハイウエストの頂からここへきたんじゃないのか?ならば島を一つ二つ通ったろう」
・・・まさか他にもここへ来る方法が?空島というのはいくつもあるものなの・・・?
「私たち、ついさっき"突き上げる海流 "でここまできたんだよ」
騎士にそう言うと、彼は目を丸くする。
「なんと!あのバケモノ海流に乗ってここへ!?・・・まだそんな度胸の持ち主がおったか・・・・」
その言葉を聞いてナミは涙を流し、そして激怒し、ルフィに掴みかかる。
「着いたからいいじゃねェか着いたからいいじゃねェか」
「死ぬ思いだったじゃないのよ!!じっくり情報を集めてればもっと安全に・・・」
「ま、まあナミ、落ち着いて・・・」
ルフィの首がしまってしまう・・・・。
空の騎士はルフィに問いかけた。
「一人でも船員を欠いたか?」
「いや、全員で来た」
「他のルートではそうはいかん。100人で空を目指し、何人かが到達する、誰かが生き残る、そう言う賭けだ。・・・だが、"突き上げる海流 "は全員死ぬか、全員到達するか、それだけだ」
空の騎士は続ける。
「0か100かの賭けができる者達はそうはおらん。近年では特にな。度胸と実力を備えるなかなかの航海者達と見受けた」
そう言って、空の騎士はホイッスルを置く。
「1ホイッスルとは、一度この笛を吹き鳴らすこと。さすれば吾輩、天よりお主らを助けに参上する!本来はそれで空の通貨500万エクストル頂戴するが、1ホイッスルお主らにプレゼントしよう!その笛でいつでも吾輩を呼ぶがよい!」
空の騎士が、去ろうとしたのでナミが声を上げた。
「待って!名前もまだ・・・」
「我が名は空の騎士、ガン・フォール!!そして相棒、ピエール!!」
そしてそのピエールは鳥にしてウマウマの実を食べたという。翼を出し、綺麗なペガサスを一同想像したが、なんとも言えない姿の馬鳥がそこにはいた。
(((((いやァ、微妙・・・)))))
「勇者達に幸運あれ!!!」
バッサバッサとピエールの背に乗って、ガン・フォールは飛び立っていった。
「結局、何も教えてくれなかったわ」
「・・・・そうだ・・・ほんと・・・何も・・・・」
ロビンとウソップがそう言った。
確かに結局フリダシに戻っただけだった。
しかしすぐにチョッパーが滝の様なものを見つける。
船で近づいてみると、その手前には一段と大きな雲があった。
ルフィが、試しにその雲に腕を伸ばしてみると、触れる雲だとわかる。するとルフィがすぐさまその雲の上に乗って、ぴょんぴょんと遊び出した。
楽しそうだ。
「みろ!乗れた!しずまねぇぞ!ふかふかする!綿みたいだ!」
そのルフィの様子を見て、すぐさまチョッパーとウソップが雲に上陸する。
「・・・でも、そうなるとこの盛り上がった雲のある場所は船じゃ通れないわけか・・・・。ねェ!上から船の通れるルートを探して!」
「おう!よし!」
ナミが上陸したルフィ達にそう頼むと、ルフィは楽しそうに承諾した。
「オイ!ルフィ!あっち何かあるぜ!」
「なんだなんだ」
ルフィ達が門を見つけ、その方向に向かっている道を先導する。
「・・・よし!抜けたみたい」
皆と共に、その門を見上げる。
門には"Heaven's Gate"と書かれていた。
・・・・天国の門。
あれ、もしかして私って、もう死んじゃった?
空の騎士はそう呟いた。
「なんなのよ一体・・・!あいつは何者だったの?それに何よ!あんた達だらしない!!」
ナミが倒れてしまった男達に怒鳴る。
「3人とも大丈夫!?」
ルフィもゾロもサンジも軽症のようで、ひとまず安堵する。
「いや全く・・・不甲斐ねェ」
「なんか体が・・・うまく動かねぇ」
サンジとルフィがそう言った。おそらく、空気が薄いせだとロビンが説明する。
「お主ら青海人か?」
空の騎士はそう尋ねた。
青海とは私たちのよく知る方の海のことだそうだ。
彼が言うにはここは白海と言って、この上にはさらに白々海と言う海があるらしく、青海人は空ではうまく動けないらしい。
「・・・質問は山ほどあるだろうが、まず、ビジネスの話をしようじゃないか。吾輩、フリーの傭兵である。ここは危険の多い海だ。空の戦いを知らぬものならさっきの様なゲリラに狙われ空魚の餌になるのがオチだ。
1ホイッスル500万エクストルで、助けてやろう」
沈黙が流れる。
・・・・・"えくすとる"とは?
「何言ってんだ、おっさん」
「ぬ!」
ルフィが代表して皆の気持ちを代弁した。
「バカな・・・格安であろうが!これ以上は1エクストルもまからんぞ!吾輩とて生活があるのだから!」
空の騎士はそう言ったが、エクストルという言葉を初めて聞いたクルーは疑問を投げかける。
「・・・・お主ら、ハイウエストの頂からここへきたんじゃないのか?ならば島を一つ二つ通ったろう」
・・・まさか他にもここへ来る方法が?空島というのはいくつもあるものなの・・・?
「私たち、ついさっき"
騎士にそう言うと、彼は目を丸くする。
「なんと!あのバケモノ海流に乗ってここへ!?・・・まだそんな度胸の持ち主がおったか・・・・」
その言葉を聞いてナミは涙を流し、そして激怒し、ルフィに掴みかかる。
「着いたからいいじゃねェか着いたからいいじゃねェか」
「死ぬ思いだったじゃないのよ!!じっくり情報を集めてればもっと安全に・・・」
「ま、まあナミ、落ち着いて・・・」
ルフィの首がしまってしまう・・・・。
空の騎士はルフィに問いかけた。
「一人でも船員を欠いたか?」
「いや、全員で来た」
「他のルートではそうはいかん。100人で空を目指し、何人かが到達する、誰かが生き残る、そう言う賭けだ。・・・だが、"
空の騎士は続ける。
「0か100かの賭けができる者達はそうはおらん。近年では特にな。度胸と実力を備えるなかなかの航海者達と見受けた」
そう言って、空の騎士はホイッスルを置く。
「1ホイッスルとは、一度この笛を吹き鳴らすこと。さすれば吾輩、天よりお主らを助けに参上する!本来はそれで空の通貨500万エクストル頂戴するが、1ホイッスルお主らにプレゼントしよう!その笛でいつでも吾輩を呼ぶがよい!」
空の騎士が、去ろうとしたのでナミが声を上げた。
「待って!名前もまだ・・・」
「我が名は空の騎士、ガン・フォール!!そして相棒、ピエール!!」
そしてそのピエールは鳥にしてウマウマの実を食べたという。翼を出し、綺麗なペガサスを一同想像したが、なんとも言えない姿の馬鳥がそこにはいた。
(((((いやァ、微妙・・・)))))
「勇者達に幸運あれ!!!」
バッサバッサとピエールの背に乗って、ガン・フォールは飛び立っていった。
「結局、何も教えてくれなかったわ」
「・・・・そうだ・・・ほんと・・・何も・・・・」
ロビンとウソップがそう言った。
確かに結局フリダシに戻っただけだった。
しかしすぐにチョッパーが滝の様なものを見つける。
船で近づいてみると、その手前には一段と大きな雲があった。
ルフィが、試しにその雲に腕を伸ばしてみると、触れる雲だとわかる。するとルフィがすぐさまその雲の上に乗って、ぴょんぴょんと遊び出した。
楽しそうだ。
「みろ!乗れた!しずまねぇぞ!ふかふかする!綿みたいだ!」
そのルフィの様子を見て、すぐさまチョッパーとウソップが雲に上陸する。
「・・・でも、そうなるとこの盛り上がった雲のある場所は船じゃ通れないわけか・・・・。ねェ!上から船の通れるルートを探して!」
「おう!よし!」
ナミが上陸したルフィ達にそう頼むと、ルフィは楽しそうに承諾した。
「オイ!ルフィ!あっち何かあるぜ!」
「なんだなんだ」
ルフィ達が門を見つけ、その方向に向かっている道を先導する。
「・・・よし!抜けたみたい」
皆と共に、その門を見上げる。
門には"Heaven's Gate"と書かれていた。
・・・・天国の門。
あれ、もしかして私って、もう死んじゃった?